2010年10月26日火曜日

OLYMPUS_OM-1_OM-2

最近中判(特に2眼レフ)の収集とレストアを行っていますが
久しぶりに35mmのレストアに着手。
OLYMPUS OM-2 非常にコンパクトな1眼レフカメラです。
手にした時はプリズム腐食と電源が入らないという症状。
プリズム腐食はこの時代のカメラの持病。
これはOM-10のジャンクから移植すれば簡単。
モルト(遮光用スポンジ)が劣化してポロポロ・パサパサ。
アルコールできれいにふき取る。
電源が入らない原因はメインスイッチの基盤のサビ。サビた電気接点を丁寧に磨き、仕上げに
接点復活剤を塗って完了。
無事電気回路が復活しました。
後気になるのがシャッター幕のシワ。
いろいろ調べましたがどうやらシャッター幕のリボン(糸)がプーリーから外れている。これ
を直すには相当の時間がかかるため今日は断念。
でも貴重な人気のカメラが復活して本当に嬉しい瞬間でした。
またまたカメラが増えてしまいました。
お店は毎度おなじみハードオフ
買ったのはOLYMPUSOM-2
まぁ、本体はどうでもいい。
欲しかったのは付属のレンズ
OLYMPUS 50mm F1.4のレンズがわりとキレイな状態だった。
レンズはカビもなくわずかなチリが混入してる程度。
本体込みで5000円ならまぁ安いかな~と
自分に言い聞かせて購入。
とあるカメラ屋ではレンズ(カビ有り)で1万超えてたりするから掘り出しモンかな?
本体はプリズム腐食と裏蓋モルト劣化が発生。
メカは問題無いんだけど、露出計が怪しい…
オートとマニュアルで一段ぐらいシャッター速度が違うんだよ。
シャッター音だけで判断してるから、高速域はわからないけど、低速域では違いが出てる。
こういう仕様なのか?はたまた壊れてるのか?
分解も試みたけど、フィルム巻上げレバーのネジが固着してて分解不能。
強引な手段で分解する事もできるけど、その辺どうしようか悩み中です…。
気軽に使えるカメラなんだけど、電池切れで全く使えなくなるカメラなのでちょっと嫌かな~

とりあえず、私のマニュアルのメインはOM-1だな。

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