2010年10月31日日曜日

Canon_OLYMPUS_Nikon

隣町のリサイクルショップにふらっと行ってみました。
カメラがないかと見てみると、噂に聞くジャンクコーナーもあるではないですか。
1つ100円からの山を細かく見て行くと、結構な数のコンパクトフィルムカメラが。
しかしこれといって欲しいものがなく、移動してレジの近くに行くと、、、
少ないながらもショーケースの中にカメラが鎮座しておりました!
Canon の銀塩一眼レフや各社のセミクラシックカメラの中にひときわ目を引くこれが

OLYMPUS PEN EE2 です。PEN−Fを持っているのでついついPENに目がいってし
まいます。

キャップも付いてるし、レンズにもカビはなく、シャッターも巻き上げもスムーズです。
手の中への納まりが妙に良く、車の試乗と一緒でここまでくるともういけません。
そのまま買ってしまいました、2,980円でした。ところが!、、、
家に帰ってファインダーをのぞきながらシャッターを切ると、下の方に赤いモノがチラチラし
ます。
ネットで調べてみると、これ(通称:赤ベロ)は露出がアンダーすぎるかオーバーすぎる時に
出るもので、出ると本来シャッターは切れないはず!。
シャッター半押しで動くはずの絞りも、微動だにせず、、、
やっちまいました、、、、、、、。

しかし、このPEN EE2というカメラ、1968年発売でPEN−Fの兄弟ながら全然違
います。
一眼レフのFがずっしりとメカメカしい(見ようによってはNikonより)のに比べて、すごく
お手軽な感じ。
シャッター音もFのロータリーシャッターが「バシャン!」だとすると、まさに「ペンッ!」
という感じです。
固定焦点でピント合わせ不要、フィルムのASA(今はISO)を合わせれば、カメラが絞り
とシャッター速度(2段階)を決めてくれます。

絞りを自分で決めることも出来るみたいです。

PENシリーズなのでもちろんハーフサイズでフィルム枚数の倍撮れるし(なのでフィルム窓
は縦長)。

修理できれば最強のスナップカメラかも。

デジカメで一枚撮りたいときとか、スイッチを長押ししてレンズが出るのを待ち、更にシャッ
ター半押しでピントが合うのを待ち、
場合によってはストロボオフに設定する作業なんかが煩わしいといつも感じてました(私のI
XYデジタルの場合ですが)。
なんとか直してみようとおもいます。

2010年10月30日土曜日

Canon_AE-1_camera

Canon AE-1連写一眼のキャッチコピーで大いに売れた機種です
シャッター鳴きの持病が出るのでも有名ですね
シャッター優先のAE機で、露出計の針が動くタイプです。
他のAシリーズがデジタルやLED表示なのでそのあたりはうれしいのですが、
はっきりいって、露出補正もできない単なるAEカメラでした
使い勝手はAE-1Pのほうが全然使いやすいです。
このカメラからトップカバーがプラスチックになりました。
かっこは結構いいのですが使っていくうちに物足りなくなってくる機種です
今日はCanon AE-1のファインダー清掃をしました。
最近では、映画「ただ君を愛してる」の宮崎あおい扮する里中静流が使用していたカメラとし
ても有名な機種ですね。(色は黒でしたが…)レンズは50mm/f1.4 s.s.c正に“静流仕様”
まずは、カニ目をオープナーで開けます。
飛びましたが、シャッターダイヤルや、巻き上げクランクをオープナーを使用し外していきま
す。前面エプロン部を外します。

トップカバーと本体とを固定してあるビスを緩めてトップカバーが外せます。
「脳」があらわになりました。
ファインダーを取り外し、クリーナーで綺麗に清掃します。
ホコリを巻き込まないようにファインダーをとりつけました。後は、逆の手順で組み直します

ファインダー清掃終了。今回はここまでです。次回は、スクリーン清掃をする予定です。
Canon AE-1
1976年に「連写一眼」のキャッチコピーで発売されベストセラーになったキャノン AE
-1
当時1眼レフカメラと言えばキャノン、ニコン、ペンタックスでした

 
このcameraにはモータードライブが装備されています
当時は相当高価な買い物のだったようです
デジカメとは一味違います
持った時の重量感が何とも言えません

300mm望遠レンズ
これで飛行機などを撮影していたようです

再度カメラに挑戦しようと考えているようです
電池は注文しないと手に入らないようです
古い道具は段々と部品が手に入りにくくなってきます


現在の写真愛好家の間では絞り優先が主流のようです
このAE-1はシャッタースピード優先モード付きです
シャッタースピードを決めると自動的に絞りが決まる機能がついており当時は画期的な事のよ
うでした
当時のほとんどの機種は露出とこのシャッタースピードを自分で調整しての撮影でカンと経験
が必要でした
まさに職人技が必要な時代でした

2010年10月28日木曜日

OLYMPUS_PEN-S_film

久しぶりにfilmカメラで遊びたくなり、実家の物置を物色しに行きました。
 捜索の結果、昔、父から借りてよく使っていた一眼レフのアサヒペンタックスをまずゲット

 余っていたfilmを入れて、屋外で数枚撮りました。
 シャッターが切れる音は、なんとも懐かしくて良いです。特にこのペンタックスは、シャッ
ター音が大きく感じます。
 被写体を撮っているという感覚よりも、写真を撮っているという感覚の方が大きいです。
 一眼レフは、持ち歩くにはやや大きいので小さいものはないかと探してみると、父がさらに
実家から最近掘り出してきたOLYMPUSPEN-Sを発見しました。発売は1960年頃ですから50年物
です。

 父曰く、PEN-Sはシャッターが切れず壊れているので譲るとのことで迷わず頂戴しました。
 カメラを開けて見たところシャッターの部品が引っかかっているだけでしたので、それを修
正してシャッターが切れるようになりました。
 レンズには黄色いフィルタが付いていました。何で黄色かと知らなかったので調べてみると
、黄色フィルタをつけると人の見た目にはコントラストが強まるらしく、光が少ない条件でも
明るい感じの写真になるようです。(適当調べなので間違っている可能性ありますが)
 ということで、明日、試し撮りをして遊びたいと思います。

私の膝の上でのスナップ。
かわいくてたまりません♪
・・・
ずーっと欲しかったフルマニュアルコンパクト。
ピントと絞り、シャタースピードは当然全てマニュアル。フラッシュも“ホット”シューもな
ければISO設定や露出計すら無く、当然電池は要りません。全ての要素をじっくりと考え再構
成して撮る事もできれば、全てを撮る前に決定し、あとはひたすらシャッターチャンスに専念
する撮り方もできる。ある意味最高のスナップシューターかもしれません。そして、レンズシ
ャッターのもたらす静かでかわいいレリーズ音♪超高感度が売りの最新デジカメのようには撮
れませんが、無粋なシャッター音を暗闇に響かせる事なく、深夜に子供の寝顔をためらわずに
撮れます。たまりません

2010年10月27日水曜日

OLYMPUS_PEN-F_camera

以前からなんとなく気になっていた実家のOLYMPUS PEN-F
50年前に発売された当時の人気cameraで、
昔はインテリぶっていたうちの親父が、私が産まれる前に買ったようです。
数年前に見つけたときは、フィルムの巻き上げレバーがピクリとも動かず、
そのうちビジネスライクな兄にヤフオクで売られる運命かと思ってましたが、
このところのcamera熱で興味がわき、少しいじってみようと急遽救出。
昔からなんでも分解するタイプの私ですが、
時計とカメラは分解するとヤバい、と直感的に感じたので、
修理業者に頼もうかと思ったものの、
状態によっては7,8万円とかするらしく、
壊れていない中古を買ったほうが安いようなので、
ダメもとで自分で修理を試みることに。
涙ぐましい素人のcamera修理の過程は以下で。
まずは開けやすい底フタを恐る恐るオープン。
しかし、仕組みを理解しながら原因を辿るうち、気がつけば結局バラバラに…。
はたして元に戻るのでしょうか。
散々トライアンドエラーを繰り返すうちに、
いくつかの怪しい箇所を発見。
どうやら、むかし作動不良を起こしたまま、
中途半端な状態で十数年も放置していたために、
オイルが劣化して重要な部品が固着した状態だったようです。
の他、パーツのひっかかりを微調整したり、
修理の過程でやらかした故障を直したりと、
なんやかんやの格闘の末、ジーコジーコガッシャ、
というPEN-F独特だという軽快な動作が復活しました。
しかし、レンズをつけると作動不良頻発。
ネットで調べると、レンズの絞りの動きが鈍くなっていると
カメラ側の抵抗が増え、作動不良を起こすという決定的な事実が発覚。
おそらく、昔起こった作動不良もこれが原因かもしれません。
というわけで、ここまできたら臆することなく禁断のレンズ分解&清掃。
正直、バラしたことを後悔するほどの組立の厄介さでしたが
なんとか組み直し、ヌルっと動いて元に戻らなかった絞りが
シャカシャカと軽快に開閉するようになり、カメラの作動不良も完治。
これをもって、修理は完了。

2010年10月26日火曜日

OLYMPUS_OM-1_OM-2

最近中判(特に2眼レフ)の収集とレストアを行っていますが
久しぶりに35mmのレストアに着手。
OLYMPUS OM-2 非常にコンパクトな1眼レフカメラです。
手にした時はプリズム腐食と電源が入らないという症状。
プリズム腐食はこの時代のカメラの持病。
これはOM-10のジャンクから移植すれば簡単。
モルト(遮光用スポンジ)が劣化してポロポロ・パサパサ。
アルコールできれいにふき取る。
電源が入らない原因はメインスイッチの基盤のサビ。サビた電気接点を丁寧に磨き、仕上げに
接点復活剤を塗って完了。
無事電気回路が復活しました。
後気になるのがシャッター幕のシワ。
いろいろ調べましたがどうやらシャッター幕のリボン(糸)がプーリーから外れている。これ
を直すには相当の時間がかかるため今日は断念。
でも貴重な人気のカメラが復活して本当に嬉しい瞬間でした。
またまたカメラが増えてしまいました。
お店は毎度おなじみハードオフ
買ったのはOLYMPUSOM-2
まぁ、本体はどうでもいい。
欲しかったのは付属のレンズ
OLYMPUS 50mm F1.4のレンズがわりとキレイな状態だった。
レンズはカビもなくわずかなチリが混入してる程度。
本体込みで5000円ならまぁ安いかな~と
自分に言い聞かせて購入。
とあるカメラ屋ではレンズ(カビ有り)で1万超えてたりするから掘り出しモンかな?
本体はプリズム腐食と裏蓋モルト劣化が発生。
メカは問題無いんだけど、露出計が怪しい…
オートとマニュアルで一段ぐらいシャッター速度が違うんだよ。
シャッター音だけで判断してるから、高速域はわからないけど、低速域では違いが出てる。
こういう仕様なのか?はたまた壊れてるのか?
分解も試みたけど、フィルム巻上げレバーのネジが固着してて分解不能。
強引な手段で分解する事もできるけど、その辺どうしようか悩み中です…。
気軽に使えるカメラなんだけど、電池切れで全く使えなくなるカメラなのでちょっと嫌かな~

とりあえず、私のマニュアルのメインはOM-1だな。

2010年10月25日月曜日

OM-1_camera_shutter

OMシリーズの初代機であるOM-1の誕生は、昭和48年(1973年)
私が生まれた時に親が購入したものですが、露出計の電池が水銀なんでもう売ってないんです
ね。
という訳で経験値でフィルム一本撮影して現像待ちです。
自分の息子を引き継いだcameraで撮影するのもなんだか感無量。
多少の腐食はありますが、shutter音は快感ですw
私が中学、高校の頃に使っていたOM-1は、今の住まいに越した時にトランクルームに預けてし
まいました。中が、どんな状態なのか知りたくて、トランクルームで発掘してきました。
カメラバックに入っていたのが
OM-1 本体
極初期型のOM-1でした。
案の定、プリズム内にカビ発生で、使用するのはキビシイ。
レンズ
50mm F1.4
28mm F3.5
100mm F2.8
いずれも、カビ大発生。
付属品
ワインダー1
camera本体に後付けするフィルム巻上げ部品です。
これは、ちゃんと動きました。使えます。ちょっと嬉しい。
フィルター
モノクロフィルム用です。
オレンジ・レッド・黄緑 の三枚。
真面目にモノクロ写真、撮っていたんですね。
ケーブルレリーズ
マクロ撮影用エクステンションチューブ
テレプラスX2
交換用ファインダースクリーン2種
アクセサリーシュー2個
こんなの 何時 買ったんでしょ。
すっかり忘れてました。
いずれにしても、懐かしい物ばかり。
でも、カビが凄くて 使えないのが残念ですね。

2010年10月24日日曜日

PENTAX_SP_shutter

PENTAX SPのクロ3台です。
少し前に3台目がやってきました。
長ーいこと、ケース越しに眺めていたものです。
私とカメラを隔てるものは、ガラスケースとお値段。
あるときちょっと下がっていました。
そしてそのお店がリニューアルオープンした後偵察に行くとこれなら良いか?
と思われるお値段になっていました。
下になる固体です。
手持ちの2台より綺麗だったもので。

左側のものは最初に来たもの、ペンタ部に少しへこみあり。
右側がこれまたつい最近うちに来た物
かなり歴戦の擦り傷有り。
SPなんていうと”ピクッ”とよく反応されます。
ニコン様のSPと思われるようで…。
すんません、アサヒのSPです。
サァーっという音と共に皆さん引かれてゆきます。
えーやんかっ!中級機でも。
PENTAXのクロって、結構綺麗だと思うもの。
またまたリサイクルショップでジャンク漁り。
数日前にリサイクルショップで見つけました。
動くか、動かないかはどうでも良く、見た瞬間に購入を決めていました。
初めてのスクリューマウント。  マニアックな領域に突入して行くような(^^)
どんどん深みにはまって行くような気がします.......。
2000円の破格値! 購入しない訳がありません。
残念ながら、shutterを押しても、ミラーが上がったまま、
しかもシャッター幕も完全に閉じません(>_<)
しかし、たまにミラーが下がって、shutter幕も閉じるときがあります。
これは、グリスアップすれば動くかも(^-^)
底のカバーをはずし軽くグリスを吹いてやっただけで、動いた!~\(^0^)/
ほとんど動かなかった、低速のシャッターもほぼ正確に動くようになりました。
後は実際に撮影してみて確認して見たいと思います。

2010年10月23日土曜日

Canon_F-1_film camera

いつもはCANON EOS 5DMarkⅡで撮っていますが、今回の写真はCANON F-1で撮っ
た写真です。

このCanon F-1 、はじめて私が手にした一眼レフカメラです。
今はなき父親に、一眼レフカメラを無心して買ってもらったのが、このCanon F-1
最初は二人で共用する約束でしたが、いつも私が持ち出していたので、父親はもう1台 F-1
を買い足すはめになってしまいました

さて、このCanon F-1、もちろんデジタルでなくfilm cameraです。
おまけに、フォーカスも絞りもすべてマニュアルです。
35年近く前のこのカメラ。
おまけにここ20年ちかく、使っていませんでした。
はたしてこのままオーバーホールにもださすに写るんだろうか・・ 
とりあえず、モノクロフィルムを買ってきて撮ってみました。
36枚撮りだったので、フィルム全部を撮り終えて、現像まで随分時間がかかりました。
よかったあ~、うつってたあ
24枚撮りフィルム1本撮るのに、1週間もかかっちゃいました
が、ようやく撮り終えました。
一番の敗因は、58mmf1.2を開放で使う事にこだわっちゃった
ことかなあ。最後の7枚くらいは、24mmつけてみちくさ市・
手創り市をばしばしっと撮って終わらせちゃいましたが。
おかげ様で、露出計・ファインダ以外は特に不具合が
無いようで、ほっと一安心。
露出計使わず、勘なので、シャッタースピードも厳密に合って
いるかはわかりませんが、最高スピードの1/2000もそれなり
にちゃんと切れている様です。

PENTAX_MX_35mm film camera

我が家にやってきて以来純正のM42スクリューマウントアダプタを介してM42レンズしか装着したことがなかったMX・・・不憫とは思いつつもOMと被るしなぁ・・・・とかいろいろ・・・標準レンズの価格は落ち着いてきたかなぁ・・・でも・・・と躊躇する日が・・・
そんな時にペンスケ展6神戸の特別イベント、フリーマーケットにペンスケ仲間のakkiiさんがPENTAX ME SUPER+SMC M50mmF1.4を出品されていてちょいとおねだり+先日嫁に出したAuto110と交換ということでレンズだけを譲ってもらうことに成功!(akkiiさんすいませんでした)これで初恋のカメラのスペシャルな組み合わせが完成したのです!当時(30年ほど前)はボディとの組み合わせ、今で言うキットというとF1.7・F1.8の標準の組み合わせとちょっと高価なF1.4レンズの組み合わせしかなくF1.4レンズとの組み合わせなんてちょいとしたステータスだったんです!
いつもはレンズを装着してても軽いMXがこのレンズをつけると「えっ???MXってこんな重かった??」って思うくらいのずっしりとした感触!これがF1.4レンズの凄さなんですよね・・・・。
その日はPENTAXカメラ図鑑と譲っていただいたレンズをMXにつけて昔を思いだしていました、うーんこれはOM-2NにF1.4レンズを奢ってやらないと・・・・(馬鹿)

オイラが持っているもう一つの35mm film cameraです。
露出計以外には電池を使わない、機械式のカメラ。
オイラと同い年(1976年製)のカメラを探していたところ、
機械式で安く、かつコンパクトな一眼レフという
とても厳しい条件に合ったのがこのカメラ。
マップカメラで購入しました。
このカメラは、
古いM42マウント(古いカメラは大体これ)が使えるカメラです。
(M42使用にはアダプターが必要になりますが…。)
専門的な話をすると、フランジバックがなんたらかんたら…。
とかなりますが、
とにかく古いレンズが色々楽しめる、粋なカメラだと思ってください

2010年10月22日金曜日

OLYMPUS_OM-3_ZUIKO

これが愛用のOLYMPUS OM-3、1984年発表のモデル。学生時代に購入した。写真はカメラ本
体にOMZUIKOレンズ40ミリF2とワインダー2を装着した図である。素晴らしい堅牢性
と電池無しでもシャッターが切れる完全メカニカル、測光はスポット式で細かい光の調子まで
検知できる。いわばプロ仕様の通好みのカメラだ。私はカメラの腕は大したことはないが、へ
そ曲りで流行のカメラを買う気にはならなかった。
 この翌年には最初のオートフォーカス一眼レフ「ミノルタα7000」(現在のデジカメで
は当たり前)が発表されるわけだから、このカメラはいわば時代から逆行するスタイルである
。何しろ、焦点・絞り・シャッタースピード、全て手動で操作するわけだから。
 
 因みにOMZUIKOレンズ40ミリF2は超薄型レンズで、しかも望遠的写真から広角的写
真まで撮れてF2と明るいレンズ、私には50ミリ標準レンズよりも使い勝手が良かった。ま
たワインダーは本来フィルムの自動巻き上げだけなのだが、このワインダー2は秒2コマ半の
モータードライブにもなる。
 
 私はこのOM-3以外にもOM-1やOM-2を持っていた。OM-1は3の古いバージョン、O
M-2は電子シャッターバージョンである。焦点は手で合わさなければならないが、絞りとシ
ャッタースピードはカメラ任せにできる
これが私が保有するOMシステムのレンズ群。後列左からレフレックス500ミリF8、20
0ミリF5。テレコンバーター、前列左から50ミリF1.8、40ミリF2、28ミリF2
.8。
ファインダーの不具合があった愛機、OLYMPUS OM-3のその後。市内にあるしにせのカメラ修
理店では、電話で機種を告げたところ「メーカーが部品を製造中止したので、修理は扱ってい
ない」と言われ、途方に暮れていた。
ネットで探したところ、長野県でカメラ修理を専門にやっている「ちゅうぶるカメラサービス
」を見つけた。個人でやっている方だが、全国から依頼があり腕は確かなようだ。いちるの望
みにかけることにし、カメラを送って見積もりをしてもらう。
見積もりによると、ファインダー不良、モルト交換、スピード露出の精度不良、各部分解清掃
、点検調整-といった結果。いままで問い合わせた店では「修理不能」と診断されてきただけ
に、即メンテナンスを依頼した。
ほぼベストな状態で直った。前職で苦楽をともにしたカメラ。デジタル全盛の時代になってし
まったが、これからも大切に使い続けていきたい。それには、古いカメラもよみがえらせてく
れる街の“修理屋さん”の存在は貴重だ。

2010年10月20日水曜日

Nikon_F2_Photomic

写真工業1975年6月号の連載記事『「システムカメラ思考」16回データ・システム』にNikon  F2
用データ装置として下の250枚撮りフィルムバックが載っていました。
Nikon F2データの発売は1976年11月で、この記事にあるカメラは特注品もしくは試作品ではな
いかと思われます。
あまりハッキリとした画像ではありませんが、データバックのデザインや、マスクされ、デー
タの写る範囲の違いが分かると思います。

記事によると、250枚撮りフィルムバック・モータードライブ用で、画面左側に幅3.5ミリ×
12mmの大きさで3針式の時計と年月日、メモ板に記入した文字が写し込め、AC電源利用時には
秒あたり3コマまでの写し込みが可能とあります。データ写し込み範囲が大きく時計ユニット
もしくはデートユニットとメモ書きの両方写せるようですが、画面左3.5ミリ分がそっくりマ
スクされてしまい、製品では改良の後が伺われます。
久しぶりのNikon F2です。
現在のデジタル一眼レフとは全く違う存在感。
かっちょいいです!!
金属の塊感といい、重さといい 何ともいえませんね。
このF2は最初期モデルで貼ってある革がその後のモデルと違い
細かいシボになっています。
また、マウント周りのネジもマイナスネジが使われています。
その後のモデルはプラスネジとなっており、ちょっと違うF2になります。
Photomicファインダー部分もボディ同様のシボ革になっていまして
なかなか素敵なんですよ。
巻き上げる感触も良いですし
シャッター音も大好きです。
機械が動いているぞ~という感じです。
高校生の時分から憧れだったNikonの高級一眼レフ「F2」...。とうとう手に入れました。
それも「Photomic AS」です。キタムラのネット中古で見つけたのですが、何と言っても「ガ
ンカプラーAS-1」が付いていたということがポイント高かったですね。

2010年10月19日火曜日

OLYMPUS OM-2_OM-1_AE

OLYMPUS OM-2
このカメラの最大の特徴は、絞り優先AEで自動露出が使える事です。
かなりの写真が、ファインダーを覗かないでの撮影です。
概ねこんなものかなと、カメラを向けてシャッターを落とす。
出来上がりまで、どうなるかわかりませんけど、これはこれで楽しいです。
ピントは目測、露出は自動です。
ところで、今回使用したこのレンズ。
ヒカリカメラさんでOM-1に付いてきたF1.2と言う、大口径の明るい高速レンズです。
トリウムレンズとしても有名で、微量の放射性部質をレンズガラスに含みます。
このため、素晴らしく解像度の高い描写をしますが、経年変化で、ファインダーを覗いただけ
でもわかる程、黄変してしまっています。
でも、カラーで補正しなくてもこの程度ですので、これはこれとして愉しんでいます。
紫外線に長時間当てると、クリアーになるそうですが。
OLYMPUS OM-2は、小さくてシャッターの感触も良い素晴らしいカメラです。
綺麗な塗装のブラックボディ。
お散歩カメラには、最高かも知れません。
OM-1系がメカニカルカメラの系統ならば、OM-2系はオート&マニュアルの電子カメラの系統。
OM二桁機とはまた別の系列で、一時はOMシステムのフラグシップを担っていた。
その最終型が、このOM-2 SPOT/PROGRAMである。
OM-2 SPOT/PROGRAMは海外名をOM-2S PROGRAMといい、帰国子女が国内にも見られる
OM-2からOM-2Nへのモデルチェンジはマイナーチェンジ程度のようなものであったが、
OM-2NからOM-2 SPOT/PROGRAMへのモデルチェンジは、大幅な見直しであった。
モデルデザインもそれまでのオリンパスOMシリーズとは異なる。
ただし、操作部のレイアウトは一部を除き共通化されている。
露出補正ダイアル、ISO設定ダイアル兼用はその厚みが薄くなったが、位置はOM-2系共通の場
所。
リワインド用クラッチはボタン化され、OM-4などと同じ位置に。
メインスイッチ兼モード設定レバーは、単なるモード設定レバーに。
もちろん伝統のバッテリーチェック機能もつく。
AUTO位置とPROGRAM位置では緊急オートが働くのはOM-2系共通。
もっともOFF位置がないので緊急オートではないのかもしれないが。
新たにマニュアルモードはスポット測光専用になった。
露出の何たるかを知るものにはこの方が使いやすい。
OM-2系でははじめてホットシューが固定され、Tシリーズのエレクトロニックフラッシュに対
応するのは
OM-2系と変わりはないが、オフカメラシューが装着できないので、カメラ本体にソケットが装
備された。
PCシンクロソケットも装備されている。
アクセサリーも特に利用不可なものが増えてはいない。
必要ないものがあるので減ったように見えるが、OMシステムの一端を担うカメラボディ、
主要なものはなに不自由なく装着可能である。
メタルボディにマルチモードを内包してOMの強みを十分に発揮できる名機である。

OLYMPUS_camera_OM-1

日本では、業界を問わずあまり特定の技術者の名前が出ることはありませんが、OLYMPUS
cameraにおいて米谷義久(まいたに よしひさ)さんと言う方が「ペン」「M-1/OM-1
」「XA」と言ったそれぞれ一世を風靡したcameraを設計開発されたことは有名です。
ご自分の「まいたに」の頭文字を取って「M-1」が名付けられたということはあちこちのサ
イトに出ておりますし、ライカからクレームがついて(実はアルファベットと数字の組み合わ
せだけではどこでも商標登録は出来ない)、やむなくオリンパスのOをアタマにつけて「OM
-1」と改名した、と言う話はあまりにも有名であります。
私の記憶するTVコマーシャルでは、たしか爆音高く飛ぶヘリからOM-1を使って空撮する
シーンをバックに、「OLYMPUS M-1(後にOM-1)、そのすぐれた機動性、小型軽量、
モータードライブ……」とか言っていたように思いますが、なかなかインパクトのあるもので
した。
更にOM-1のカタログはなかなか挑戦的なもので、当時の一眼レフカメラがどんどん大きく
重くかさばる方向に行っていることに対して明確に批判し、小型軽量コンパクトなカメラが
35mmフィルムカメラであったはず、という基本線をしっかりと押さえた上で「カメラシステム
」というものを提唱しました。
このOMシステムは、「カメラがあり、そしてそのカメラを中心にシステムを展開したもの」
ではなく、その正反対で「こういうシステムありきで、その中で使われるのがこのボディ」と
いうもので、実際OM-1の後にOM-2がデビューしますが、OMシステムには何の問題も
ありませんでした。実際のところはどうだったのか知りませんが、今の目で見てもよく考えら
れた「システム」であったことは間違いないでしょう。

2010年10月17日日曜日

Nikon_manual camera_shutter

先月ヤフオクにて再三度(懲りないね)
Nikonの銀塩カメラである【Nikon FE】を、ヤフオク締め切り間際での\3400にて落札
FEとは・・・・
【ニコンFE(Nikon FE ) - 1978年(昭和53年)4月発売。キャッチフレーズは「シンプル・ニコン」。ニコンFMとほぼ同じ外観とスペックに絞り優先AEと電子シャッターを備えた姉妹機。電子シャッター機だが電池消耗時のため機械式の1/90秒のみの非常用シャッターを備える。この機能から誤解を受けやすいが、本機のX接点は1/125秒である。ニコンFMと同等以上にヒットし、プロのサブカメラとして使用される例も多かった。ニコンFMと同様連動レバーを倒すことで非Aiレンズも装着可能だが、この場合開放測光はできず絞り込み測光となる。またミラーアップができないため、装着に際しミラーアップを必要とするレンズは装着できない】
と言う古いmanual cameraです。
モータドライブ付きでこの価格は安いでしょ
ただし、
レンズはまだ購入していませんが、外観もまずまず綺麗な方です。
shutterが切れる音は今のデジタルカメラには無い切れのいい音でたまらないです。
ニコンの銀塩カメラでは「F3」が名機と言われていますが、僕はFE/FMが好みです。
また、
今「New FM2」をこの位の価格で探していますが、さすがにNew Fm2は高いですね。 
しかし、
このFEはフィルムを入れてshutterを切る事は無いと思います、飲みながら眺めて、触って、空shutterを切るくらいかな

2010年10月16日土曜日

Leica_film camera

遂に、Leicaも事実上銀塩カメラから撤退のようです。
2009年から、MP、M7の生産を行っていなかったそうで・・・
一番最後まで銀塩カメラを作り続けるメーカーだと思っていた人も多いと思いますが仕方がな
いですね。
film cameraにしても、デジタルカメラにしても、レンジファインダーカメラ、細かいことは
ともかくとして、そのカメラを選ばなければならない決定的な理由がないような気がします。
そこで、Leica最後のfilm cameraとしてMPやM7を購入しましょうなどという言葉も聞こえてき
ますが、機械式のMPはともかくM7については・・・疑問を感じます。
さて、Leicaもデジカメに活路を見出していくのかもしれませんが、ライカを持つ趣味の方の
ためのカメラと言う意味合いがよりいっそう強くなっていくのではないでしょうか。
個人的な意見ですが、デジタルのM型ライカを一台買うぐらいなら、最新のデジカメを買い替
えていった方が、現場でもかなり優位に立てることと思います。
なにか、特別な理由があれば、また変わってくると思いますが・・・すくなくとも、今のとこ
ろ私はデジタルのM型ライカを購入予定はありません。


ここで、もう一度、フイルム利点について考えてみたいと思います。
唯一これだけは勝っているだろうと思うのは、記録性=保存(再生)ということではないでし
ょうか?
デジタルのようなハイテクのものは、将来、現在のフォーマットで再生不可能になっているか
もしれません。
現在使用しているメディアや、HDが、将来のパソコンに接続できなければ、その記録はこの世
界には再現できません。
映画界で、未だにフイルムが主流なのは、そういったことも考えてのことらしいです。
写真は、何十年先の未来に残していく"記録"ですから、その点で唯一フイルムに利点があると
思います。
芸術的な写真を撮っているから記録という意味合いは必要ないという方もいらっしゃるかもし
れません。
film cameraを使用する方は、もういちど原点でもある"記録"ということを少し考えてみる
といいのでは?と思いました。

classic camera_PENTAX_Nikon

昨今のカメラブームもあって小道具にclassic cameraを使われることが多い。先日もスタイリ
ストさんから「SX70持ってたよね」と問い合わせが。「商売道具を貸すわけにいかん」と言い
たい気持ちもあるけど、逆に使って欲しいという気持ちもある。この今回の問い合わせついで
に手持ちのclassic cameraを整理することに
今日は夕方に少し時間が空き、たまたま”板橋と光学 vol.2”が展示されている板橋区立郷
土博物館のそばにいたので見学して来ました。
1Fの常設展示は撮影可でしたが、2Fの特別展示は撮影不可でした。(写真は1Fの常設展示)
さすがは”日本のドレスデン”、旭光学・東京光学の地元なのでASAHI PENTAXやTOPCONのカメ
ラが多数展示されていました。
数えた訳では無いのですが、200台ぐらいかな?
もちろんCanon・Nikon・minolta・KONICA・RICHO等や外国メーカーのクラシックカメラもあり
ましたが、一眼レフ歴1年半強の自分には、ちとハードルが高かった(笑)
当時の様子がわかる写真があればもっと良かったかも?
「フォトキナ2010」で続々と新しいカメラが発表されていますが、富士フイルムはクラシック
デザインの「FinePix X100」を発表しています。APS-CサイズのCMOSに35mm相当の単焦点レン
ズを組み合わせ光学式とデジタル式のfinderを切り替える事ができるようです。フロントのセ
ルフタイマーが何ともそそるデザインですが、これでマクロレンズとかが使えれば面白かった
のになー。来年の3月頃になりそうな店頭に並ぶ日を楽しみに待ちたいと思います。

2010年10月14日木曜日

film camera_focus_shutter

夏にfilm cameraで散歩をしたときの一コマ。
いまや仕事ではすっかりデジタルカメラになってしまったけれど(環境的にもデジタルでなければ仕事にならない)、いまだプライベートではフィルムを愛用しているよ。
どっちがいいとかってことじゃなく、リズムが違うんだよね。写真を撮るリズムが。
フィルムのカメラは、手巻きでfocusもマニュアル、ワインダー(連写するための装置)も付けない。自然と、一枚ずつ大切に撮るようになるんだよね。
あと、出来上がりが現像が終わるまでわからないってのも、古くて新しい感覚っていうか。上がりを見るのが楽しみなんだよね。
フィルムカメラは、フィルムの巻き上げ、露出の決定、ピントあわせ等写真を撮るために必要な一連の操作を、人が自らの手で行わねばなりません。
(注)3つの操作の1つ、2つあるいは3つ全部をオートでやってくれる機種ももちろんありますが、こうした機種のお話しは後回し。いずれその効用についてもお話ししたいと思います。
 これら操作が煩わしいとお感じになる方もいらっしゃるでしょうね。大抵の人類がそうかもしれません。小生もその感覚を否定しません。なにより、人類の進歩とは、人の手で行わなければならない行為を、機械に委ねることとほぼ同義なわけですからね。
 でもあまりにも便利になりすぎた結果、写真を撮るという、人間の主体的であるべき行為が、単にカメラのshutterを押すだけの従属的な行為に貶められてしまっていないでしょうか。そのうち、構図(つまり写す対象そのもの)も、カメラが決めてくれるデジカメが登場するかもしれません。いまでも、笑顔にピントがあった途端、シャッターが切れるという、ある意味究極のオート機もあるそうで、あながち冗談で終わりそうにない恐ろしさがあります。
 そしてこうした人間の主体的な関与の余地の狭まりは、何もカメラの分野だけではありません。車も家電も、人の関与を許さない「ブラックボックス」化が急速に進行しています。
 そうした時代であるからこそ、人が自らの手で主体的に関与し、その代わり自らの行為の結果を全面的に引き受ける分野を残しておきたいと思います。その、いまや数少ない分野がfilm cameraの分野です。
 先日ご紹介したミノルタA5などは、カメラ本体に露出計すらついていません。「晴れの日中、日向であればshutterスピード250、絞りは8。日陰なら60の5.6ね」。こんな、「マントラ」を唱えながら露出を決定しております(ただし、ネガフィルムならたいていこれで間に合いますがね。夕方や夜はお酒飲むので、デジカメならともかくフィルムでは写真撮らないし・・・)。
 1枚撮っては、フィルムを巻き上げる、その手触りに主体的に生きているという感覚が呼びさまされますょ~(←高揚してちょっとオーバーな表現やね。)。 

2010年10月13日水曜日

Leica_lens_film camera

カメラとしては“別格”の座に位置すると言っても過言ではない『Leica』シリーズ。フィル
ム機はその緻密でいて丈夫な機体ゆえ、「孫の代まで使い続けられるクオリティ」と賞賛され
ています。
『M型 Leica』、または『Leica M』シリーズはそもそも、1913年に作られた『ウル・ライカ』
と呼ばれるプロトタイプ『バルナック型ライカ』を祖とした派生。ちなみに『バルナック型ラ
イカ』は当初、映画版シネフィルムを流用するアイデアを元に設計され、35mm版カメラの原点
になったとも言われています。
他にも一眼レフである『R型ライカ』なども存在しますが、象徴的な存在として語られること
が多いのは、やはり『M型ライカ』ではないでしょうか。『M型ライカ』の特徴は“レンジファ
インダー”と呼ばれる機構。
一眼レフカメラの場合、レンズから入った光が直接、ミラーボックスを経由してファインダー
、そして私たちの眼に届きます。レンジファインダーの場合、lensではなくファインダー窓と
呼ばれる部分から光が入るため、ミラーボックスが不要となります。そのため、コンパクトで
軽量なボディの実現が可能になっています。
またレンジファインダーの場合、lensに左右されない明るく鮮明なフレーム像であるため、手
動でも正確なピント合わせができる点で重宝されています。反面、レンズによる絞りやボケの
違いがファインダー越しに確認ができない、望遠レンズだと精度が落ちるなどの弱点があるよ
うですがそのデメリットも補って余りあるメリットであると評価されています。
さて、今回の『ライカM9(Leica M9)』は、その名の通り『M型ライカ』の最新モデル。レン
ジファインダー搭載はもちろんですが、フルサイズCCDセンサを搭載したデジタルカメラであ
るという点が大きな特徴となっています。更に36mm×24mmのフルサイズで撮影できるデジタル
カメラとしては、世界最小。センサ部分は、これまでどおりコダック社との共同開発と言われ
ています。
film cameraでは、フィルムの交換時につまみを回しベースプレートを取り外しますが、『ラ
イカM9』ではバッテリーやSDメモリ交換時にベースプレートを外します。バッテリーは専用の
リチウムイオン電池で、公称電圧3.7V、1900mAhの容量です。

2010年10月12日火曜日

camera_TOPCON_OLYMPUS

今日は大量に入荷した中古cameraの情報をお知らせします!
TOPCONのREsuperに、
レンズが58mmの1.4
    25mmの3.5
    100mmの2.8
    200mmの5.6
と、かなりレンズの量も豊富です!
このcamera自体もかなりカッコよく、興味あるかたはお早めに!!
他にもOLYMPUS OM-1、OM-10、XA、PENと入荷しました!
OM系のレンズも大量に入荷されたので、OMをお持ちの方、早いもの勝ちですよー!
整備をしてからの受け渡しになりますが、予約は承っているので、お待ちしております!

他にも最近入った中古cameraでは、
ゼンザブロニカのS2
RICOHFLEX
といった中判カメラもオススメです!
ブロニカにいたっては、3台在庫があるので、和製ハッセルを使ってみたい!
というかたは、是非ご検討ください!
夜フラフラ歩いてると、三脚にクラシックカメラをつけて写真を撮る人が…。
デジカメを持つ観光客が多い中、銀塩カメラを持つ彼女に妙な親近感が生まれたのと
その姿がかっこ良かったので、お願いして一枚撮らせてもらったのが上の1枚。

2010年10月11日月曜日

film camera_Minolta_Nikon

さて、カメラに関する話題では、これまで主にデジカメを取り上げてきました。これからしばら
くの間、film cameraについてあれこれ思うことをお話ししたいと思います。
 題して「フィルムカメラの魅力のあれこれ」。いつまで続きますことやら・・・
 まずfilm cameraの魅力の第1は、その質感でしょうね。端的に言えば金属製であること(超
合金である必要はありません・・・)。
 下の写真のカメラは、わが愛用の1台、Minolta A5です。ほぼジャンク状態だったものを修
理してもらいました。
 このA5を代表的film cameraというつもりは毛頭ありませんが、フィルムカメラと言えばま
ずはこんな形が一般的です(でした?)よね。
 主要部分はすべて金属製。したがって、大きさのわりに手にずっしりときます。たぶんシャー
シ部分は亜鉛合金、上下のカバーは真鍮にクロムメッキだと思います。カバー部分のメッキの色
合いが好きで、暇があればクロスで磨いています。
 なお、ファインダーの部分はほんもののガラス。コンデジでも小さな光学ファインダーが付い
ている機種がありますが、その材質はたぶんプラスチックだと思います。
 レンズの鏡筒や各リングも、オール金属です。
 往事の精密機械・金属工業の製品の風格があり、見ているだけでもあきない魅力があります。
 プラスチック外装のデジカメには残念ながら毎晩磨きたくなるような魅力はないですね(わが
デジカメ諸君、薄情なオジサンを許せ・・・)。
ひょんなことから、Nikon のフィルムカメラを頂きました。
望遠レンズまで付いております。
こんな本格的なモノ、使いこなせるのかなぁ?

絞り、シャッター速度、露出 etc・・・。
ちょいと、モッコリしていて愛嬌がありますな。
フィルム買うなんて、9年ぶりですな。
デジカメのように、野放図に撮るわけにはゆきませぬ。
お勉強をせねばなりませんな。トホホ・・・。

しかし、40年前のグランドセイコーを着用し、
13年落ちのボルボに乗って、
そしてフィルムカメラ・・・・・・。
懐古趣味オヤジ路線まっしぐらですな。
う~む、老けそうじゃ・・・・・・。

2010年10月10日日曜日

CANON_PENTAX_NIKON

近所を散歩しているときに撮影したものです。
この時の組み合わせはNewF-1&NFD50mmF1.2Lでした。
フィルムは一体いつ製造されたか不明のコニカパン400です。
このレンズもお気に入りの一つです。
これから図書館に行くのですが、
今日の相棒はCANON AL-1に決めました。
実は僕カメラを始めた時はPENTAXから入りました。
何かの本を読んで
一眼レフカメラがほしい!
オートフォーカスは甘え!
時代はマニュアルフォーカスだ!
と確信してしまいました。
(日本のメーカーが殆どフィルムマニュアルフォーカスから撤退し、
フィルムメーカーもミノルタが撤退するなど僕の確信は明らかに
誤っていたことが後日判明しました。)
その時に手っ取り早くカメラを手に入れようと
親戚にカメラがあまってないか聞きました。
すると使ってないからあげるといって
PENTAX SVをもらいました。
このカメラは1962年に発売開始されたカメラで、かなりクラシカルな
感じのカメラです。
もらった当時僕は夜も眠れないほど興奮しました。
しましたが…いかんせん古いカメラなのでトラブルが付きません。
典型的なのがミラーアップです。後はシャッター関係のトラブルですかねぇ。
ただ、最近のカメラほど複雑ではないので、自分で修理することも
可能みたいです。僕はできませんけど…
それでも、さすがにミラーアップなどの問題が頻発して、旅先で使うのにも
不便な場合が多く、さらに露出計が付いていないため
オーバーホールとかするよりも新品を買おうと決心します。
その後田舎の祖父の家から
が発見されますが、これもいろいろと問題を抱えていたので
やっぱり新品を買うことにしました。
もちろん「時代はマニュアル!」の勘違いをしたまま
フィルム+マニュアル
という条件下でカメラを探します。
するととっくの昔にPENTAXはフィルムから撤退しています。
残るはNIKONか海外メーカーくらいです。
いろいろ考えてNIKONのFM3aを買いましたが、その後NIKON
フィルムカメラ事業の事実上の撤退には衝撃を受けました。
 …最近bookoffで当時のアサヒカメラを買って感傷に浸っていたり

2010年10月9日土曜日

Nikon_lens_CONTAX

フィルム時代のレンズを何とかしてデジカメで使わないと勿体なくて、何せlensって高価だっ
たから。
Nikon D700、エプソンR-D1s、ルミックスG1はわざわざそのために準備したようなものである

そこへもって今年の七月にソニーNEX-5がにゅっと出てきたのだ。
エプソンR-D1はピント合わせが距離計連動だからすくなくとも連動用のカムが正確でないとい
けないし、一眼レフに馴れてしまったフレーミングは、昔とったきねづかとはいえなかなかま
まならないこともある。
ルミックスG1はビューファインダーでマニュアルアシストを使えばそれが改善されるももの、
画角が半分になってしまうもどかしさがある。
NEX-5は二眼レフのような構えをしなければいけないとか、縦位置が撮りにくいとか、明るい
戸外だと液晶が見えないなど欠点も目立つが、ゆっくり撮ればほぼ満足のいくものである。
そんなわけで購入してから三カ月ばかりの間にフィルム時代のlensで三千ショットほど撮って
みた。
比較テストといった撮り方ではなくそのレンズをもって昔撮ったようにレンズに合わせた被写
体を探して撮るのである。
デジカメはパソコンで即座に結果が出る。
だから楽しいのだ。
引っ張り出してとっかえひっかえしたlensも底をついて来た。
さて、その結果は、
中にはこれは凄いと云いたいレンズもあったけれど、前提に古いレンズにしては・・・という
但し書きがつく。
今のレンズでも、「今のレンズにしては?」と思えるものもあるけれど、おしなべて今のオー
トフォーカス手ぶれ防止の内蔵されたレンズとフィルム時代のレンズは横並びにはできない。
古いレンズはふわっとして柔らかいとか、ボケ味がいいとか、いろいろ言い方はあるけれど自
己満の範疇を出まい。
まして即座にフォーカスを合わせなけれならないような被写体にはNEXにフィルム時代のレン
ズをつけて撮るなんて至難の業ということになる。
結局、何本もある古いレンズを何時でも気の向くままに使うなどというのは、ていの良い言い
訳でめんどくさいことこの上ない。
一回りしてしまうとまたどこかにしまってしまうという、これは運命かもしれない。
手の届くところに残しておきたいレンズはR-D1ではライカMマウント以降の二三本だし、G1で
は何も古いレンズを使わなくても純正レンズに優れているものがあり、G1としての存在感があ
る。
じゃ、NEX-5はとなるといい純正レンズは無いし、かといってつけておきたい昔のレンズもな
い。
さてはやがて忘れ去られるカメラかもしれない。
ま、CONTAX Gマウントでも残しておこうか。
一部ブログに載せたりしたが、NEX-5以前に撮ったものを含めて百本の鏡玉「百玉一葉」とし
てを本にした。
これは百台の我楽多と二部作となる。

MINOLTA_Nikon_Classic cameras

最近、ミノルタ(MINOLTA)の昔のレンズを入手しました。その中で、2つのレンズと共にボディ
が一緒にやってきました。SRT-101CLCという40年ほど前の1眼レフです。軍幹部にへっこみが
あり、露出計は作動しないものですが、シャッターは大丈夫そうなので光漏れがあるかどうか
の点検も兼ねて試し撮りをしています。
 フィルムは期限切れ。フィルムを入れるところから、中断。フィルムの先端を入れるところ
が分かりません。そして、なんとフィルムで押すと、中に入っていくというミノルタ独自のや
り方でした。
36枚撮りで25枚撮影。早く撮って現像所に送ります。
 視度調整はNikon用ですが、ぴったりと入り問題なし。花や犬また妻まで撮りました。
デジタルカメラですと、すぐに確認できますが、フィルムの場合はどうなのか分かりません・
・・。しかし、この不安と期待は、デジタルにない緊張感なのです。
 もう1台の1眼レフにもフィルムが入りっぱなしなので、こちらも撮って、現像所送りです。
 写っていたら、後日紹介します。
1952年サモカカメラ株式会社によって誕生したSAMOCA35の入荷です。発売当時はケース付で
7000円ほどで売られていたようです。当時の7000円だとやはり贅沢な高級品だったのではない
でしょうか。状態はシャッター切れますが内部暗室部分にカケ破損あるため修理する必要あり
そうです。レンズファインダーはそれなりの手入れが必要です。昨日よりヤフオク出品中です

フォーサーズの未来は不透明だ。 E-5は買う気がしない。 E-3には飽きてきた。 
でも長年連れ添ったZD7-14mmはまだ手放せない。 
これに替わるレンズは他社にもまだ存在しないし、モジュール型ブリッジカメラ?の噂もある

かくしてE-3は旅立ち、ZD7-14mmは残った。 時代は「ボディ交換式レンズ」である。
次の竣工写真まで3ヶ月ある。 E-5が出る前に、値が付くうちに...
とりあえずNAHOのE-420に付ければ写真は撮れる。 バランスは最悪だけど。
そこへnagoyanさんから嬉しいお話。
往年の名機?E-300を貸して下さいました!
E-300が登場したのは2004年。 デジカメの世界ではClassic camerasといって良い。
当時E-1を持っていたので、下位機種のE-300はノーマークだった。 フィルムと違ってISOや
WBが自由なのでサブカメラは不要なのだ。

2010年10月7日木曜日

PENTAX_camera_lens

75年のPENTAX KMというカメラです。
最近のデジタルでもKMというのがありましたが、それの元ネタ?的な
Kシリーズ普及機種だったようです、当時も(^^

以前ならマニュアルcameraなんて全然触れなかったんですが、ここ
最近デジカメで遊んでいるおかげで何とか理解できましたよ(^^;
センサー類一切無しのマニュアルcameraはさすがに難しそうですが、
これにはアナログの露出計(明るさを測る装置)が付いていました
ので、何とか扱えそうです(^^;
30年以上放置されていたcameraだったんで、電池はガビガビになって
いましたがクリーニングしたところ露出計自体は生きていました。
革のポーチに入っていたのが良かったのか、全体的に程度はまあまあ
のようです。プレミアムが付いているようなカメラでもないので、
スナップ用に使っていこうと思います(^^

ボタン電池はSR44だったので、ドラグノフからLR44を外して
とりあえず使っておきました(^^;
友人のPENTAX K10D(デジタル)とlensを交換してみました。
同じPENTAX Kマウントなので、マウント自体は互換します。

このKMと、同時発売のKX、K2はKマウント第一弾なんですね。

ただ、現在のKマウントは本体側から絞りを制御するので、マニュアル
lensをデジタルに付けた場合には絞り値がエラーになります。ただ、
そのままマニュアル絞りでは撮影可能です(^^

逆にフィルムのボディにデジタル用を付けた場合は、本体側から絞り
を制御する事が出来ないので固定絞りになってしまいます。一応このまま
でも当然シャッターを切る事は出来るので、撮影自体は可能です。
デジタル側で絞りを調整した後、外して交換すればいけるのかも??(^^;
あと、CCD(CMOS)面とフィルム面の大きさの違いから、デジタル用のレンズを
使うとファインダー周囲がケラれて(黒くカブる)しまいます。

デジタルに慣れてしまっているので、撮影後にカメラ背面を見て
画像を確認しようとする癖は抜けません(^^;
もうちょっと古いカメラならNAMイベントに持って行くにも丁度
良かったかもしれませんが、代用品くらいにはなるかもです。

2010年10月6日水曜日

film camera_Nikon_Canon

film cameraが欲しいなぁ~なんて思っとります。
立派なデジ持ってますけどね。 やっぱりフィルムはいいもんですよ。
大学に暗室があるので、せっかくだから一度現像してみたいとも思いますし。

MINOLTAのフィルムを持っているけど、これはレンズが80mmからなのでかなり望遠がきつくて近くが撮れないから使いづらい。
親父がレンズを貸してやると言ってくれたので、それでもいいかな~とも思います。

でもまぁ、せっかくNikonを持っているので、Nikonの特性も生かしたいと思うのですよ。
Nikonのいいとこは、レンズのマウントがずっと変わっていないところです。
古いレンズでも現代のデジに付ける事が出来るので、レンズを使いまわし出来るわけです。
たまに合わない事もあったりしますけどね。
これはCanonにはない特性です。 Canonはころころレンズのマウントが変わっているので、その度にユーザーを切り捨てているのだと言う方も居ます。

今目をつけているのは、F4です。 これは先生のオススメ。
先生のご紹介で、1万8千円くらいで手に入るみたいです。
しかもレンズも先生が貸してくださるみたいで。 有難い限りです。
ただやっぱり、わたしはF1やF2やFMのボディーが好みなんですよね~。
いかにも古いカメラって感じのレトロな見た目です。
この辺はもう古すぎて部品がなかったり、生産中止で値が上がったりしているので難しいかもしれません。
それに全てマニュアルであわせないといけないので、慣れるまでが相当大変かも。

暗室で焼けるのがモノクロのみなので、基本的にモノクロフィルムを使って見ようと思っています。
モノクロと言えばやっぱりライカが有名どころですが・・・ライカは最低でも数十万するのでこれは現時点では手が出ません・・・。 夢ですね。
おもちゃカメラでモノクロフィルムとかどうだろ~?とも考えて見ましたが、それだとどちらの良いところも潰れてしまいそうなので無理かなぁ・・・。

2010年10月5日火曜日

camera_lens_shutter speed

最近、どんどんcameraの性能があがっているので、誰でも気軽に簡単に写真が撮れるようになりました。
文字通り、おせば写る時代です。
機材の発展という部分では、素晴らしいことかもしれません。

そのお陰で、当たり前のはずの基本がまったくできていない写真が、世の中に溢れています。
cameraがある程度、知識がなければ写らなかった時代は、失敗して、その失敗を克服するために、いろいろと勉強をして、また写して、別の失敗をする。
だから、きっと今より、本を読んだり、説明書に目を通したり、cameraの知識を得ようと努力していたと思います。
今は、おせば写るので、そこまでしなくてもいいわけで、本を買ってまでしなくても、ちゃんとしたような写真はできるわけです。
この辺の、基礎の差か?
ネットショップなどを見ていても、本当に醜い写真が堂々と商品写真としてページに載せられています。
そういう写真がたくさん堂々と掲載されているので、もうそれが普通になっている感じです。
ですから、一瞬で違和感がある写真を見ていても、なんとも思わないかもしれません。

露出の知識も、lensの知識も、絞り、shutter speed・・・知っていて当然のことを学ばなくても写真が撮れるのですから、○○風の写真を撮りたいだとか、そんなことばかり考えてしまいがちです。

あまりいっても仕方がないのですが、まず、カメラの構え方ぐらいは覚えましょう。
少なくとも、意識してみましょう。
構え方といっても、持ち方ではありません。
今は、いろいろなカメラがあるので、構え方もそれぞれですから。

写真を撮るとき、すくなくとも形を意識しているでしょうか?
構え方とはそういうことです。
垂直、水平を少しでも意識しているでしょうか?
被写体に対する、カメラの構え方です。
被写体に対して、正しくカメラを構えることができれば(構えることを意識できれば)、自然と奥行き感や、立体感などがしっかりと出てくるはずです。
全体的な写真の質も、ぐんっとあがってくるかと思います。
修正すればいい、効果を加えるからいいという時代かもしれません。
しかし、最初にすぱっと撮っておけば、そんな手間はいりません。
しっかり構えて撮っていれば、とても簡単で、時間も必要としませんね。

それ以外にも、"構え方"は、それぞれの被写体、場面でたくさんあるはずです。
もうじゅうぶん熟知しているベテランの方でも、やはり"構え方"ひとつだと思います。
基礎は、もう必要ないということはありませんよね。
構えなければ写らないので、全てはどう構えるか?から始まりまるはずです。
若い人は、今のうちに経験を積んだ方の構え方をしっかりと盗んでください。
おせば写るのですから、構えが整えば、写真の質が飛躍的に上がっていくと思います。
これからも、"構え方"をしっかりと考えてみようかと思います。

2010年10月4日月曜日

Canon_Zeiss_SONY

明日あたり,やっと発売されたコニカARヘキサノン用のマウントアダプターが届く予定です。
これで,ARヘキサノンが蘇ります。
夢にまで見ていたことが実現してしまいます。
次の夢は,Fovionセンサー搭載のミラーレス機でしょうか。
その前に,Canon FD 50mm F1.4。
かつて,標準中の標準と呼ばれたレンズですが,
一眼レフの中ではフランジバックの短いこともあって,
最近のカメラでは使うことが難しく,
ARヘキサノン同様,これまでは半ば忘れられた存在でした。
それが,NEXで蘇ります。
今後,国産のこれら実力派レンズの再評価が,camera新人類によって進められていくことを
期待します。
”性能は,Zeissの名玉プラナーに匹敵する。まずは開放時のボケの美しさだ。
そして品の良い発色。絞れば先鋭にな描写と成り,優しさと力強さを兼ね備えた
お勧めの一品だ。
デザインとチャレンジ精神は素晴らしいので、あとは販売価格が勝負ですね。
一説によるとFinePix X100の価格は「12万円くらい」との噂もありますが、APS-Cで12万円と
いえばCanonの EOS 7D やニコンの D7000 と同価格帯。SONYのスピード一眼とミラーレスカメ
ラなら2台同時に購入できそうなくらいの値段設定です。
これじゃあいくらハイブリッドビューファインダー搭載とはいえまったく売れないでしょう。
購入するのはお金の有り余っている熱狂的な富士フイルムファンやカメラコレクターだけかも

他メーカーの現行機種のスペックと比較すると、6万円~8万円くらいが妥当な線。レンズも明
るく使いやすいとはいえズーム機能のない単焦点レンズですし、大きく売れるのは5万円を切
ってからといったところでしょうか。

富士フイルムが噂されていたマイクロフォーサーズ参入を見送ったのは非常に残念ですが、
APS-Cセンサー搭載カメラにまた新たな選択肢が増えたということは素直に評価できます。
現在APS-C市場ではミラーレスや固定式半透明ミラーなど斬新で便利、しかも安価なソニー製
カメラが絶好調。そこに富士フイルムが参入することでより販売競争が激化し、より良い製品
がより安く手に入るようになるはず。消費者である我々ユーザーにとっては願ったりかなった
り。
利益率が大きく落ちてもはや薄利多売状態となっているコンデジから、より大きな収益が望め
る一眼の世界へ。富士フイルムの再挑戦がどういう結果になるのか楽しみですね。

でも、やっぱり「おとなしくマイクロフォーサーズかSONY Eマウントに参入しておいたほう
が良い結果になったかもなぁ」とか後悔するはめになるのかも(笑)。

2010年10月3日日曜日

Olympus_OM-1_OM-2

今日は現像に出しがてらOM-2にDNP200を入れて出ておりました。これを撮らなきゃでは無
くて、のんびりと面白い物を探して歩くのにはマニュアルカメラはもってこいですね。
公園でしゃがみこんで落ちたまだ実の青いドングリを撮ってたら、上品なお婆さんが私の傍にや
って来て「何を撮られているんですか?」 
「風で落ちた未だ実の青いドングリが茶の落葉の上に転がっている姿が面白かったので」と答え
ると、「何事も興味を持ってジックリと眺めていると楽しいですね。」と言って去っていかれま
した。こんな何気ない会話も楽しいですね。でも、稀に「絞りは?フィルムは?露出は?」って
聞かれて、相手をするのに困ることがあります。撮っている時ってあまり理屈は考えたくないで
す。
ヨドバシさんに着くと地下入り口の前でEOS60Dの店頭キャンペーンをされてました。
CMで見るばかりで触ったことがなかったので早速触らせて頂きました。
視野が広く、操作性はEOS5QDに酷似、モードダイヤルも中心のボタンを押してから回す方
式なんで殆ど違和感ありませんでした。
欲しい・・・しかしながらお財布も寂しいので、すぐに現実に戻るのでした。
カタログをもらってきたので後でゆっくりの眺めようかと思います。
デジカメは確かに便利ですけど、たまにフィルム撮影もいいですね。
そうなると、フィルムスキャンもできるスキャナーが欲しいところですね(笑)
ただ、フィルム撮影をしていた10年くらい前は、フィルムを売っている所にはどこでもISO
(感度)100と400の2種類くらいは置いてあったものですが、今回購入した所では、40
0と800しか置いてありませんでした。
スナップ用途のみ一応売ってますみたいな感じなんでしょうね。
もう1つ驚いたのは、フィルムは少ないのにレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)は、結構な
バリエーションが売っている事ですね。
レンズ付きフィルムは、今でもそこそこ需要があるのでしょうか?
今回は、ISO400のフィルムを使いましたが、結構中途半端な感じがしました。
晴天時の外では、シャッターが1/1000までしか切れない自分のカメラ(Olympus OM-1
では、絞りを絞ってもオーバー気味になるし、室内でノーストロボ撮影では、ISO400でも
子供を写すには難しい。
前回ケースに巻いてしまったISO100のフィルムも、ラボでベロだししてもらったので、次
回はISO100を使おうかな。
札幌の実家に置いてあるOM-2も持ってきて、OM-2を高感度フィルムでスナップに、OM-1を低感度フ
ィルムで風景用にと使い分けてもいいかもしれないですね。
しかし、オリンパスのOM-1の感度設定表記の単位を見ると・・ASA!
まだISOになる前のカメラなんですね(笑)

2010年10月2日土曜日

OLYMPUS_Canon_Contax

マイクロフォーサーズなカメラ、OLYMPUS PEN Lite E-PL1でオールドレンズ、あいかわらず遊んでます。今回はオールドレンズを語る上で、はずすことはできないであろう、M42マウントのレンズの話です。
M42とは何か?
M42といえば、オールドレンズの代表格です。M42というのはレンズマウントの規格のひとつで、M42のレンズは、カメラとつなぐところが、42mm径、1mmピッチのねじになっています。レンズをくるくるまわしてM42対応のカメラにレンズをつけます。マイクロフォーサーズのカメラだけでなく、PentaxやCanonなどの現在のデジカメでも、M42アダプターを使うことによりM42のレンズを使うことができます。
M42の歴史は古く、戦後1949年に、Zeiss社のContax Sというカメラで初めて登場し、その後はユニバーサルなマウント規格として、非常に多くのカメラに使われきました。Carl Zeiss, Asahi Pentaxを初めとし、数え切れないくらい多くのM42レンズが存在し、中古カメラやさんや、ebayやYahooオークションなどのオンラインオークションサイトなどあちこちで、M42のオールドレンズを手に入れることができます。安いものでも非常に優秀なレンズがそろっているのがこのM42レンズの特徴です。
M42マウントのレンズは、昭和を代表するレンズと言えるでしょう。また、魚釣りで言えば、フナに始まりフナに終わる、ワインで言えば、千円ワインなど、そんな感じがします。(なんだそれ)

一度始めるとと、レンズ沼、レンズ地獄が待っている?
多くの人が、M42レンズを集めています。価格は、安いものだと数千円程度から、プレミアものだと何十万円までといったところでしょうか。ebay.comなどでは、安いものだと数十ドル程度で手に入れることができるので、手軽に収集できます。そんな安さもあって、わかってるんだけど次から次へと買っていってしまう、そんな現象を、「レンズ沼」とか「レンズ地獄」とか言われてます。「レンズ沼」とか「レンズ地獄」をGoogleで調べると、たくさんのページが検索できます。M42というのは、それだけ、人を夢中にさせる魅力があるのでしょう。

なにはともあれアダプターが必要
マイクロフォーサーズのカメラでM42レンズを使うには、M42マウントからマイクロフォーサーズマウントに変換するアダプターが必要です。ebay.comでは"M42 micro 4/3 adapter"で検索するとたくさんのアダプターが売られています。安いものでは十数ドルくらいからあります。私が手に入れたのは、Pixco M42-m4/3(中国製)というアダプターです。アダプターを選ぶ上で重要なのが、ピン押しタイプのものを選ぶということです。( aperture stop down pinとか書いてあります)アダプターが、レンズの下に生えているピンを押すことができないと、レンズの絞りを変えることができなくなってしまいます。このPixcoのアダプターは、EBC Fujinonのレンズについているツメとも干渉しないのがいいです。

Nikon_Leica_Olympus

先日フイルムカメラデビューして、その時撮った写真を初公開
まともに見られる写真はごくわずか無駄打ちも多いデジタルになれてしまっているので「もう
一枚撮っておこう。」が何枚か撮られていて、しかも絞りとか露出とかあまり変わっていない
それと愛用のEF17-40mm F4.0L USMが、当たり前だけど広角側が17mmになるので扱いが難しい
です
でも撮っている感覚はフイルムの方がイイですね
でも本当にブログのタイトル変えた方が良いな完全デジタル野郎だとおもっていたのにまさか
こんなにフイルムを使うとは思いも寄らなかったです
いよいよ運動会シーズン。カメラ趣味なオヤジにとってはここぞの大一番なハズなのだが私の
持ってるカメラではまともに太刀打ちで出来る訳がない。家族を撮るようなこう言う記録性の
高い場面、ビデオカメラ+三脚をメインとし、あと何かスナップ用にフィルムカメラを。ホン
トはRB67を使いたいところなんだけど・・・デカ過ぎるので、二眼にしといた。
使うつもりは無いが昔のフィルムカメラを引っ張りだして来てみたり...やはり芸術の秋でし
ょうか?今日気がついたのですがデジカメ一眼とフィルム一眼は基本的な使い方は一緒なんで
すね。Nikon派の私にはありがたい事です。でもフィルム使わないだろうな
レンジファインダーカメラというちょっと特殊なヤツですが(有名どころではLeicaもそうで
すヨ)一眼レフ的に愛用してました。結婚前に買ったから10年くらい前。
なんでまた今さらフィルムカメラなんて持ち出してきてんのとお思いでしょう。今どきフィル
ムで撮らないでしょ
そうです。そんな訳でうちもデジカメ買って以来、ずっとお蔵入りでした。
先日Olympusのミラーレス一眼買っちゃったから、もう一眼としての品質が入用になっても(
この10年そんな日は来なかったが・・・)必要ないし、そういやもう使わないな・・・と。
それでネットで調べてみたら、意外に高く買い取ってくれることが判明
このカメラ当時の販売価格は10万円。私は美品中古で5万で買ったのですが、ぬあんと(?
)1万5千円で売れました。
10年前の商品を買った価格の25%近くで売れるって、ある意味すごいと思いません?
一緒に売ったコンパクトデジカメ IXSY 当時の販売価格4万円なんて(使用して5年)
、500円だったんですよ。(買い取ってもらえただけマシみたいな。こんなことならオリン
パス買う時に下取ってもらえばよかった)

2010年10月1日金曜日

Olympus_lens_film camera

OlympusペンEE3
1985年頃新品で購入
1973年から作られたモデルの最終型
1959から発売され始めたOlympusペン ハーフサイズカメラシリーズのうち最後まで残った
モデルです。
ハーフサイズカメラは60年代に誰でも買えるカメラを目標に作ったそうです。
当時高価なフィルムの1コマを普通のカメラの半分に仕切り、つまり倍の枚数を撮れるように
したカメラです。
¥6,000で買えるカメラを目標に、作ったらしいです。
当時の大卒初任給位じゃないでしょうか。
このカメラ、中学校の修学旅行に持ってきてる子を見受けたの覚えてます。
当然お父さんのカメラ。
貰い下げかな、モダンなオトオサンは既にキャノネットかフジカか。
何だか解らないダイヤルは合わせてるかどうか怪しかったけど、暗すぎるとシャッターを押せ
ない様になってます。
レンズの周りのイクラみたいなツブツブのとこの仕掛けが何でもやってくれる。
ソレノイドっていうんですか、子供の頃こういうイクラみたいなの付いた露出計バラしてみた
けど、ワケ解らず水に浸けてみたのは何故だろう。
フィルム感度、ストロボ撮影での距離、露出、それぞれ合わせる処有って、まあどれか合わせ
ておけば良かった。
簡単なのは使うフィルム感度にダイヤル合わせて他は何も触らない事。
って触るとこ無い。
ピントは固定だから、只シャッター押すだけ。
☆要はオトオサンから渡されたら、後はそのままひたすらシャッター押せば良かった。
バシバシシャッター押して、36枚撮りフイルムだったら倍の72枚撮れる。
その枚数を全部現像焼付したら結構な値段になりました。
モノクロ主流だったから特別な旅行だったら許してくれたでしょう。
通常は撮り切れなくて同じフィルムが1年位カメラの中に有り、正月から次の正月まで1本のフ
ィルムって、ワケわからん状況になったのが常でした。
何故かシャッター押すのを惜しむ。
ポーズ取らないショットは無い。
まさかの街角スナップなんか撮ると失敗作だと思われる。
ぷらり散歩写真なんてゼイタクはプロのなせる業だと思った。
の、理由で無駄に写真は撮らなかったわけね。
これを買ったワケはお値打ちだと思ったから、確か1万円位。
オートフォーカス一眼レフも、ソロソロ発売の時期にこのカメラを買う人はまず居なかった様
です。
私自身は既にコンタックスの世界に陥ってドツボにはまってた時期です。
昔の貴重品が、オモチャの様な値段で買えるのが気持よかった。
今で云う大人買いの快感。
昔必死で買ったオトオサン達へのボートクですよね。
そーいえば馴染みのカメラのさくらやの人に「何故こんなの買うの?」って言われました。
コレそれなりに良く出来てますが流石に高級感は有りません。
金属製ですが、弁当箱の様にパコパコします。
フレームが太いらしく、それなりに重いです。
ボディーは全部金属で、lensはガラスです。
レンズは大変優秀で、テッサータイプ ドイツ設計ツアイスlensのコピーですね。
つい最近までこのドイツ設計レンズのコピーがゴロゴロしてました。
これで本気になって画作りするのは結構楽しかったです。
同じコンタックスカメラ仲間にコレで撮った作を(出来のいいのだけ)見せびらかして、発売
中止で買えないのを教えて悔しがらせて喜んだりしてました。
趣味人は、このように無為な事をするわけですね。
又使って遊ぶにはちょっと勇気が要ります。
film cameraはリスクがデカいんです。
撮った写真の9割以上が失敗作に違いなく、足しか映ってないとか、真っ暗とか、あるワケで
すね。
それの全部にモレなくお金かかるわけです。
デジカメって一度買ったら後は只みたいなもんですから、よっぽど酔狂な方じゃないとクラシ
ックカメラを常用しづらいですね。