2010年10月9日土曜日

Nikon_lens_CONTAX

フィルム時代のレンズを何とかしてデジカメで使わないと勿体なくて、何せlensって高価だっ
たから。
Nikon D700、エプソンR-D1s、ルミックスG1はわざわざそのために準備したようなものである

そこへもって今年の七月にソニーNEX-5がにゅっと出てきたのだ。
エプソンR-D1はピント合わせが距離計連動だからすくなくとも連動用のカムが正確でないとい
けないし、一眼レフに馴れてしまったフレーミングは、昔とったきねづかとはいえなかなかま
まならないこともある。
ルミックスG1はビューファインダーでマニュアルアシストを使えばそれが改善されるももの、
画角が半分になってしまうもどかしさがある。
NEX-5は二眼レフのような構えをしなければいけないとか、縦位置が撮りにくいとか、明るい
戸外だと液晶が見えないなど欠点も目立つが、ゆっくり撮ればほぼ満足のいくものである。
そんなわけで購入してから三カ月ばかりの間にフィルム時代のlensで三千ショットほど撮って
みた。
比較テストといった撮り方ではなくそのレンズをもって昔撮ったようにレンズに合わせた被写
体を探して撮るのである。
デジカメはパソコンで即座に結果が出る。
だから楽しいのだ。
引っ張り出してとっかえひっかえしたlensも底をついて来た。
さて、その結果は、
中にはこれは凄いと云いたいレンズもあったけれど、前提に古いレンズにしては・・・という
但し書きがつく。
今のレンズでも、「今のレンズにしては?」と思えるものもあるけれど、おしなべて今のオー
トフォーカス手ぶれ防止の内蔵されたレンズとフィルム時代のレンズは横並びにはできない。
古いレンズはふわっとして柔らかいとか、ボケ味がいいとか、いろいろ言い方はあるけれど自
己満の範疇を出まい。
まして即座にフォーカスを合わせなけれならないような被写体にはNEXにフィルム時代のレン
ズをつけて撮るなんて至難の業ということになる。
結局、何本もある古いレンズを何時でも気の向くままに使うなどというのは、ていの良い言い
訳でめんどくさいことこの上ない。
一回りしてしまうとまたどこかにしまってしまうという、これは運命かもしれない。
手の届くところに残しておきたいレンズはR-D1ではライカMマウント以降の二三本だし、G1で
は何も古いレンズを使わなくても純正レンズに優れているものがあり、G1としての存在感があ
る。
じゃ、NEX-5はとなるといい純正レンズは無いし、かといってつけておきたい昔のレンズもな
い。
さてはやがて忘れ去られるカメラかもしれない。
ま、CONTAX Gマウントでも残しておこうか。
一部ブログに載せたりしたが、NEX-5以前に撮ったものを含めて百本の鏡玉「百玉一葉」とし
てを本にした。
これは百台の我楽多と二部作となる。

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