2010年11月6日土曜日

PENTAX_LX_film

このPENTAX LXというカメラは、18歳の時から使っているカメラです。
つまり、もうすぐ18年か。。。
おっと。数えるんじゃなかったかもしれません(笑)
当時は、デジタルカメラは開発途上であり、主力はもちろんfilm
filmは簡単にいえば、小さな粒の集まりで画像が形成されます。
光に当たると反応する粒(塩化銀)が塗られており、撮影後に化学反応を起こすことで像が現
れました。
種類も当時は、低感度(たくさんの光をフィルムに当てないと画像が生成されない)だけど、
画質がよいもの。
反対に、高感度だけど、画質が劣るもの(粒が目立つためザラザラした印象になった)、色鮮
やかになるもの、渋い発色をするものなど、
用途によって、使い分けることが出来ました。filmにISOと書かれているの見たことがある方
は、たくさんいらっしゃると思いますが、ISO100とかISO800というのが、この感度を表すもの
です。
廃墟やダムなどが流行った時は、あえて粒状感の出やすい高感度フィルムを使って、おどろお
どろしい感じを表現した方も多くいたと思います。
現在のデジタルカメラもこの考え方が受け継がれており、感度を調整することでノイズの量が
増えたり減ったりするわけです。
写真のLX(これは、メーカーの創立60周年という意味で、アラビア数字で60=LXというわけで
す)は、1980年から2001年まで販売されたロングセラーモデルで、プロ向けに開発されたもの
でした。特に、堅牢性の高さが、官公庁の現場(想像ですが、鑑識とか?)では、ずいぶん信
頼されたとか。また、氷点下20度の環境でも動作し、各部がパッキンで包まれているため、防
塵防滴機能も高いカメラでした。森島も漁船の上で、撮影中に潮を思いっきりかぶったことが
あったのですが、全く問題なかったことを覚えています。
また、小型で軽くバックの中で場所をとらないことも、ロケが多かった身としては、有り難く
重宝しました。
ところで、このカメラのもう一つの特徴は、豊富に用意されたカスタマイズパーツ。
指の形に合わせて、ユーザーが自由に削ってつくることが出来るグリップ(写真の茶色い部分
)や、巻き上げレバーをスッキリしたものに交換できたり、視認性をあげるため、カラーで色
分けされたダイヤルなどが用意されました。
また、本体裏側に名前を刻印してもらうことが可能で、まさに、メカ好き男子の論理をド・ス
トライクでカタチにしたようなカメラだったのです。
仕事のカメラというと、スペックの華やかさも楽しいところですが、実際には、よく手に馴染
み、壊れないことが第一条件。
もっとも、自然故障はなかったのですが、このLXは、自分自身が転んで地面にぶつけてしまい
、なんども入院した経緯があります。
もちろん、その都度サービスセンターに泣きつき、現状、精度も含めて問題ないのですが、
そろそろ、部品も払底してくる頃なので、最後の分解調整のチャンスとなりそうです。
それから、たった今になって気がついたのですが、フィルムカメラの良いところは、一生もの
であるということ。
また、メーカーが修理対応しなくても、交換部品が必要なければ、メインテナンスを引き受け
てくれるお店もあり、フィルム写真の風合いはまだまだ楽しめるといったところでしょう。
PENTAXはフィルムカメラの生産は終了しましたが、まだ、製造しているメーカーもあります。
#ただし、気軽に誰かにオリジナルを見せられないというジレンマはありますね(笑)
なお、予定している写真展で、フィルム写真も展示します。
デジタルプリントと並べたときに、どう感じるか、楽しみにしているところでもあります。

2010年11月4日木曜日

PENTAX_SP_SMC TAKUMAR

最近、知人の実家の片付けを仕事が終わった後に手伝っている。
毎日じゃないけど結構キツイ(笑)
そんな自分のテンションをあげる出来事が!!
銀塩一眼レフが出て来ちゃいました!
必ずと言って良いほど出てくるんですよね~カメラが。
そして今回は上物・・・ASAHI PENTAX SPOTMATIC SP!!
もちろん知人に断ってゲットです。
調べてみると1964年の発売。
しかしそのcameraはつい2~3年前の物のようなきれいな状態で、finderもクリア。
レンズ(SMC TAKUMAR 55mm F1.8)も多少の埃程度でカビやクモリも無さそう。
film室もモルトプレーンの劣化のみでシャッター幕も超きれい!
シャッタースピードも問題なし(たぶん)
レンズが外れないと思ったらスクリューマウントでした(笑)
ただ自分にとって重大な問題が・・・露出計用電池室の蓋が腐食、固着してる・・・。
電池も液漏れしているみたいだし、以前にも開けようとしてナメた痕跡が・・・。
これだけきれいな個体なので専門業者に頼んで、修理して貰おうかと考え中です。
良い業者がいないかな??
PENTAX SPの衣替え(笑)続けていこうと思います。
お次はcamera case。
PENTAX製の本革製。ところどころスレてブラックの表地からベージュの地肌が見えてしまって
いました。
そこで用いたのが「染めQ」。まるで染めたように塗れるスプレーです。伸縮性・隠蔽力があ
るのがGood。
金属部をマスキングして、全体を染めQでスプレー。何度も塗るのがコツのようです。
そして全体に皮革用のトップコートを刷毛で塗りました。
その後、ペンタックスマークの金メッキがはがれた部分に、メタルプライマーを塗って、クレ
オスのゴールドを塗りました。
これで完成。遠目からは新品のケースにしか見えません。
本革製だから、触っていて気持ちがいい。

2010年11月3日水曜日

Nikon_Minolta_camera

中古のカメラを買いました。
Nikon F3はカメラ・写真趣味と深い関わりがあり、この趣味の始まりを決定づけたと云って
もいいカメラです。
フォトキナで、Minolta α-9の発表を目のあたりにしてcameraや写真に興味を持ち、たまに
兄のお下がりのMinolta α-303Siで写真を撮るようになりました。
最初はただ単にシャッターを切っていただけだったのですが、やがて山登りにカメラを持ち出
すようになったのを見て、「山で写真を撮るなら、そろそろ自分のカメラを持ったらどうだ?
 ニコンNew FM2-Tみたいなチタン bodyのマニュアル機がいいと思うよ。」と、兄が
薦めてくれました。
 
カタログを眺める内に気になり出しcamera屋さんに行って実機を手にとってみました。 特別
な感動はありませんでしたが「うん、悪くないな。」と、それなりに納得ができました。 そ
れから隣に置いてあったNikon F3を何気なく手にとってみたのです。 塗装が所々ハゲチョ
ロになったそのNikon F3を「くたびれてるなぁ…。」と、苦笑混じりに持った手にはしかし
、筆舌尽くし難い未知の感触が伝わってきました。
 
金属ボディの質感と温度、最高機種ならではの重量感と滑るようになめらかな巻き上げレバー
の作動感。 そして手に合わせて作られたかのようなフィット感…。
ニコンF3に圧倒されてしまい、有力候補だったニコンNew FM2-Tへの購入意欲が揺
らいだほどでした。 同時にこの時、「機種は何にせよ、自分のカメラを手に入れてもっと写
真を撮りたい!」という気持ちも芽生えたのです。
 
結局、予算や身の程を考えて数ヶ月後にニコンNew FM2-Tを購入して、マニュアル機
デビューを果たしたのでしたが、「いつの日にかあのニコンF3の感触を手に入れたい…。」
という想いはその後も消えることはありませんでした。

Nikon_F2_film camera

昨日久々にカメラを触りました
最近のデジ1(デジタル1眼)ではなく、ガチャガチャッと言われる
film cameraの旧機なんです。
趣味っとまでは、言い切れないですが、好きな時に触るそんな感じです!
ある人を通して、カメラに興味を持ち、触れることができました。
感謝!
少しやってみると、意外と楽しいんです!
スポーツしかできなかった私ですが、文系の趣味も良いなと思いました
なんといっても魅力は『質感』・『撮ったって感覚』・『現像までの楽しみ』
ですかね~~。
Nikonのデジ1などと見比べても、色の深みみたいなのが
私ですら、感じることができます。
あと、人の顔を撮ると『肌感』が圧倒的に違う
今は父から譲り受けた、Nikonの名器『F2』をたまにぶら下げてます
父からも色々教えて頂き、カメラはな。。。。。。。。
ってな感じで、大好きな方は熱いみたいですね
熱血過ぎるぐらい、あつい
私は風景よりも、人の『顔』が好きかな
人の顔は凄い、一瞬一瞬違うし、同じ顔ができないし。
そんなこと考えながら、カメラ片手にニヤッニヤッしました笑
でもわかる方多いですよね~。
義父から頂いたNikon F2フォトミック。
数十年の眠りから目覚め、今ここに。

うちの奥さんの幼少時代をのぞいたファインダーで、今度はその子供を。
このカメラは、当時のまんま時間が止まっている。
タイムスリップってこういうことかも。

シャッターもばっちり切れるし、汚れも無い。
ただ、やはり数十年眠っていたので、リフレッシュさせてあげないと。
オーバーホールに出してから動かしてみよう。

レンズもほぼきれい!

こっちも
こいつは次の代に受け継げる家宝だな。
息子もカメラに興味持ってるみたいだし。
帰って来るのが楽しみ。

2010年11月1日月曜日

OLYMPUS PEN_harf size camera

OLYMPUS PEN EE3
1985年頃新品で購入
1973年から作られたモデルの最終型
1959から発売され始めたOLYMPUS PEN harf size cameraシリーズのうち最後まで残ったモデ
ルです。
harf size cameraは60年代に誰でも買えるカメラを目標に作ったそうです。
¥6,000で買えるカメラを,当時の大卒初任給位じゃないでしょうか。
ハーフサイズカメラのイワレは当時まだ高価なフィルム1コマの長さを普通の半分に仕切り、
つまり倍の枚数を撮れるようにした事に由来します。
このカメラの初期シリーズOLYMPUS PEN S、中学校の修学旅行に持ってきてる子を見受けたの
覚えてます。
当然お父さんのカメラ。
貰い下げかな、モダンなオトオサンは既にキャノネットかフジカか。
何だか解らないダイヤルは合わせてるかどうか怪しかったけど、暗すぎるとシャッターを押せ
ない様になってます。
レンズの周りのイクラみたいなツブツブのとこの仕掛けが何でもやってくれる。
ソレノイドっていうんですか、子供の頃こういうイクラみたいなの付いた露出計バラしてみた
けど、ワケ解らず水に浸けてみたのは何故だろう。
フィルム感度、ストロボ撮影での距離、露出、それぞれ合わせる処有って、まあどれか合わせ
ておけば良かった。
簡単なのは使うフィルム感度にダイヤル合わせて他は何も触らない事。
って触るとこ無い。
ピントは固定だから、只シャッター押すだけ。
☆要はオトオサンから渡されたら、後はそのままひたすらシャッター押せば良かった。
バシバシシャッター押して、36枚撮りフイルムだったら倍の72枚撮れる。
その枚数を全部現像焼付したら結構な値段になりました。
モノクロ主流だったから特別な旅行だったら許してくれたでしょう。
通常は撮り切れなくて同じフィルムが1年位カメラの中に有り、正月から次の正月まで1本のフ
ィルムって、ワケわからん状況になったのが常でした。
何故かシャッター押すのを惜しむ。
ポーズ取らないショットは無い。
まさかの街角スナップなんか撮ると失敗作だと思われる。
ぷらり散歩写真なんてゼイタクはプロのなせる業だと思った。
の、理由で無駄に写真は撮らなかったわけね。
これを買ったワケはお値打ちだと思ったから、確か1万円位。
オートフォーカス一眼レフも、ソロソロ発売の時期にこのカメラを買う人はまず居なかった様
です。
私自身は既にコンタックスの世界に陥ってドツボにはまってた時期です。
昔の貴重品が、オモチャの様な値段で買えるのが気持よかった。
今で云う大人買いの快感。
昔必死で買ったオトオサン達へのボートクですよね。
そーいえば馴染みのカメラのさくらやの人に「何故こんなの買うの?」って言われました。
コレそれなりに良く出来てますが流石に高級感は有りません。
金属製ですが、弁当箱の様にパコパコします。
フレームが太いらしく、それなりに重いです。
ボディーは全部金属で、レンズはガラスです。
レンズは大変優秀で、テッサータイプ ドイツ設計ツアイスレンズのコピーですね。
つい最近までこのドイツ設計レンズのコピーがゴロゴロしてました。
これで本気になって画作りするのは結構楽しかったです。
同じコンタックスカメラ仲間にコレで撮った作を(出来のいいのだけ)見せびらかして、発売
中止で買えないのを教えて悔しがらせて喜んだりしてました。
趣味人は、このように無為な事をするわけですね。
又使って遊ぶにはちょっと勇気が要ります。
フィルムカメラはリスクがデカいんです。
撮った写真の9割以上が失敗作に違いなく、足しか映ってないとか、真っ暗とか、あるワケで
すね。
それの全部にモレなくお金かかるわけです。
デジカメって一度買ったら後は只みたいなもんですから、よっぽど酔狂な方じゃないとクラシ
ックカメラを常用しづらいですね。

2010年10月31日日曜日

Canon_OLYMPUS_Nikon

隣町のリサイクルショップにふらっと行ってみました。
カメラがないかと見てみると、噂に聞くジャンクコーナーもあるではないですか。
1つ100円からの山を細かく見て行くと、結構な数のコンパクトフィルムカメラが。
しかしこれといって欲しいものがなく、移動してレジの近くに行くと、、、
少ないながらもショーケースの中にカメラが鎮座しておりました!
Canon の銀塩一眼レフや各社のセミクラシックカメラの中にひときわ目を引くこれが

OLYMPUS PEN EE2 です。PEN−Fを持っているのでついついPENに目がいってし
まいます。

キャップも付いてるし、レンズにもカビはなく、シャッターも巻き上げもスムーズです。
手の中への納まりが妙に良く、車の試乗と一緒でここまでくるともういけません。
そのまま買ってしまいました、2,980円でした。ところが!、、、
家に帰ってファインダーをのぞきながらシャッターを切ると、下の方に赤いモノがチラチラし
ます。
ネットで調べてみると、これ(通称:赤ベロ)は露出がアンダーすぎるかオーバーすぎる時に
出るもので、出ると本来シャッターは切れないはず!。
シャッター半押しで動くはずの絞りも、微動だにせず、、、
やっちまいました、、、、、、、。

しかし、このPEN EE2というカメラ、1968年発売でPEN−Fの兄弟ながら全然違
います。
一眼レフのFがずっしりとメカメカしい(見ようによってはNikonより)のに比べて、すごく
お手軽な感じ。
シャッター音もFのロータリーシャッターが「バシャン!」だとすると、まさに「ペンッ!」
という感じです。
固定焦点でピント合わせ不要、フィルムのASA(今はISO)を合わせれば、カメラが絞り
とシャッター速度(2段階)を決めてくれます。

絞りを自分で決めることも出来るみたいです。

PENシリーズなのでもちろんハーフサイズでフィルム枚数の倍撮れるし(なのでフィルム窓
は縦長)。

修理できれば最強のスナップカメラかも。

デジカメで一枚撮りたいときとか、スイッチを長押ししてレンズが出るのを待ち、更にシャッ
ター半押しでピントが合うのを待ち、
場合によってはストロボオフに設定する作業なんかが煩わしいといつも感じてました(私のI
XYデジタルの場合ですが)。
なんとか直してみようとおもいます。

2010年10月30日土曜日

Canon_AE-1_camera

Canon AE-1連写一眼のキャッチコピーで大いに売れた機種です
シャッター鳴きの持病が出るのでも有名ですね
シャッター優先のAE機で、露出計の針が動くタイプです。
他のAシリーズがデジタルやLED表示なのでそのあたりはうれしいのですが、
はっきりいって、露出補正もできない単なるAEカメラでした
使い勝手はAE-1Pのほうが全然使いやすいです。
このカメラからトップカバーがプラスチックになりました。
かっこは結構いいのですが使っていくうちに物足りなくなってくる機種です
今日はCanon AE-1のファインダー清掃をしました。
最近では、映画「ただ君を愛してる」の宮崎あおい扮する里中静流が使用していたカメラとし
ても有名な機種ですね。(色は黒でしたが…)レンズは50mm/f1.4 s.s.c正に“静流仕様”
まずは、カニ目をオープナーで開けます。
飛びましたが、シャッターダイヤルや、巻き上げクランクをオープナーを使用し外していきま
す。前面エプロン部を外します。

トップカバーと本体とを固定してあるビスを緩めてトップカバーが外せます。
「脳」があらわになりました。
ファインダーを取り外し、クリーナーで綺麗に清掃します。
ホコリを巻き込まないようにファインダーをとりつけました。後は、逆の手順で組み直します

ファインダー清掃終了。今回はここまでです。次回は、スクリーン清掃をする予定です。
Canon AE-1
1976年に「連写一眼」のキャッチコピーで発売されベストセラーになったキャノン AE
-1
当時1眼レフカメラと言えばキャノン、ニコン、ペンタックスでした

 
このcameraにはモータードライブが装備されています
当時は相当高価な買い物のだったようです
デジカメとは一味違います
持った時の重量感が何とも言えません

300mm望遠レンズ
これで飛行機などを撮影していたようです

再度カメラに挑戦しようと考えているようです
電池は注文しないと手に入らないようです
古い道具は段々と部品が手に入りにくくなってきます


現在の写真愛好家の間では絞り優先が主流のようです
このAE-1はシャッタースピード優先モード付きです
シャッタースピードを決めると自動的に絞りが決まる機能がついており当時は画期的な事のよ
うでした
当時のほとんどの機種は露出とこのシャッタースピードを自分で調整しての撮影でカンと経験
が必要でした
まさに職人技が必要な時代でした

2010年10月28日木曜日

OLYMPUS_PEN-S_film

久しぶりにfilmカメラで遊びたくなり、実家の物置を物色しに行きました。
 捜索の結果、昔、父から借りてよく使っていた一眼レフのアサヒペンタックスをまずゲット

 余っていたfilmを入れて、屋外で数枚撮りました。
 シャッターが切れる音は、なんとも懐かしくて良いです。特にこのペンタックスは、シャッ
ター音が大きく感じます。
 被写体を撮っているという感覚よりも、写真を撮っているという感覚の方が大きいです。
 一眼レフは、持ち歩くにはやや大きいので小さいものはないかと探してみると、父がさらに
実家から最近掘り出してきたOLYMPUSPEN-Sを発見しました。発売は1960年頃ですから50年物
です。

 父曰く、PEN-Sはシャッターが切れず壊れているので譲るとのことで迷わず頂戴しました。
 カメラを開けて見たところシャッターの部品が引っかかっているだけでしたので、それを修
正してシャッターが切れるようになりました。
 レンズには黄色いフィルタが付いていました。何で黄色かと知らなかったので調べてみると
、黄色フィルタをつけると人の見た目にはコントラストが強まるらしく、光が少ない条件でも
明るい感じの写真になるようです。(適当調べなので間違っている可能性ありますが)
 ということで、明日、試し撮りをして遊びたいと思います。

私の膝の上でのスナップ。
かわいくてたまりません♪
・・・
ずーっと欲しかったフルマニュアルコンパクト。
ピントと絞り、シャタースピードは当然全てマニュアル。フラッシュも“ホット”シューもな
ければISO設定や露出計すら無く、当然電池は要りません。全ての要素をじっくりと考え再構
成して撮る事もできれば、全てを撮る前に決定し、あとはひたすらシャッターチャンスに専念
する撮り方もできる。ある意味最高のスナップシューターかもしれません。そして、レンズシ
ャッターのもたらす静かでかわいいレリーズ音♪超高感度が売りの最新デジカメのようには撮
れませんが、無粋なシャッター音を暗闇に響かせる事なく、深夜に子供の寝顔をためらわずに
撮れます。たまりません

2010年10月27日水曜日

OLYMPUS_PEN-F_camera

以前からなんとなく気になっていた実家のOLYMPUS PEN-F
50年前に発売された当時の人気cameraで、
昔はインテリぶっていたうちの親父が、私が産まれる前に買ったようです。
数年前に見つけたときは、フィルムの巻き上げレバーがピクリとも動かず、
そのうちビジネスライクな兄にヤフオクで売られる運命かと思ってましたが、
このところのcamera熱で興味がわき、少しいじってみようと急遽救出。
昔からなんでも分解するタイプの私ですが、
時計とカメラは分解するとヤバい、と直感的に感じたので、
修理業者に頼もうかと思ったものの、
状態によっては7,8万円とかするらしく、
壊れていない中古を買ったほうが安いようなので、
ダメもとで自分で修理を試みることに。
涙ぐましい素人のcamera修理の過程は以下で。
まずは開けやすい底フタを恐る恐るオープン。
しかし、仕組みを理解しながら原因を辿るうち、気がつけば結局バラバラに…。
はたして元に戻るのでしょうか。
散々トライアンドエラーを繰り返すうちに、
いくつかの怪しい箇所を発見。
どうやら、むかし作動不良を起こしたまま、
中途半端な状態で十数年も放置していたために、
オイルが劣化して重要な部品が固着した状態だったようです。
の他、パーツのひっかかりを微調整したり、
修理の過程でやらかした故障を直したりと、
なんやかんやの格闘の末、ジーコジーコガッシャ、
というPEN-F独特だという軽快な動作が復活しました。
しかし、レンズをつけると作動不良頻発。
ネットで調べると、レンズの絞りの動きが鈍くなっていると
カメラ側の抵抗が増え、作動不良を起こすという決定的な事実が発覚。
おそらく、昔起こった作動不良もこれが原因かもしれません。
というわけで、ここまできたら臆することなく禁断のレンズ分解&清掃。
正直、バラしたことを後悔するほどの組立の厄介さでしたが
なんとか組み直し、ヌルっと動いて元に戻らなかった絞りが
シャカシャカと軽快に開閉するようになり、カメラの作動不良も完治。
これをもって、修理は完了。

2010年10月26日火曜日

OLYMPUS_OM-1_OM-2

最近中判(特に2眼レフ)の収集とレストアを行っていますが
久しぶりに35mmのレストアに着手。
OLYMPUS OM-2 非常にコンパクトな1眼レフカメラです。
手にした時はプリズム腐食と電源が入らないという症状。
プリズム腐食はこの時代のカメラの持病。
これはOM-10のジャンクから移植すれば簡単。
モルト(遮光用スポンジ)が劣化してポロポロ・パサパサ。
アルコールできれいにふき取る。
電源が入らない原因はメインスイッチの基盤のサビ。サビた電気接点を丁寧に磨き、仕上げに
接点復活剤を塗って完了。
無事電気回路が復活しました。
後気になるのがシャッター幕のシワ。
いろいろ調べましたがどうやらシャッター幕のリボン(糸)がプーリーから外れている。これ
を直すには相当の時間がかかるため今日は断念。
でも貴重な人気のカメラが復活して本当に嬉しい瞬間でした。
またまたカメラが増えてしまいました。
お店は毎度おなじみハードオフ
買ったのはOLYMPUSOM-2
まぁ、本体はどうでもいい。
欲しかったのは付属のレンズ
OLYMPUS 50mm F1.4のレンズがわりとキレイな状態だった。
レンズはカビもなくわずかなチリが混入してる程度。
本体込みで5000円ならまぁ安いかな~と
自分に言い聞かせて購入。
とあるカメラ屋ではレンズ(カビ有り)で1万超えてたりするから掘り出しモンかな?
本体はプリズム腐食と裏蓋モルト劣化が発生。
メカは問題無いんだけど、露出計が怪しい…
オートとマニュアルで一段ぐらいシャッター速度が違うんだよ。
シャッター音だけで判断してるから、高速域はわからないけど、低速域では違いが出てる。
こういう仕様なのか?はたまた壊れてるのか?
分解も試みたけど、フィルム巻上げレバーのネジが固着してて分解不能。
強引な手段で分解する事もできるけど、その辺どうしようか悩み中です…。
気軽に使えるカメラなんだけど、電池切れで全く使えなくなるカメラなのでちょっと嫌かな~

とりあえず、私のマニュアルのメインはOM-1だな。

2010年10月25日月曜日

OM-1_camera_shutter

OMシリーズの初代機であるOM-1の誕生は、昭和48年(1973年)
私が生まれた時に親が購入したものですが、露出計の電池が水銀なんでもう売ってないんです
ね。
という訳で経験値でフィルム一本撮影して現像待ちです。
自分の息子を引き継いだcameraで撮影するのもなんだか感無量。
多少の腐食はありますが、shutter音は快感ですw
私が中学、高校の頃に使っていたOM-1は、今の住まいに越した時にトランクルームに預けてし
まいました。中が、どんな状態なのか知りたくて、トランクルームで発掘してきました。
カメラバックに入っていたのが
OM-1 本体
極初期型のOM-1でした。
案の定、プリズム内にカビ発生で、使用するのはキビシイ。
レンズ
50mm F1.4
28mm F3.5
100mm F2.8
いずれも、カビ大発生。
付属品
ワインダー1
camera本体に後付けするフィルム巻上げ部品です。
これは、ちゃんと動きました。使えます。ちょっと嬉しい。
フィルター
モノクロフィルム用です。
オレンジ・レッド・黄緑 の三枚。
真面目にモノクロ写真、撮っていたんですね。
ケーブルレリーズ
マクロ撮影用エクステンションチューブ
テレプラスX2
交換用ファインダースクリーン2種
アクセサリーシュー2個
こんなの 何時 買ったんでしょ。
すっかり忘れてました。
いずれにしても、懐かしい物ばかり。
でも、カビが凄くて 使えないのが残念ですね。

2010年10月24日日曜日

PENTAX_SP_shutter

PENTAX SPのクロ3台です。
少し前に3台目がやってきました。
長ーいこと、ケース越しに眺めていたものです。
私とカメラを隔てるものは、ガラスケースとお値段。
あるときちょっと下がっていました。
そしてそのお店がリニューアルオープンした後偵察に行くとこれなら良いか?
と思われるお値段になっていました。
下になる固体です。
手持ちの2台より綺麗だったもので。

左側のものは最初に来たもの、ペンタ部に少しへこみあり。
右側がこれまたつい最近うちに来た物
かなり歴戦の擦り傷有り。
SPなんていうと”ピクッ”とよく反応されます。
ニコン様のSPと思われるようで…。
すんません、アサヒのSPです。
サァーっという音と共に皆さん引かれてゆきます。
えーやんかっ!中級機でも。
PENTAXのクロって、結構綺麗だと思うもの。
またまたリサイクルショップでジャンク漁り。
数日前にリサイクルショップで見つけました。
動くか、動かないかはどうでも良く、見た瞬間に購入を決めていました。
初めてのスクリューマウント。  マニアックな領域に突入して行くような(^^)
どんどん深みにはまって行くような気がします.......。
2000円の破格値! 購入しない訳がありません。
残念ながら、shutterを押しても、ミラーが上がったまま、
しかもシャッター幕も完全に閉じません(>_<)
しかし、たまにミラーが下がって、shutter幕も閉じるときがあります。
これは、グリスアップすれば動くかも(^-^)
底のカバーをはずし軽くグリスを吹いてやっただけで、動いた!~\(^0^)/
ほとんど動かなかった、低速のシャッターもほぼ正確に動くようになりました。
後は実際に撮影してみて確認して見たいと思います。

2010年10月23日土曜日

Canon_F-1_film camera

いつもはCANON EOS 5DMarkⅡで撮っていますが、今回の写真はCANON F-1で撮っ
た写真です。

このCanon F-1 、はじめて私が手にした一眼レフカメラです。
今はなき父親に、一眼レフカメラを無心して買ってもらったのが、このCanon F-1
最初は二人で共用する約束でしたが、いつも私が持ち出していたので、父親はもう1台 F-1
を買い足すはめになってしまいました

さて、このCanon F-1、もちろんデジタルでなくfilm cameraです。
おまけに、フォーカスも絞りもすべてマニュアルです。
35年近く前のこのカメラ。
おまけにここ20年ちかく、使っていませんでした。
はたしてこのままオーバーホールにもださすに写るんだろうか・・ 
とりあえず、モノクロフィルムを買ってきて撮ってみました。
36枚撮りだったので、フィルム全部を撮り終えて、現像まで随分時間がかかりました。
よかったあ~、うつってたあ
24枚撮りフィルム1本撮るのに、1週間もかかっちゃいました
が、ようやく撮り終えました。
一番の敗因は、58mmf1.2を開放で使う事にこだわっちゃった
ことかなあ。最後の7枚くらいは、24mmつけてみちくさ市・
手創り市をばしばしっと撮って終わらせちゃいましたが。
おかげ様で、露出計・ファインダ以外は特に不具合が
無いようで、ほっと一安心。
露出計使わず、勘なので、シャッタースピードも厳密に合って
いるかはわかりませんが、最高スピードの1/2000もそれなり
にちゃんと切れている様です。

PENTAX_MX_35mm film camera

我が家にやってきて以来純正のM42スクリューマウントアダプタを介してM42レンズしか装着したことがなかったMX・・・不憫とは思いつつもOMと被るしなぁ・・・・とかいろいろ・・・標準レンズの価格は落ち着いてきたかなぁ・・・でも・・・と躊躇する日が・・・
そんな時にペンスケ展6神戸の特別イベント、フリーマーケットにペンスケ仲間のakkiiさんがPENTAX ME SUPER+SMC M50mmF1.4を出品されていてちょいとおねだり+先日嫁に出したAuto110と交換ということでレンズだけを譲ってもらうことに成功!(akkiiさんすいませんでした)これで初恋のカメラのスペシャルな組み合わせが完成したのです!当時(30年ほど前)はボディとの組み合わせ、今で言うキットというとF1.7・F1.8の標準の組み合わせとちょっと高価なF1.4レンズの組み合わせしかなくF1.4レンズとの組み合わせなんてちょいとしたステータスだったんです!
いつもはレンズを装着してても軽いMXがこのレンズをつけると「えっ???MXってこんな重かった??」って思うくらいのずっしりとした感触!これがF1.4レンズの凄さなんですよね・・・・。
その日はPENTAXカメラ図鑑と譲っていただいたレンズをMXにつけて昔を思いだしていました、うーんこれはOM-2NにF1.4レンズを奢ってやらないと・・・・(馬鹿)

オイラが持っているもう一つの35mm film cameraです。
露出計以外には電池を使わない、機械式のカメラ。
オイラと同い年(1976年製)のカメラを探していたところ、
機械式で安く、かつコンパクトな一眼レフという
とても厳しい条件に合ったのがこのカメラ。
マップカメラで購入しました。
このカメラは、
古いM42マウント(古いカメラは大体これ)が使えるカメラです。
(M42使用にはアダプターが必要になりますが…。)
専門的な話をすると、フランジバックがなんたらかんたら…。
とかなりますが、
とにかく古いレンズが色々楽しめる、粋なカメラだと思ってください

2010年10月22日金曜日

OLYMPUS_OM-3_ZUIKO

これが愛用のOLYMPUS OM-3、1984年発表のモデル。学生時代に購入した。写真はカメラ本
体にOMZUIKOレンズ40ミリF2とワインダー2を装着した図である。素晴らしい堅牢性
と電池無しでもシャッターが切れる完全メカニカル、測光はスポット式で細かい光の調子まで
検知できる。いわばプロ仕様の通好みのカメラだ。私はカメラの腕は大したことはないが、へ
そ曲りで流行のカメラを買う気にはならなかった。
 この翌年には最初のオートフォーカス一眼レフ「ミノルタα7000」(現在のデジカメで
は当たり前)が発表されるわけだから、このカメラはいわば時代から逆行するスタイルである
。何しろ、焦点・絞り・シャッタースピード、全て手動で操作するわけだから。
 
 因みにOMZUIKOレンズ40ミリF2は超薄型レンズで、しかも望遠的写真から広角的写
真まで撮れてF2と明るいレンズ、私には50ミリ標準レンズよりも使い勝手が良かった。ま
たワインダーは本来フィルムの自動巻き上げだけなのだが、このワインダー2は秒2コマ半の
モータードライブにもなる。
 
 私はこのOM-3以外にもOM-1やOM-2を持っていた。OM-1は3の古いバージョン、O
M-2は電子シャッターバージョンである。焦点は手で合わさなければならないが、絞りとシ
ャッタースピードはカメラ任せにできる
これが私が保有するOMシステムのレンズ群。後列左からレフレックス500ミリF8、20
0ミリF5。テレコンバーター、前列左から50ミリF1.8、40ミリF2、28ミリF2
.8。
ファインダーの不具合があった愛機、OLYMPUS OM-3のその後。市内にあるしにせのカメラ修
理店では、電話で機種を告げたところ「メーカーが部品を製造中止したので、修理は扱ってい
ない」と言われ、途方に暮れていた。
ネットで探したところ、長野県でカメラ修理を専門にやっている「ちゅうぶるカメラサービス
」を見つけた。個人でやっている方だが、全国から依頼があり腕は確かなようだ。いちるの望
みにかけることにし、カメラを送って見積もりをしてもらう。
見積もりによると、ファインダー不良、モルト交換、スピード露出の精度不良、各部分解清掃
、点検調整-といった結果。いままで問い合わせた店では「修理不能」と診断されてきただけ
に、即メンテナンスを依頼した。
ほぼベストな状態で直った。前職で苦楽をともにしたカメラ。デジタル全盛の時代になってし
まったが、これからも大切に使い続けていきたい。それには、古いカメラもよみがえらせてく
れる街の“修理屋さん”の存在は貴重だ。

2010年10月20日水曜日

Nikon_F2_Photomic

写真工業1975年6月号の連載記事『「システムカメラ思考」16回データ・システム』にNikon  F2
用データ装置として下の250枚撮りフィルムバックが載っていました。
Nikon F2データの発売は1976年11月で、この記事にあるカメラは特注品もしくは試作品ではな
いかと思われます。
あまりハッキリとした画像ではありませんが、データバックのデザインや、マスクされ、デー
タの写る範囲の違いが分かると思います。

記事によると、250枚撮りフィルムバック・モータードライブ用で、画面左側に幅3.5ミリ×
12mmの大きさで3針式の時計と年月日、メモ板に記入した文字が写し込め、AC電源利用時には
秒あたり3コマまでの写し込みが可能とあります。データ写し込み範囲が大きく時計ユニット
もしくはデートユニットとメモ書きの両方写せるようですが、画面左3.5ミリ分がそっくりマ
スクされてしまい、製品では改良の後が伺われます。
久しぶりのNikon F2です。
現在のデジタル一眼レフとは全く違う存在感。
かっちょいいです!!
金属の塊感といい、重さといい 何ともいえませんね。
このF2は最初期モデルで貼ってある革がその後のモデルと違い
細かいシボになっています。
また、マウント周りのネジもマイナスネジが使われています。
その後のモデルはプラスネジとなっており、ちょっと違うF2になります。
Photomicファインダー部分もボディ同様のシボ革になっていまして
なかなか素敵なんですよ。
巻き上げる感触も良いですし
シャッター音も大好きです。
機械が動いているぞ~という感じです。
高校生の時分から憧れだったNikonの高級一眼レフ「F2」...。とうとう手に入れました。
それも「Photomic AS」です。キタムラのネット中古で見つけたのですが、何と言っても「ガ
ンカプラーAS-1」が付いていたということがポイント高かったですね。

2010年10月19日火曜日

OLYMPUS OM-2_OM-1_AE

OLYMPUS OM-2
このカメラの最大の特徴は、絞り優先AEで自動露出が使える事です。
かなりの写真が、ファインダーを覗かないでの撮影です。
概ねこんなものかなと、カメラを向けてシャッターを落とす。
出来上がりまで、どうなるかわかりませんけど、これはこれで楽しいです。
ピントは目測、露出は自動です。
ところで、今回使用したこのレンズ。
ヒカリカメラさんでOM-1に付いてきたF1.2と言う、大口径の明るい高速レンズです。
トリウムレンズとしても有名で、微量の放射性部質をレンズガラスに含みます。
このため、素晴らしく解像度の高い描写をしますが、経年変化で、ファインダーを覗いただけ
でもわかる程、黄変してしまっています。
でも、カラーで補正しなくてもこの程度ですので、これはこれとして愉しんでいます。
紫外線に長時間当てると、クリアーになるそうですが。
OLYMPUS OM-2は、小さくてシャッターの感触も良い素晴らしいカメラです。
綺麗な塗装のブラックボディ。
お散歩カメラには、最高かも知れません。
OM-1系がメカニカルカメラの系統ならば、OM-2系はオート&マニュアルの電子カメラの系統。
OM二桁機とはまた別の系列で、一時はOMシステムのフラグシップを担っていた。
その最終型が、このOM-2 SPOT/PROGRAMである。
OM-2 SPOT/PROGRAMは海外名をOM-2S PROGRAMといい、帰国子女が国内にも見られる
OM-2からOM-2Nへのモデルチェンジはマイナーチェンジ程度のようなものであったが、
OM-2NからOM-2 SPOT/PROGRAMへのモデルチェンジは、大幅な見直しであった。
モデルデザインもそれまでのオリンパスOMシリーズとは異なる。
ただし、操作部のレイアウトは一部を除き共通化されている。
露出補正ダイアル、ISO設定ダイアル兼用はその厚みが薄くなったが、位置はOM-2系共通の場
所。
リワインド用クラッチはボタン化され、OM-4などと同じ位置に。
メインスイッチ兼モード設定レバーは、単なるモード設定レバーに。
もちろん伝統のバッテリーチェック機能もつく。
AUTO位置とPROGRAM位置では緊急オートが働くのはOM-2系共通。
もっともOFF位置がないので緊急オートではないのかもしれないが。
新たにマニュアルモードはスポット測光専用になった。
露出の何たるかを知るものにはこの方が使いやすい。
OM-2系でははじめてホットシューが固定され、Tシリーズのエレクトロニックフラッシュに対
応するのは
OM-2系と変わりはないが、オフカメラシューが装着できないので、カメラ本体にソケットが装
備された。
PCシンクロソケットも装備されている。
アクセサリーも特に利用不可なものが増えてはいない。
必要ないものがあるので減ったように見えるが、OMシステムの一端を担うカメラボディ、
主要なものはなに不自由なく装着可能である。
メタルボディにマルチモードを内包してOMの強みを十分に発揮できる名機である。

OLYMPUS_camera_OM-1

日本では、業界を問わずあまり特定の技術者の名前が出ることはありませんが、OLYMPUS
cameraにおいて米谷義久(まいたに よしひさ)さんと言う方が「ペン」「M-1/OM-1
」「XA」と言ったそれぞれ一世を風靡したcameraを設計開発されたことは有名です。
ご自分の「まいたに」の頭文字を取って「M-1」が名付けられたということはあちこちのサ
イトに出ておりますし、ライカからクレームがついて(実はアルファベットと数字の組み合わ
せだけではどこでも商標登録は出来ない)、やむなくオリンパスのOをアタマにつけて「OM
-1」と改名した、と言う話はあまりにも有名であります。
私の記憶するTVコマーシャルでは、たしか爆音高く飛ぶヘリからOM-1を使って空撮する
シーンをバックに、「OLYMPUS M-1(後にOM-1)、そのすぐれた機動性、小型軽量、
モータードライブ……」とか言っていたように思いますが、なかなかインパクトのあるもので
した。
更にOM-1のカタログはなかなか挑戦的なもので、当時の一眼レフカメラがどんどん大きく
重くかさばる方向に行っていることに対して明確に批判し、小型軽量コンパクトなカメラが
35mmフィルムカメラであったはず、という基本線をしっかりと押さえた上で「カメラシステム
」というものを提唱しました。
このOMシステムは、「カメラがあり、そしてそのカメラを中心にシステムを展開したもの」
ではなく、その正反対で「こういうシステムありきで、その中で使われるのがこのボディ」と
いうもので、実際OM-1の後にOM-2がデビューしますが、OMシステムには何の問題も
ありませんでした。実際のところはどうだったのか知りませんが、今の目で見てもよく考えら
れた「システム」であったことは間違いないでしょう。

2010年10月17日日曜日

Nikon_manual camera_shutter

先月ヤフオクにて再三度(懲りないね)
Nikonの銀塩カメラである【Nikon FE】を、ヤフオク締め切り間際での\3400にて落札
FEとは・・・・
【ニコンFE(Nikon FE ) - 1978年(昭和53年)4月発売。キャッチフレーズは「シンプル・ニコン」。ニコンFMとほぼ同じ外観とスペックに絞り優先AEと電子シャッターを備えた姉妹機。電子シャッター機だが電池消耗時のため機械式の1/90秒のみの非常用シャッターを備える。この機能から誤解を受けやすいが、本機のX接点は1/125秒である。ニコンFMと同等以上にヒットし、プロのサブカメラとして使用される例も多かった。ニコンFMと同様連動レバーを倒すことで非Aiレンズも装着可能だが、この場合開放測光はできず絞り込み測光となる。またミラーアップができないため、装着に際しミラーアップを必要とするレンズは装着できない】
と言う古いmanual cameraです。
モータドライブ付きでこの価格は安いでしょ
ただし、
レンズはまだ購入していませんが、外観もまずまず綺麗な方です。
shutterが切れる音は今のデジタルカメラには無い切れのいい音でたまらないです。
ニコンの銀塩カメラでは「F3」が名機と言われていますが、僕はFE/FMが好みです。
また、
今「New FM2」をこの位の価格で探していますが、さすがにNew Fm2は高いですね。 
しかし、
このFEはフィルムを入れてshutterを切る事は無いと思います、飲みながら眺めて、触って、空shutterを切るくらいかな

2010年10月16日土曜日

Leica_film camera

遂に、Leicaも事実上銀塩カメラから撤退のようです。
2009年から、MP、M7の生産を行っていなかったそうで・・・
一番最後まで銀塩カメラを作り続けるメーカーだと思っていた人も多いと思いますが仕方がな
いですね。
film cameraにしても、デジタルカメラにしても、レンジファインダーカメラ、細かいことは
ともかくとして、そのカメラを選ばなければならない決定的な理由がないような気がします。
そこで、Leica最後のfilm cameraとしてMPやM7を購入しましょうなどという言葉も聞こえてき
ますが、機械式のMPはともかくM7については・・・疑問を感じます。
さて、Leicaもデジカメに活路を見出していくのかもしれませんが、ライカを持つ趣味の方の
ためのカメラと言う意味合いがよりいっそう強くなっていくのではないでしょうか。
個人的な意見ですが、デジタルのM型ライカを一台買うぐらいなら、最新のデジカメを買い替
えていった方が、現場でもかなり優位に立てることと思います。
なにか、特別な理由があれば、また変わってくると思いますが・・・すくなくとも、今のとこ
ろ私はデジタルのM型ライカを購入予定はありません。


ここで、もう一度、フイルム利点について考えてみたいと思います。
唯一これだけは勝っているだろうと思うのは、記録性=保存(再生)ということではないでし
ょうか?
デジタルのようなハイテクのものは、将来、現在のフォーマットで再生不可能になっているか
もしれません。
現在使用しているメディアや、HDが、将来のパソコンに接続できなければ、その記録はこの世
界には再現できません。
映画界で、未だにフイルムが主流なのは、そういったことも考えてのことらしいです。
写真は、何十年先の未来に残していく"記録"ですから、その点で唯一フイルムに利点があると
思います。
芸術的な写真を撮っているから記録という意味合いは必要ないという方もいらっしゃるかもし
れません。
film cameraを使用する方は、もういちど原点でもある"記録"ということを少し考えてみる
といいのでは?と思いました。

classic camera_PENTAX_Nikon

昨今のカメラブームもあって小道具にclassic cameraを使われることが多い。先日もスタイリ
ストさんから「SX70持ってたよね」と問い合わせが。「商売道具を貸すわけにいかん」と言い
たい気持ちもあるけど、逆に使って欲しいという気持ちもある。この今回の問い合わせついで
に手持ちのclassic cameraを整理することに
今日は夕方に少し時間が空き、たまたま”板橋と光学 vol.2”が展示されている板橋区立郷
土博物館のそばにいたので見学して来ました。
1Fの常設展示は撮影可でしたが、2Fの特別展示は撮影不可でした。(写真は1Fの常設展示)
さすがは”日本のドレスデン”、旭光学・東京光学の地元なのでASAHI PENTAXやTOPCONのカメ
ラが多数展示されていました。
数えた訳では無いのですが、200台ぐらいかな?
もちろんCanon・Nikon・minolta・KONICA・RICHO等や外国メーカーのクラシックカメラもあり
ましたが、一眼レフ歴1年半強の自分には、ちとハードルが高かった(笑)
当時の様子がわかる写真があればもっと良かったかも?
「フォトキナ2010」で続々と新しいカメラが発表されていますが、富士フイルムはクラシック
デザインの「FinePix X100」を発表しています。APS-CサイズのCMOSに35mm相当の単焦点レン
ズを組み合わせ光学式とデジタル式のfinderを切り替える事ができるようです。フロントのセ
ルフタイマーが何ともそそるデザインですが、これでマクロレンズとかが使えれば面白かった
のになー。来年の3月頃になりそうな店頭に並ぶ日を楽しみに待ちたいと思います。

2010年10月14日木曜日

film camera_focus_shutter

夏にfilm cameraで散歩をしたときの一コマ。
いまや仕事ではすっかりデジタルカメラになってしまったけれど(環境的にもデジタルでなければ仕事にならない)、いまだプライベートではフィルムを愛用しているよ。
どっちがいいとかってことじゃなく、リズムが違うんだよね。写真を撮るリズムが。
フィルムのカメラは、手巻きでfocusもマニュアル、ワインダー(連写するための装置)も付けない。自然と、一枚ずつ大切に撮るようになるんだよね。
あと、出来上がりが現像が終わるまでわからないってのも、古くて新しい感覚っていうか。上がりを見るのが楽しみなんだよね。
フィルムカメラは、フィルムの巻き上げ、露出の決定、ピントあわせ等写真を撮るために必要な一連の操作を、人が自らの手で行わねばなりません。
(注)3つの操作の1つ、2つあるいは3つ全部をオートでやってくれる機種ももちろんありますが、こうした機種のお話しは後回し。いずれその効用についてもお話ししたいと思います。
 これら操作が煩わしいとお感じになる方もいらっしゃるでしょうね。大抵の人類がそうかもしれません。小生もその感覚を否定しません。なにより、人類の進歩とは、人の手で行わなければならない行為を、機械に委ねることとほぼ同義なわけですからね。
 でもあまりにも便利になりすぎた結果、写真を撮るという、人間の主体的であるべき行為が、単にカメラのshutterを押すだけの従属的な行為に貶められてしまっていないでしょうか。そのうち、構図(つまり写す対象そのもの)も、カメラが決めてくれるデジカメが登場するかもしれません。いまでも、笑顔にピントがあった途端、シャッターが切れるという、ある意味究極のオート機もあるそうで、あながち冗談で終わりそうにない恐ろしさがあります。
 そしてこうした人間の主体的な関与の余地の狭まりは、何もカメラの分野だけではありません。車も家電も、人の関与を許さない「ブラックボックス」化が急速に進行しています。
 そうした時代であるからこそ、人が自らの手で主体的に関与し、その代わり自らの行為の結果を全面的に引き受ける分野を残しておきたいと思います。その、いまや数少ない分野がfilm cameraの分野です。
 先日ご紹介したミノルタA5などは、カメラ本体に露出計すらついていません。「晴れの日中、日向であればshutterスピード250、絞りは8。日陰なら60の5.6ね」。こんな、「マントラ」を唱えながら露出を決定しております(ただし、ネガフィルムならたいていこれで間に合いますがね。夕方や夜はお酒飲むので、デジカメならともかくフィルムでは写真撮らないし・・・)。
 1枚撮っては、フィルムを巻き上げる、その手触りに主体的に生きているという感覚が呼びさまされますょ~(←高揚してちょっとオーバーな表現やね。)。 

2010年10月13日水曜日

Leica_lens_film camera

カメラとしては“別格”の座に位置すると言っても過言ではない『Leica』シリーズ。フィル
ム機はその緻密でいて丈夫な機体ゆえ、「孫の代まで使い続けられるクオリティ」と賞賛され
ています。
『M型 Leica』、または『Leica M』シリーズはそもそも、1913年に作られた『ウル・ライカ』
と呼ばれるプロトタイプ『バルナック型ライカ』を祖とした派生。ちなみに『バルナック型ラ
イカ』は当初、映画版シネフィルムを流用するアイデアを元に設計され、35mm版カメラの原点
になったとも言われています。
他にも一眼レフである『R型ライカ』なども存在しますが、象徴的な存在として語られること
が多いのは、やはり『M型ライカ』ではないでしょうか。『M型ライカ』の特徴は“レンジファ
インダー”と呼ばれる機構。
一眼レフカメラの場合、レンズから入った光が直接、ミラーボックスを経由してファインダー
、そして私たちの眼に届きます。レンジファインダーの場合、lensではなくファインダー窓と
呼ばれる部分から光が入るため、ミラーボックスが不要となります。そのため、コンパクトで
軽量なボディの実現が可能になっています。
またレンジファインダーの場合、lensに左右されない明るく鮮明なフレーム像であるため、手
動でも正確なピント合わせができる点で重宝されています。反面、レンズによる絞りやボケの
違いがファインダー越しに確認ができない、望遠レンズだと精度が落ちるなどの弱点があるよ
うですがそのデメリットも補って余りあるメリットであると評価されています。
さて、今回の『ライカM9(Leica M9)』は、その名の通り『M型ライカ』の最新モデル。レン
ジファインダー搭載はもちろんですが、フルサイズCCDセンサを搭載したデジタルカメラであ
るという点が大きな特徴となっています。更に36mm×24mmのフルサイズで撮影できるデジタル
カメラとしては、世界最小。センサ部分は、これまでどおりコダック社との共同開発と言われ
ています。
film cameraでは、フィルムの交換時につまみを回しベースプレートを取り外しますが、『ラ
イカM9』ではバッテリーやSDメモリ交換時にベースプレートを外します。バッテリーは専用の
リチウムイオン電池で、公称電圧3.7V、1900mAhの容量です。

2010年10月12日火曜日

camera_TOPCON_OLYMPUS

今日は大量に入荷した中古cameraの情報をお知らせします!
TOPCONのREsuperに、
レンズが58mmの1.4
    25mmの3.5
    100mmの2.8
    200mmの5.6
と、かなりレンズの量も豊富です!
このcamera自体もかなりカッコよく、興味あるかたはお早めに!!
他にもOLYMPUS OM-1、OM-10、XA、PENと入荷しました!
OM系のレンズも大量に入荷されたので、OMをお持ちの方、早いもの勝ちですよー!
整備をしてからの受け渡しになりますが、予約は承っているので、お待ちしております!

他にも最近入った中古cameraでは、
ゼンザブロニカのS2
RICOHFLEX
といった中判カメラもオススメです!
ブロニカにいたっては、3台在庫があるので、和製ハッセルを使ってみたい!
というかたは、是非ご検討ください!
夜フラフラ歩いてると、三脚にクラシックカメラをつけて写真を撮る人が…。
デジカメを持つ観光客が多い中、銀塩カメラを持つ彼女に妙な親近感が生まれたのと
その姿がかっこ良かったので、お願いして一枚撮らせてもらったのが上の1枚。

2010年10月11日月曜日

film camera_Minolta_Nikon

さて、カメラに関する話題では、これまで主にデジカメを取り上げてきました。これからしばら
くの間、film cameraについてあれこれ思うことをお話ししたいと思います。
 題して「フィルムカメラの魅力のあれこれ」。いつまで続きますことやら・・・
 まずfilm cameraの魅力の第1は、その質感でしょうね。端的に言えば金属製であること(超
合金である必要はありません・・・)。
 下の写真のカメラは、わが愛用の1台、Minolta A5です。ほぼジャンク状態だったものを修
理してもらいました。
 このA5を代表的film cameraというつもりは毛頭ありませんが、フィルムカメラと言えばま
ずはこんな形が一般的です(でした?)よね。
 主要部分はすべて金属製。したがって、大きさのわりに手にずっしりときます。たぶんシャー
シ部分は亜鉛合金、上下のカバーは真鍮にクロムメッキだと思います。カバー部分のメッキの色
合いが好きで、暇があればクロスで磨いています。
 なお、ファインダーの部分はほんもののガラス。コンデジでも小さな光学ファインダーが付い
ている機種がありますが、その材質はたぶんプラスチックだと思います。
 レンズの鏡筒や各リングも、オール金属です。
 往事の精密機械・金属工業の製品の風格があり、見ているだけでもあきない魅力があります。
 プラスチック外装のデジカメには残念ながら毎晩磨きたくなるような魅力はないですね(わが
デジカメ諸君、薄情なオジサンを許せ・・・)。
ひょんなことから、Nikon のフィルムカメラを頂きました。
望遠レンズまで付いております。
こんな本格的なモノ、使いこなせるのかなぁ?

絞り、シャッター速度、露出 etc・・・。
ちょいと、モッコリしていて愛嬌がありますな。
フィルム買うなんて、9年ぶりですな。
デジカメのように、野放図に撮るわけにはゆきませぬ。
お勉強をせねばなりませんな。トホホ・・・。

しかし、40年前のグランドセイコーを着用し、
13年落ちのボルボに乗って、
そしてフィルムカメラ・・・・・・。
懐古趣味オヤジ路線まっしぐらですな。
う~む、老けそうじゃ・・・・・・。

2010年10月10日日曜日

CANON_PENTAX_NIKON

近所を散歩しているときに撮影したものです。
この時の組み合わせはNewF-1&NFD50mmF1.2Lでした。
フィルムは一体いつ製造されたか不明のコニカパン400です。
このレンズもお気に入りの一つです。
これから図書館に行くのですが、
今日の相棒はCANON AL-1に決めました。
実は僕カメラを始めた時はPENTAXから入りました。
何かの本を読んで
一眼レフカメラがほしい!
オートフォーカスは甘え!
時代はマニュアルフォーカスだ!
と確信してしまいました。
(日本のメーカーが殆どフィルムマニュアルフォーカスから撤退し、
フィルムメーカーもミノルタが撤退するなど僕の確信は明らかに
誤っていたことが後日判明しました。)
その時に手っ取り早くカメラを手に入れようと
親戚にカメラがあまってないか聞きました。
すると使ってないからあげるといって
PENTAX SVをもらいました。
このカメラは1962年に発売開始されたカメラで、かなりクラシカルな
感じのカメラです。
もらった当時僕は夜も眠れないほど興奮しました。
しましたが…いかんせん古いカメラなのでトラブルが付きません。
典型的なのがミラーアップです。後はシャッター関係のトラブルですかねぇ。
ただ、最近のカメラほど複雑ではないので、自分で修理することも
可能みたいです。僕はできませんけど…
それでも、さすがにミラーアップなどの問題が頻発して、旅先で使うのにも
不便な場合が多く、さらに露出計が付いていないため
オーバーホールとかするよりも新品を買おうと決心します。
その後田舎の祖父の家から
が発見されますが、これもいろいろと問題を抱えていたので
やっぱり新品を買うことにしました。
もちろん「時代はマニュアル!」の勘違いをしたまま
フィルム+マニュアル
という条件下でカメラを探します。
するととっくの昔にPENTAXはフィルムから撤退しています。
残るはNIKONか海外メーカーくらいです。
いろいろ考えてNIKONのFM3aを買いましたが、その後NIKON
フィルムカメラ事業の事実上の撤退には衝撃を受けました。
 …最近bookoffで当時のアサヒカメラを買って感傷に浸っていたり

2010年10月9日土曜日

Nikon_lens_CONTAX

フィルム時代のレンズを何とかしてデジカメで使わないと勿体なくて、何せlensって高価だっ
たから。
Nikon D700、エプソンR-D1s、ルミックスG1はわざわざそのために準備したようなものである

そこへもって今年の七月にソニーNEX-5がにゅっと出てきたのだ。
エプソンR-D1はピント合わせが距離計連動だからすくなくとも連動用のカムが正確でないとい
けないし、一眼レフに馴れてしまったフレーミングは、昔とったきねづかとはいえなかなかま
まならないこともある。
ルミックスG1はビューファインダーでマニュアルアシストを使えばそれが改善されるももの、
画角が半分になってしまうもどかしさがある。
NEX-5は二眼レフのような構えをしなければいけないとか、縦位置が撮りにくいとか、明るい
戸外だと液晶が見えないなど欠点も目立つが、ゆっくり撮ればほぼ満足のいくものである。
そんなわけで購入してから三カ月ばかりの間にフィルム時代のlensで三千ショットほど撮って
みた。
比較テストといった撮り方ではなくそのレンズをもって昔撮ったようにレンズに合わせた被写
体を探して撮るのである。
デジカメはパソコンで即座に結果が出る。
だから楽しいのだ。
引っ張り出してとっかえひっかえしたlensも底をついて来た。
さて、その結果は、
中にはこれは凄いと云いたいレンズもあったけれど、前提に古いレンズにしては・・・という
但し書きがつく。
今のレンズでも、「今のレンズにしては?」と思えるものもあるけれど、おしなべて今のオー
トフォーカス手ぶれ防止の内蔵されたレンズとフィルム時代のレンズは横並びにはできない。
古いレンズはふわっとして柔らかいとか、ボケ味がいいとか、いろいろ言い方はあるけれど自
己満の範疇を出まい。
まして即座にフォーカスを合わせなけれならないような被写体にはNEXにフィルム時代のレン
ズをつけて撮るなんて至難の業ということになる。
結局、何本もある古いレンズを何時でも気の向くままに使うなどというのは、ていの良い言い
訳でめんどくさいことこの上ない。
一回りしてしまうとまたどこかにしまってしまうという、これは運命かもしれない。
手の届くところに残しておきたいレンズはR-D1ではライカMマウント以降の二三本だし、G1で
は何も古いレンズを使わなくても純正レンズに優れているものがあり、G1としての存在感があ
る。
じゃ、NEX-5はとなるといい純正レンズは無いし、かといってつけておきたい昔のレンズもな
い。
さてはやがて忘れ去られるカメラかもしれない。
ま、CONTAX Gマウントでも残しておこうか。
一部ブログに載せたりしたが、NEX-5以前に撮ったものを含めて百本の鏡玉「百玉一葉」とし
てを本にした。
これは百台の我楽多と二部作となる。

MINOLTA_Nikon_Classic cameras

最近、ミノルタ(MINOLTA)の昔のレンズを入手しました。その中で、2つのレンズと共にボディ
が一緒にやってきました。SRT-101CLCという40年ほど前の1眼レフです。軍幹部にへっこみが
あり、露出計は作動しないものですが、シャッターは大丈夫そうなので光漏れがあるかどうか
の点検も兼ねて試し撮りをしています。
 フィルムは期限切れ。フィルムを入れるところから、中断。フィルムの先端を入れるところ
が分かりません。そして、なんとフィルムで押すと、中に入っていくというミノルタ独自のや
り方でした。
36枚撮りで25枚撮影。早く撮って現像所に送ります。
 視度調整はNikon用ですが、ぴったりと入り問題なし。花や犬また妻まで撮りました。
デジタルカメラですと、すぐに確認できますが、フィルムの場合はどうなのか分かりません・
・・。しかし、この不安と期待は、デジタルにない緊張感なのです。
 もう1台の1眼レフにもフィルムが入りっぱなしなので、こちらも撮って、現像所送りです。
 写っていたら、後日紹介します。
1952年サモカカメラ株式会社によって誕生したSAMOCA35の入荷です。発売当時はケース付で
7000円ほどで売られていたようです。当時の7000円だとやはり贅沢な高級品だったのではない
でしょうか。状態はシャッター切れますが内部暗室部分にカケ破損あるため修理する必要あり
そうです。レンズファインダーはそれなりの手入れが必要です。昨日よりヤフオク出品中です

フォーサーズの未来は不透明だ。 E-5は買う気がしない。 E-3には飽きてきた。 
でも長年連れ添ったZD7-14mmはまだ手放せない。 
これに替わるレンズは他社にもまだ存在しないし、モジュール型ブリッジカメラ?の噂もある

かくしてE-3は旅立ち、ZD7-14mmは残った。 時代は「ボディ交換式レンズ」である。
次の竣工写真まで3ヶ月ある。 E-5が出る前に、値が付くうちに...
とりあえずNAHOのE-420に付ければ写真は撮れる。 バランスは最悪だけど。
そこへnagoyanさんから嬉しいお話。
往年の名機?E-300を貸して下さいました!
E-300が登場したのは2004年。 デジカメの世界ではClassic camerasといって良い。
当時E-1を持っていたので、下位機種のE-300はノーマークだった。 フィルムと違ってISOや
WBが自由なのでサブカメラは不要なのだ。

2010年10月7日木曜日

PENTAX_camera_lens

75年のPENTAX KMというカメラです。
最近のデジタルでもKMというのがありましたが、それの元ネタ?的な
Kシリーズ普及機種だったようです、当時も(^^

以前ならマニュアルcameraなんて全然触れなかったんですが、ここ
最近デジカメで遊んでいるおかげで何とか理解できましたよ(^^;
センサー類一切無しのマニュアルcameraはさすがに難しそうですが、
これにはアナログの露出計(明るさを測る装置)が付いていました
ので、何とか扱えそうです(^^;
30年以上放置されていたcameraだったんで、電池はガビガビになって
いましたがクリーニングしたところ露出計自体は生きていました。
革のポーチに入っていたのが良かったのか、全体的に程度はまあまあ
のようです。プレミアムが付いているようなカメラでもないので、
スナップ用に使っていこうと思います(^^

ボタン電池はSR44だったので、ドラグノフからLR44を外して
とりあえず使っておきました(^^;
友人のPENTAX K10D(デジタル)とlensを交換してみました。
同じPENTAX Kマウントなので、マウント自体は互換します。

このKMと、同時発売のKX、K2はKマウント第一弾なんですね。

ただ、現在のKマウントは本体側から絞りを制御するので、マニュアル
lensをデジタルに付けた場合には絞り値がエラーになります。ただ、
そのままマニュアル絞りでは撮影可能です(^^

逆にフィルムのボディにデジタル用を付けた場合は、本体側から絞り
を制御する事が出来ないので固定絞りになってしまいます。一応このまま
でも当然シャッターを切る事は出来るので、撮影自体は可能です。
デジタル側で絞りを調整した後、外して交換すればいけるのかも??(^^;
あと、CCD(CMOS)面とフィルム面の大きさの違いから、デジタル用のレンズを
使うとファインダー周囲がケラれて(黒くカブる)しまいます。

デジタルに慣れてしまっているので、撮影後にカメラ背面を見て
画像を確認しようとする癖は抜けません(^^;
もうちょっと古いカメラならNAMイベントに持って行くにも丁度
良かったかもしれませんが、代用品くらいにはなるかもです。

2010年10月6日水曜日

film camera_Nikon_Canon

film cameraが欲しいなぁ~なんて思っとります。
立派なデジ持ってますけどね。 やっぱりフィルムはいいもんですよ。
大学に暗室があるので、せっかくだから一度現像してみたいとも思いますし。

MINOLTAのフィルムを持っているけど、これはレンズが80mmからなのでかなり望遠がきつくて近くが撮れないから使いづらい。
親父がレンズを貸してやると言ってくれたので、それでもいいかな~とも思います。

でもまぁ、せっかくNikonを持っているので、Nikonの特性も生かしたいと思うのですよ。
Nikonのいいとこは、レンズのマウントがずっと変わっていないところです。
古いレンズでも現代のデジに付ける事が出来るので、レンズを使いまわし出来るわけです。
たまに合わない事もあったりしますけどね。
これはCanonにはない特性です。 Canonはころころレンズのマウントが変わっているので、その度にユーザーを切り捨てているのだと言う方も居ます。

今目をつけているのは、F4です。 これは先生のオススメ。
先生のご紹介で、1万8千円くらいで手に入るみたいです。
しかもレンズも先生が貸してくださるみたいで。 有難い限りです。
ただやっぱり、わたしはF1やF2やFMのボディーが好みなんですよね~。
いかにも古いカメラって感じのレトロな見た目です。
この辺はもう古すぎて部品がなかったり、生産中止で値が上がったりしているので難しいかもしれません。
それに全てマニュアルであわせないといけないので、慣れるまでが相当大変かも。

暗室で焼けるのがモノクロのみなので、基本的にモノクロフィルムを使って見ようと思っています。
モノクロと言えばやっぱりライカが有名どころですが・・・ライカは最低でも数十万するのでこれは現時点では手が出ません・・・。 夢ですね。
おもちゃカメラでモノクロフィルムとかどうだろ~?とも考えて見ましたが、それだとどちらの良いところも潰れてしまいそうなので無理かなぁ・・・。

2010年10月5日火曜日

camera_lens_shutter speed

最近、どんどんcameraの性能があがっているので、誰でも気軽に簡単に写真が撮れるようになりました。
文字通り、おせば写る時代です。
機材の発展という部分では、素晴らしいことかもしれません。

そのお陰で、当たり前のはずの基本がまったくできていない写真が、世の中に溢れています。
cameraがある程度、知識がなければ写らなかった時代は、失敗して、その失敗を克服するために、いろいろと勉強をして、また写して、別の失敗をする。
だから、きっと今より、本を読んだり、説明書に目を通したり、cameraの知識を得ようと努力していたと思います。
今は、おせば写るので、そこまでしなくてもいいわけで、本を買ってまでしなくても、ちゃんとしたような写真はできるわけです。
この辺の、基礎の差か?
ネットショップなどを見ていても、本当に醜い写真が堂々と商品写真としてページに載せられています。
そういう写真がたくさん堂々と掲載されているので、もうそれが普通になっている感じです。
ですから、一瞬で違和感がある写真を見ていても、なんとも思わないかもしれません。

露出の知識も、lensの知識も、絞り、shutter speed・・・知っていて当然のことを学ばなくても写真が撮れるのですから、○○風の写真を撮りたいだとか、そんなことばかり考えてしまいがちです。

あまりいっても仕方がないのですが、まず、カメラの構え方ぐらいは覚えましょう。
少なくとも、意識してみましょう。
構え方といっても、持ち方ではありません。
今は、いろいろなカメラがあるので、構え方もそれぞれですから。

写真を撮るとき、すくなくとも形を意識しているでしょうか?
構え方とはそういうことです。
垂直、水平を少しでも意識しているでしょうか?
被写体に対する、カメラの構え方です。
被写体に対して、正しくカメラを構えることができれば(構えることを意識できれば)、自然と奥行き感や、立体感などがしっかりと出てくるはずです。
全体的な写真の質も、ぐんっとあがってくるかと思います。
修正すればいい、効果を加えるからいいという時代かもしれません。
しかし、最初にすぱっと撮っておけば、そんな手間はいりません。
しっかり構えて撮っていれば、とても簡単で、時間も必要としませんね。

それ以外にも、"構え方"は、それぞれの被写体、場面でたくさんあるはずです。
もうじゅうぶん熟知しているベテランの方でも、やはり"構え方"ひとつだと思います。
基礎は、もう必要ないということはありませんよね。
構えなければ写らないので、全てはどう構えるか?から始まりまるはずです。
若い人は、今のうちに経験を積んだ方の構え方をしっかりと盗んでください。
おせば写るのですから、構えが整えば、写真の質が飛躍的に上がっていくと思います。
これからも、"構え方"をしっかりと考えてみようかと思います。

2010年10月4日月曜日

Canon_Zeiss_SONY

明日あたり,やっと発売されたコニカARヘキサノン用のマウントアダプターが届く予定です。
これで,ARヘキサノンが蘇ります。
夢にまで見ていたことが実現してしまいます。
次の夢は,Fovionセンサー搭載のミラーレス機でしょうか。
その前に,Canon FD 50mm F1.4。
かつて,標準中の標準と呼ばれたレンズですが,
一眼レフの中ではフランジバックの短いこともあって,
最近のカメラでは使うことが難しく,
ARヘキサノン同様,これまでは半ば忘れられた存在でした。
それが,NEXで蘇ります。
今後,国産のこれら実力派レンズの再評価が,camera新人類によって進められていくことを
期待します。
”性能は,Zeissの名玉プラナーに匹敵する。まずは開放時のボケの美しさだ。
そして品の良い発色。絞れば先鋭にな描写と成り,優しさと力強さを兼ね備えた
お勧めの一品だ。
デザインとチャレンジ精神は素晴らしいので、あとは販売価格が勝負ですね。
一説によるとFinePix X100の価格は「12万円くらい」との噂もありますが、APS-Cで12万円と
いえばCanonの EOS 7D やニコンの D7000 と同価格帯。SONYのスピード一眼とミラーレスカメ
ラなら2台同時に購入できそうなくらいの値段設定です。
これじゃあいくらハイブリッドビューファインダー搭載とはいえまったく売れないでしょう。
購入するのはお金の有り余っている熱狂的な富士フイルムファンやカメラコレクターだけかも

他メーカーの現行機種のスペックと比較すると、6万円~8万円くらいが妥当な線。レンズも明
るく使いやすいとはいえズーム機能のない単焦点レンズですし、大きく売れるのは5万円を切
ってからといったところでしょうか。

富士フイルムが噂されていたマイクロフォーサーズ参入を見送ったのは非常に残念ですが、
APS-Cセンサー搭載カメラにまた新たな選択肢が増えたということは素直に評価できます。
現在APS-C市場ではミラーレスや固定式半透明ミラーなど斬新で便利、しかも安価なソニー製
カメラが絶好調。そこに富士フイルムが参入することでより販売競争が激化し、より良い製品
がより安く手に入るようになるはず。消費者である我々ユーザーにとっては願ったりかなった
り。
利益率が大きく落ちてもはや薄利多売状態となっているコンデジから、より大きな収益が望め
る一眼の世界へ。富士フイルムの再挑戦がどういう結果になるのか楽しみですね。

でも、やっぱり「おとなしくマイクロフォーサーズかSONY Eマウントに参入しておいたほう
が良い結果になったかもなぁ」とか後悔するはめになるのかも(笑)。

2010年10月3日日曜日

Olympus_OM-1_OM-2

今日は現像に出しがてらOM-2にDNP200を入れて出ておりました。これを撮らなきゃでは無
くて、のんびりと面白い物を探して歩くのにはマニュアルカメラはもってこいですね。
公園でしゃがみこんで落ちたまだ実の青いドングリを撮ってたら、上品なお婆さんが私の傍にや
って来て「何を撮られているんですか?」 
「風で落ちた未だ実の青いドングリが茶の落葉の上に転がっている姿が面白かったので」と答え
ると、「何事も興味を持ってジックリと眺めていると楽しいですね。」と言って去っていかれま
した。こんな何気ない会話も楽しいですね。でも、稀に「絞りは?フィルムは?露出は?」って
聞かれて、相手をするのに困ることがあります。撮っている時ってあまり理屈は考えたくないで
す。
ヨドバシさんに着くと地下入り口の前でEOS60Dの店頭キャンペーンをされてました。
CMで見るばかりで触ったことがなかったので早速触らせて頂きました。
視野が広く、操作性はEOS5QDに酷似、モードダイヤルも中心のボタンを押してから回す方
式なんで殆ど違和感ありませんでした。
欲しい・・・しかしながらお財布も寂しいので、すぐに現実に戻るのでした。
カタログをもらってきたので後でゆっくりの眺めようかと思います。
デジカメは確かに便利ですけど、たまにフィルム撮影もいいですね。
そうなると、フィルムスキャンもできるスキャナーが欲しいところですね(笑)
ただ、フィルム撮影をしていた10年くらい前は、フィルムを売っている所にはどこでもISO
(感度)100と400の2種類くらいは置いてあったものですが、今回購入した所では、40
0と800しか置いてありませんでした。
スナップ用途のみ一応売ってますみたいな感じなんでしょうね。
もう1つ驚いたのは、フィルムは少ないのにレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)は、結構な
バリエーションが売っている事ですね。
レンズ付きフィルムは、今でもそこそこ需要があるのでしょうか?
今回は、ISO400のフィルムを使いましたが、結構中途半端な感じがしました。
晴天時の外では、シャッターが1/1000までしか切れない自分のカメラ(Olympus OM-1
では、絞りを絞ってもオーバー気味になるし、室内でノーストロボ撮影では、ISO400でも
子供を写すには難しい。
前回ケースに巻いてしまったISO100のフィルムも、ラボでベロだししてもらったので、次
回はISO100を使おうかな。
札幌の実家に置いてあるOM-2も持ってきて、OM-2を高感度フィルムでスナップに、OM-1を低感度フ
ィルムで風景用にと使い分けてもいいかもしれないですね。
しかし、オリンパスのOM-1の感度設定表記の単位を見ると・・ASA!
まだISOになる前のカメラなんですね(笑)

2010年10月2日土曜日

OLYMPUS_Canon_Contax

マイクロフォーサーズなカメラ、OLYMPUS PEN Lite E-PL1でオールドレンズ、あいかわらず遊んでます。今回はオールドレンズを語る上で、はずすことはできないであろう、M42マウントのレンズの話です。
M42とは何か?
M42といえば、オールドレンズの代表格です。M42というのはレンズマウントの規格のひとつで、M42のレンズは、カメラとつなぐところが、42mm径、1mmピッチのねじになっています。レンズをくるくるまわしてM42対応のカメラにレンズをつけます。マイクロフォーサーズのカメラだけでなく、PentaxやCanonなどの現在のデジカメでも、M42アダプターを使うことによりM42のレンズを使うことができます。
M42の歴史は古く、戦後1949年に、Zeiss社のContax Sというカメラで初めて登場し、その後はユニバーサルなマウント規格として、非常に多くのカメラに使われきました。Carl Zeiss, Asahi Pentaxを初めとし、数え切れないくらい多くのM42レンズが存在し、中古カメラやさんや、ebayやYahooオークションなどのオンラインオークションサイトなどあちこちで、M42のオールドレンズを手に入れることができます。安いものでも非常に優秀なレンズがそろっているのがこのM42レンズの特徴です。
M42マウントのレンズは、昭和を代表するレンズと言えるでしょう。また、魚釣りで言えば、フナに始まりフナに終わる、ワインで言えば、千円ワインなど、そんな感じがします。(なんだそれ)

一度始めるとと、レンズ沼、レンズ地獄が待っている?
多くの人が、M42レンズを集めています。価格は、安いものだと数千円程度から、プレミアものだと何十万円までといったところでしょうか。ebay.comなどでは、安いものだと数十ドル程度で手に入れることができるので、手軽に収集できます。そんな安さもあって、わかってるんだけど次から次へと買っていってしまう、そんな現象を、「レンズ沼」とか「レンズ地獄」とか言われてます。「レンズ沼」とか「レンズ地獄」をGoogleで調べると、たくさんのページが検索できます。M42というのは、それだけ、人を夢中にさせる魅力があるのでしょう。

なにはともあれアダプターが必要
マイクロフォーサーズのカメラでM42レンズを使うには、M42マウントからマイクロフォーサーズマウントに変換するアダプターが必要です。ebay.comでは"M42 micro 4/3 adapter"で検索するとたくさんのアダプターが売られています。安いものでは十数ドルくらいからあります。私が手に入れたのは、Pixco M42-m4/3(中国製)というアダプターです。アダプターを選ぶ上で重要なのが、ピン押しタイプのものを選ぶということです。( aperture stop down pinとか書いてあります)アダプターが、レンズの下に生えているピンを押すことができないと、レンズの絞りを変えることができなくなってしまいます。このPixcoのアダプターは、EBC Fujinonのレンズについているツメとも干渉しないのがいいです。

Nikon_Leica_Olympus

先日フイルムカメラデビューして、その時撮った写真を初公開
まともに見られる写真はごくわずか無駄打ちも多いデジタルになれてしまっているので「もう
一枚撮っておこう。」が何枚か撮られていて、しかも絞りとか露出とかあまり変わっていない
それと愛用のEF17-40mm F4.0L USMが、当たり前だけど広角側が17mmになるので扱いが難しい
です
でも撮っている感覚はフイルムの方がイイですね
でも本当にブログのタイトル変えた方が良いな完全デジタル野郎だとおもっていたのにまさか
こんなにフイルムを使うとは思いも寄らなかったです
いよいよ運動会シーズン。カメラ趣味なオヤジにとってはここぞの大一番なハズなのだが私の
持ってるカメラではまともに太刀打ちで出来る訳がない。家族を撮るようなこう言う記録性の
高い場面、ビデオカメラ+三脚をメインとし、あと何かスナップ用にフィルムカメラを。ホン
トはRB67を使いたいところなんだけど・・・デカ過ぎるので、二眼にしといた。
使うつもりは無いが昔のフィルムカメラを引っ張りだして来てみたり...やはり芸術の秋でし
ょうか?今日気がついたのですがデジカメ一眼とフィルム一眼は基本的な使い方は一緒なんで
すね。Nikon派の私にはありがたい事です。でもフィルム使わないだろうな
レンジファインダーカメラというちょっと特殊なヤツですが(有名どころではLeicaもそうで
すヨ)一眼レフ的に愛用してました。結婚前に買ったから10年くらい前。
なんでまた今さらフィルムカメラなんて持ち出してきてんのとお思いでしょう。今どきフィル
ムで撮らないでしょ
そうです。そんな訳でうちもデジカメ買って以来、ずっとお蔵入りでした。
先日Olympusのミラーレス一眼買っちゃったから、もう一眼としての品質が入用になっても(
この10年そんな日は来なかったが・・・)必要ないし、そういやもう使わないな・・・と。
それでネットで調べてみたら、意外に高く買い取ってくれることが判明
このカメラ当時の販売価格は10万円。私は美品中古で5万で買ったのですが、ぬあんと(?
)1万5千円で売れました。
10年前の商品を買った価格の25%近くで売れるって、ある意味すごいと思いません?
一緒に売ったコンパクトデジカメ IXSY 当時の販売価格4万円なんて(使用して5年)
、500円だったんですよ。(買い取ってもらえただけマシみたいな。こんなことならオリン
パス買う時に下取ってもらえばよかった)

2010年10月1日金曜日

Olympus_lens_film camera

OlympusペンEE3
1985年頃新品で購入
1973年から作られたモデルの最終型
1959から発売され始めたOlympusペン ハーフサイズカメラシリーズのうち最後まで残った
モデルです。
ハーフサイズカメラは60年代に誰でも買えるカメラを目標に作ったそうです。
当時高価なフィルムの1コマを普通のカメラの半分に仕切り、つまり倍の枚数を撮れるように
したカメラです。
¥6,000で買えるカメラを目標に、作ったらしいです。
当時の大卒初任給位じゃないでしょうか。
このカメラ、中学校の修学旅行に持ってきてる子を見受けたの覚えてます。
当然お父さんのカメラ。
貰い下げかな、モダンなオトオサンは既にキャノネットかフジカか。
何だか解らないダイヤルは合わせてるかどうか怪しかったけど、暗すぎるとシャッターを押せ
ない様になってます。
レンズの周りのイクラみたいなツブツブのとこの仕掛けが何でもやってくれる。
ソレノイドっていうんですか、子供の頃こういうイクラみたいなの付いた露出計バラしてみた
けど、ワケ解らず水に浸けてみたのは何故だろう。
フィルム感度、ストロボ撮影での距離、露出、それぞれ合わせる処有って、まあどれか合わせ
ておけば良かった。
簡単なのは使うフィルム感度にダイヤル合わせて他は何も触らない事。
って触るとこ無い。
ピントは固定だから、只シャッター押すだけ。
☆要はオトオサンから渡されたら、後はそのままひたすらシャッター押せば良かった。
バシバシシャッター押して、36枚撮りフイルムだったら倍の72枚撮れる。
その枚数を全部現像焼付したら結構な値段になりました。
モノクロ主流だったから特別な旅行だったら許してくれたでしょう。
通常は撮り切れなくて同じフィルムが1年位カメラの中に有り、正月から次の正月まで1本のフ
ィルムって、ワケわからん状況になったのが常でした。
何故かシャッター押すのを惜しむ。
ポーズ取らないショットは無い。
まさかの街角スナップなんか撮ると失敗作だと思われる。
ぷらり散歩写真なんてゼイタクはプロのなせる業だと思った。
の、理由で無駄に写真は撮らなかったわけね。
これを買ったワケはお値打ちだと思ったから、確か1万円位。
オートフォーカス一眼レフも、ソロソロ発売の時期にこのカメラを買う人はまず居なかった様
です。
私自身は既にコンタックスの世界に陥ってドツボにはまってた時期です。
昔の貴重品が、オモチャの様な値段で買えるのが気持よかった。
今で云う大人買いの快感。
昔必死で買ったオトオサン達へのボートクですよね。
そーいえば馴染みのカメラのさくらやの人に「何故こんなの買うの?」って言われました。
コレそれなりに良く出来てますが流石に高級感は有りません。
金属製ですが、弁当箱の様にパコパコします。
フレームが太いらしく、それなりに重いです。
ボディーは全部金属で、lensはガラスです。
レンズは大変優秀で、テッサータイプ ドイツ設計ツアイスlensのコピーですね。
つい最近までこのドイツ設計レンズのコピーがゴロゴロしてました。
これで本気になって画作りするのは結構楽しかったです。
同じコンタックスカメラ仲間にコレで撮った作を(出来のいいのだけ)見せびらかして、発売
中止で買えないのを教えて悔しがらせて喜んだりしてました。
趣味人は、このように無為な事をするわけですね。
又使って遊ぶにはちょっと勇気が要ります。
film cameraはリスクがデカいんです。
撮った写真の9割以上が失敗作に違いなく、足しか映ってないとか、真っ暗とか、あるワケで
すね。
それの全部にモレなくお金かかるわけです。
デジカメって一度買ったら後は只みたいなもんですから、よっぽど酔狂な方じゃないとクラシ
ックカメラを常用しづらいですね。

2010年9月29日水曜日

camera_lens_film

camera : Olympus Pen EE-2
lens : D.ZUIKO 28mm/f3.5
film : DNP CENTURIA 200
photo : 河川敷にて
すっかり、秋めいて来ましたね
あの猛暑の日々は何だったのだろう?
急激な温度変化のせいで、風邪気味です
皆様もご注意ください

この間、写真屋さんと話した中で印象深かったのが
今、cameraの価値が下がっているそうです。
デジカメ全盛期のこの時代
さらに不況の波。
見たこともないような珍しいカメラから
高級なクラシックカメラまで
当時の値段よりもかなり安い値段でショーケースに並んでいます。
が、なかなか売れない現状。
なんだかさびしい…
デジカメがはやっているときにfilmをはじめた自分としては
安くで手に入ったため、始めやすかったのですが
こんなにもcameraの価値が下がってくると心配になります。
当時はLeicaを買うとなったら車一台買うくらいの価値で
手に入れたときの喜びはきっとすごいものだったと思います。
だからこそ大事に大事に使ってきただろうし
こうして今も残っているのかなと思います。
だけど価値が下がってしまうと、手に入れやすいだろうけど
喜びは薄れてしまう。
大事に使っていこうという気持ちもきっと薄くなってしまうのかなと思います。
自分にとってはカメラを買うのはまだまだ高い買い物ですが
カメラの価値が下がっている今の現状はちょっと複雑な気分です。

2010年9月28日火曜日

A vintage camera_Nikon_Canon

本日は午後から何とか時間を作り、名古屋丸栄スカイルで行われている中古カメラバーゲンに
行ってきた。
ライカ、ハッセル、コンタックス、ローライ・・・など主にフィルムのA vintage cameraの販
売がメイン
だったが、NikonCanonのデジタルカメラも片隅に陳列されていた。
出店数は7店ほどだったと思うが、品数は多く、2時間ほどあちこち見て廻った。写真を撮る
のも
いいが、のんびりカメラを見るのも楽しいもんだな。 ^^
デジタルは一生やめることはないと思いますが、いつも思っていたのはいつかフィルムをしな
いといけないなということでした。今でこそ贅沢な趣味になったフィルム写真、現像その他お
金がかかるし、撮るたびに写真をチェックできないし、無駄も多いのです‥。が、そこがポイ
ントで、光をコントロールするのにはレンズの絞りとシャッタースピードがすべてで、お金を
かけて一枚一枚実験的に学ぶのはデジタルにも当然反映されるのです。ただフィルムにはフィ
ルムにしか出せない良さがあるのは確かです。

叔父さんが、昔写真にハマっていたのは知っていて、私の(良い)赤ちゃん写真はほとんど彼
によるものです。なので、もう使っていないだろうと思われるそのカメラ、もしかしたら譲っ
てくれるかも(!)と期待しつつ、母に聞いてみました。母は、なぜか代わりにじいちゃんに
聞いたらしく、すると、なんとじいちゃんがいいカメラを持っているというので、、、(ふた
りともじいちゃんがカメラ???な反応でした。彼の唯一の趣味は釣りなので。)ありがたく
もじいちゃんのカメラが送られてきました。

母いわく、それは40年前のカメラで珍しいものだというので、(母がカメラに詳しくないの
を知っていたので)いろいろ聞かずに待っていました。開けてみるとそれはCanonflex R2000
というものでした。調べてみると、それは1960年に8800機だけ作られたカメラで、(
先立ってNikonが大人気のFシリーズを出した後だったので人気がなかったのかもしれません)
間違いなくコレクターアイテムです。

もちろん売ることは考えませんでしたが、とにかくこれは美しいカメラなのです。じいちゃん
のカメラ。
フロントのCanonのレトロな印字とか、けっこうなどっしり感、シンプルな外観がデザイン性
にも優れています。一緒についてきたアナログの露出計がこれまたレトロで、別のレザーケー
スに入っていました。カメラケースもヴェルベットのライニングがついていて、ビンテージの
匂いが漂いまくりです。

まだ実際にフィルムを入れて写真を撮っていませんが、それはもう贅沢な瞬間になることは間
違いなしで‥。シャッターの下りる音やファインダーから見える景色、加えて私の生まれる前
からの歴史が刻まれた重みが‥ 重みがっ。

2010年9月27日月曜日

camera_classic_Leica

先週土曜日は「がらくた市」を開催というので四谷荒木町にあるアローcameraまで行ってきた
。お目当てはセコニック・スタジオデラックスの専用皮ケースである。セコニック・スタジオ
デラックスというのはいまだに生産が続けられているアナログ単体露出計で、スチールの世界
ではストロボ・メーターのようなものの方が便利なのであまり使われなくなってきているが、
映画の世界では照明の場所ごとのステップを計るために、いまでもプロが使っている機材なの
である。私も、露出計のついていないcameraで撮影する場合はセコニック・スタジオデラック
スのお世話になっている。「露出計のついていないcameraclassicということな
ので、そこはやはりアナログ露出計の出番でしょう、ということである。それの専用皮ケース
というのがこれまたレトロな感じのケースでいいのだが、セコニックでは既に生産中止となっ
て久しい。前からそれを探しているのだが、何処にもなくて途方にくれているというところな
のだ。普段からそんな何処に行ってもないようなものがあり、以前、ここで
単体のセルフシャッターなんてものを見つけたこともあり、だったらそこのがらくた市にあれ
ばめっけものということで出かけたのだが・・・。
 しかし、さすがのアローにもなくて、それではということで銀座の店巡りをす
ることになった。ただし、そこに行っても見つからない可能性の方が高いのだが、レモン社、
清水商会、スキヤ、三共三原橋店、三共本店、ミヤマ商会、カツミ堂と歩
いても、案の定どこにもない。まあ、一番期待していたアローになかったのだから、し
ょうがないが。
 それでふたたび途方に暮れてLeica銀座サロンで荒木経惟写真展「愛ノ時間」を見に行く。
ザ・プリンツの久保元幸氏の手になるゼラチン・シルバープリントは実に美しく、荒木の写真
も2割くらいは綺麗だ。まあ、写真も荒木の写真の割にはお上品な写真が多かったけどね。
 でも、取り敢えずはセコニックさんに「スタジオデラックスの皮ケースを再生産して」とい
うお願いだけをしておきたい。少なくとも露出計は製造しているのだから。今のビニールケー
スのようなものではどうにも価値観が出ないのだ。

2010年9月26日日曜日

classic cameras_Leica_film

もはやclassic cameras「風」と言っては失礼な本気のデザイン。どうしてもデジカメっぽくし
ないと気が済まない半端な他社製品とは別物です。
「その場の空気を邪魔しない、高性能な仕事スナップデジカメ」をず〜っと探してた僕には非常
に興味アリ。(まあ何より見た目だけど、好きなカメラで撮るモチベーションも大事でしょ)。
主要スペックは換算35mmとなる23mmF2レンズ(固定式なのでレンズ交換不可)、ハイブリッドビ
ューファインダー(覗くところがガラス/モニター切り換え可)、1230万画素。しかもフジは昔
っから色再現が非常にキレイだと定評のあるメーカーです。
LeicaM9(実売約73万円)やX1(同21万円)に手が出なくても、12万〜15万円程度のX100なら…
。僕は決して機材マニアじゃないけれど、いや〜、登場が楽しみです。
●人気記事のため急ぎ詳細解説を追加しました(↓続きを読む)
ここからは興味をお持ちの方に向けて、いま出ている情報を詳しくご紹介します。
●天面ダイヤルはすべて金属部品で構成
●高精度かつ高剛性のマグネシウム合金ボディ
●手触りのよい高級レザー調仕上げの外装
プラ部品を多用する他社コンパクト系とは大きく違います。マグネシウム合金はプロ機に多用さ
れる、強い割にとても軽い金属素材。X100の重量はまだ分かりませんが、金属だけど重いオリン
パスペンE-P2よりリアルにクラシカルで、樹脂製ゆえの軽さがウリのパナソニックGF-1よりも耐
久性があると思われます。
●高さ74.4mm×幅126.5mm×奥行33.7mm(レンズ部、グリップ部、突起物除く)
パナGF-1が高さ71mm×幅119mm×奥行36.3mmですから、それほど変わりませんし、男性などはか
えって手に馴染むかもしれません。
●換算35mmとなる専用開発23mmF2レンズ
敢えての単焦点だそうです。レンズ交換は出来ません。これは評価が分かれるかも。多くのフツ
ーの人なら「交換式だったらなあ」と思うかもしれませんね。まあでもF2という超明るいレンズ
はいま一般に広く注目される「背景ぼけ」が強く作れますし、嫌でもズームに頼らない練習が出
来るので上達するのに非常に有利。少し絞り込んだF4くらいで最善の性能を発揮します。換算
35mmは「ちょっと広め」の画角ですが、50mmと並んで「これ1本で何でも撮れる」基本ミリ数の
ひとつです。
最も比較検討すべきはLeicaX1でしょうが、同じ広角系単焦点APS-Cでも、あちらは換算36mmの
24mmF2.8。数値上でのレンズの明るさと値段では、X100に分があります。
●レンズ鏡筒部に設けられたクリック感ある絞りリング
好みによるけど重要なポイント。クラシカルな操作性が楽しいってことですね。操作方法が違う
ということは、撮ってるアナタの見た目も(たぶん)カッコよく変わります。
●光学(OVF)/電子ファインダー(EVF)の切り換えはレバー式
●EVFは144万画素、視野率100%
電子ビューファインダー(EVF)の144万画素は既に出ている他社のいいヤツと同等。もともと業
務用ハイビジョンカメラに使われる画素数で、かなり鮮明に見えるはず。とはいえEVFはいまだ
に「人物のまばたきが分かりにくい」「被写体が早く動くと一瞬遅れる」などスナップ撮影にと
ってのマイナス要素が残ります。光学ファインダーとレバーひとつで切り替えられる「ハイブリ
ッド」の意味はここにある。慣れた方ならお分かりの通り、本気で撮るにはどうしてもちゃんと
覗いて撮りたいわけで、現状の技術では最善の方式なのかもしれません。
●APS-Cサイズセンサーにもかかわらず最短撮影距離10cm
APS-Cで最短撮影距離10cmはすごいです。マクロ撮影は豆粒大の小さいセンサーを持つコンパク
トデジカメの独壇場(たいがい5cmとか1cmとか)でしたが、画質的に有利なAPS-Cで10cmまで行
けるなら普通の人は十分でしょう。
●NDフィルター内蔵
●1230万画素CMOSセンサーは専用チューニング
NDフィルターは風景撮影方面で活躍しますね。三脚使えば滝を絹のように流して撮れます。また
センサーの「専用チューニング」は、周辺減光しないよう外側のダイオードをわずかに移動した
そうです。周囲がぼんやり暗くなるクラシックな写りではないということ。う〜ん、そんなにク
リアじゃなくっても、と個人的には思いもしますが、日本のカメラ界は「描写性命」ですもんね
。減光させたい人はフォトショップ使いなさいということでしょう。
FINEPIXシリーズは昔から色再現がすごく評価されています。filmメーカーの面目躍如であって
、しかも世界的に見渡しても(しっとりセピアなコダックに対する)「ぱっきり鮮やかなフジ」
だから、キレイな色の写真を手にできるはず。
であれば、撮った画像はフォトショッピングのための優良な素材にもなるわけです。
……などと思いました。なお、発表記事からのインプレですので諸々実際とは異なる可能性もあ
ります。ご参考までに。

2010年9月25日土曜日

camera_shutter_lens

このcameraはリコーS-3と云う50年以上前のcameraです。
shutterは切れるがヘリコイドが固着して全く動かないので、ピントが合わせられないと言う
cameraを入手しました。lensも曇っていました。鏡胴をボデイから外す迄は順調に作業が進ん
だのですが。
取り出した鏡胴から、まずshutterと絞り部分を取り外し、グリスが固まってしまったヘリコ
イドをシンナーに浸けるのです。まあ10分も浸けて置くと、グリスが溶けてヘリコイドが動
く様になります。
失敗はそれからでした。ヘリコイドのネジを全て外してしまうと、組み立て時にネジ山一つ狂
うと、全くピントも出ないし、組み立てられません。その事をよく知っていながら、もうチョ
ットネジ山が出るとグリスの入れ替えが楽だと、慾を出したために、ネジを廻し切って外した
しまったのです。
慌てて同じ位置のネジ山に、ヘリコイド部分を入れようとしましたが、もうダメでした。
まず、同じ位置のネジ山には入りません。
それから、ネジ山に入れる努力をすること約7~8時間もかかりました。
ネジ山をヤスリで削り、ネジは入りやすくするのです。ネジの入る所は約10ヶ所程度ありま
すので、何処に入った時が正解かを、順に探るのです。一か所入れては組み立て、ピント確認
をすると違っているのが判ります。又分解してネジの入る位置を替えては組み立てピントを見
るの繰り返しです。
そうこうしている間に、shutterも不調を来し、巻き上げが出来なくなってしまいました。
Bにして開放にしたままでしかピントの確認が出来ません。
今度はこの巻き上げの伝導装置の修正です。あちらを進めようと思うと、こちらが不都合を起
こすなどを繰り返して、昨日午後から始まった作業が、今日午後2時ごろに終了しました。
結果はファインダーの二重像が不良のままで連動距離計が使えませんが、まあ目測での撮影に
なりました。
それとファインダーも掃除したのですが、あまり綺麗になりませんでした.
それ以外は完璧に修理できました。

2010年9月24日金曜日

OLYMPUS_Canon_Nikon

OLYMPUSの高級コンデジはFinePix X100と対照的にモダンな印象。詳細が公表されていないの
で何とも言えませんが、ズームレンズと書かれていたので実用的だと思いました。
リアがすっきりしていてコントロールホィール?みたいなのもありNEXに通じるようなU/Iです
が、上面にダイアルが配置されて使い勝手も考慮されていると思いました。 E-P1は私が待ち
望んでいたスタイルだったので店頭で何回も手にしましたが、思いのほか重かったのと23万画
素モニターではねぇ・・・・躊躇していたらパナからGF1が発表されたので去年の今頃はGF1を
使っていたのでした。
私はblogに書いている通り今はSONY機メインですが、この2機はけっこう注目される機種だと
思いました。 NEX-5を手にした今となってはコンデジなんて「お金が余っていても買わない」
カテゴリですが、デジカメはイメージセンサーをフィルムのように変えられない。Exmorはか
なり気に入っていますが、贅沢なのかな?たまには他のカメラも使ってみたくなります。
OLYMPUSの新型コンデジ。高級と謳うからには「46万画素以上のモニター」などツボは押さえ
てほしいですね。デザイン的にこの手のスッキリ系が好みなので「性能対実売価格」によって
は欲しくなってしまうかも。自分としても珍しくSONY系以外で惹かれるデジです(見た目のイ
ンパクトって大きい)来年発売予定らしいのでどんなスペックになるかちょっと楽しみ♪
祝日でもフォトキナのレポートが更新されるので見てみましたが、普通だったら真っ先に
CanonNikonの記事が目につくのですが・・・ない。いつものパターンなら1DsMkIVが発表さ
れてもよさそうな時期ですがCanonが沈黙を守っているのは逆に不気味です。光学式ファイン
ダーのデジ一は今後も残るでしょうが、フィルム式一眼レフの延長でしかないような今のデジ
一は今からの飛躍的な発展はもうないようにも思えます。フィルムからデジタルへ頭脳を切り
替えたように、フルサイズ+EVFなどになっても驚かないように心の準備はしておきます。(
来年は「心」より「出費」の方が大変だったりしてw)

2010年9月23日木曜日

electronic flash_shutter_classic cameras

クラシックとはいえませんが新しくも無いですね。
 MAMIYA RB Professional + グリップ + セコール180mm
 + ペンタプリズム です。
 180mmとペンタプリズムはオークションで買ったばかりです。
 このスタイルなら、手持ちでポートレートも撮れる勘定ですが、重量はこの段階で4.5K
g越えでしょう。
 さらに日中シンクロ用にelectronic flashなどくっつければ5Kg越えの重量級資材になり
ます。
 
 ゾロリ。パチャリ。パチッなんて風な動作でshutterの切れるカメラですから、良い表情を
待つのも大変、さらに良い表情の時にshutterを切っても1秒近く遅れるんですからねえ…
 あまり実用的では無いですね。
 まあ、スピグラやトヨフィールドでピントグラスを使っているよりは早いですけど…
 はたして、この組み合わせで使うことがあるでしょうかね?
懐かしの名機を鑑賞!!
レトロな美しさが凝縮されたclassic camerasの鑑賞読本です。
今まで、classic camerasというと蛇腹になってるカメラとか二眼のカメラを思い浮かべてい
たのですが、それだけではなかった!!
想像もしてもいなかった個性的なカメラばかりで驚いてしまいました!革ケースに鏡、白粉、
口紅を搭載した「バニティ・コダック・アンサンブル」、木製ボディーが美しい「ザ・ウナ・
カメラ」、丸みを帯びたボディとカラフルなところが可愛い「ボックスカメラ」、モンドリア
ン柄を思わせるボディがモダンな「No.1Aギフト・コダック」など、これがカメラ??と
いう名機が満載でした。
中でも一番目を惹いたのは「ズンマ・レポルト」!!パッと見、四眼なんですよ!迅速なレン
ズ交換に対応するため、回転式になってるそうなのですが、なんともユニーク!いや~面白い
な~発想が面白いです!実物を見てみたい!
classic cameras好き、カメラに興味のある方にオススメいたします!!カメラも奥が深いな
~!!と改めて感じた一冊です!

2010年9月22日水曜日

camera_body_lens

新しいcameraを買ってしまいしました。
と言っても、古いcameraです。
今まで使っていたNikonのD50が壊れてしまい、直そうと思ったのですが
修理がいつになるか分からない!と言われてしまいました。
修理費用も3万円はかかる。
運動会も有るし、どうしようかと考えていたのですが、
最新のD3100が出たので、一つ前のモデルD3000がbodyで39,800円で売っていたのです。
lensが2本付いて、5万円位。
つい1月前まで10万円近くしていたので、思いっきり半値です。
bodyだけでポイントを考えれば実質35,000円くらいです。
これなら直すよりも買ってしまった方が良いかな、となりました。
さっそく新しいお家でテスト撮影をしてきました。
さすがにキレイですね。
D50は、ホワイトバランスが最近ずれるようなこともあったのですが、これは大丈夫そう。
ただ、とても軽いので、楽と言う事と、lensとの重さのバランスに慣れが必要ですね。
PENTAXのデジタルcamera「Optio」のNB1000
1400万画素、27.5mm、光学4倍なんですが・・・
そんなことはどうでもいいのです!
これ “ナノブロックbody” と言いまして、
なんとブロックが付けれちゃうんです
それにしても、最近のは画素数が多すぎです。
保存が心配。
レゴのすごーく小さいやつみたいなナノブロック(ダイヤブロック)で
カスタムできるという驚きのデザイン!
しかも市販のナノブロックを追加してさらにオリジナリティを追求することも。

camera_lens_finder

思い出はどこででも作成されます。そして、私はどこに言って、私は記憶が水中でも作成されます – 意味ので、水中デジタルcameraを作成できます。
水中デジタルcameraだけ水中の思い出をキャプチャするために使用されていません。プロの海洋写真家はまた、ビジネスでの水中デジタルcameraを使用します。も海洋生物学者、科学者は、海洋生物をキャプチャするための生活や海洋生物の特性を研究することができる水中デジタルcameraを使用します。しかし、私はそれが安全である場合は、私の読者は、どちらの海洋科学者もプロの写真家であると仮定すると思います。私と同様に、わずか傾ける図を水中瞬間をキャプチャするだけでいくつかの写真中毒ですどのようにcameraを台無しにしない。
してください私に私がしても防水cameraが水中撮影にも耐えることができないと言う耳を傾ける。 防水するために、特定のレベルで水に抵抗する、水の下で完璧なショットを取得するには水没さ窓の外のピックアップトラックを期待してので渡すためにそれを投げるようなものですし、それ以上を実行します。
あなたが本当にそれらの狂気と面白い瞬間を水中撮影するために水中デジタルcameraを使用して真剣にしている場合今、私は、あなたが専門のcameraを買ってお勧めします。
cameraは電子であり、水と水の圧力に耐えることができないがほとんど水中デジタルcameraがある。近いエレクトロニクスは、これまで水中デジタルcameraを生産するデジタルcamera用水中ケーシングを生産して持っている。これらのケースは、水中デジタルcameraにあなたの従来のデジタルcameraを向けるだろう。
あなたの水中デジタルcameraで撮影している場合は、いくつかの注意事項をするには最高の画像は、水中を思い付くために必要があります。
そのようには遠く水面下覚えて、光拡散。 土地 – これは光拡散赤外吸収スペクトルのためにしている間これは、あなたの水中デジタルcameraの画像をあなたが撮ったこれらの画像よりも暗いが生成されますことを意味暗いようだ。この問題を回避するには、自然の色を出すホワイトバランスを使用します。また、水中写真の土地に同じ効果をズームで撮影したよりも大きい出てくる撮影イメージ。必ず右の写真の角度と、あなたが希望のサイズを確認するように水中デジタルcameraのfinderを確認してください。
内蔵フラッシュは、海洋を見る現象が生成されますその水中でのデジタルcamera。それはあなたの写真がぼやけとして出てくると白の粒子が上に浮いてそれはあなたの水中デジタルcameraの外部フラッシュを使用することをお勧めしている現象前記、この現象を回避するためです。
水の最初の数秒間、cameraを水没あなたの水中デジタルcameraを使用して、前にもリークがケースを介してどうかを確認。 その砂や髪の部分のない粒シールの間に水がいるので、あなたのcameraをプロセスに濡れた場合に浸透しないことを確認するにとどまっていることを確認します。また、あなたの水中デジタルcameraの場合限り、彼らはcameraの操作を邪魔しない内にシリカゲルまたは2つを置くことをお勧めです。 (シリカゲルは、お使いのcameraケースの中に形成からの水分を保持します。)
ほとんどの水中デジタルcameraオプションlensが付属します。あなたの水中デジタルcameraのキットにこれらのlensを追加することを恐れないでください。マクロlensでは、近すぎると驚くべき被写体を得ることなく小さいものを取り込むことができる。
また、常に塩の場合、塩水の下に使用した洗浄してください。塩は、時間では結晶化が洗い流されていない場合、砂などの行為は、あなたのcameraケースのリークが発生します。する場合においても砂はケースに得るには、彼らがより良いと洗い流され偽りの水の流れ。
お使いのデジタルcameraの利用水中の場合、ソニー、ニコン、キヤノンのウェブサイトをご覧ください。

2010年9月20日月曜日

zoomlens_camera_shutter_shooting

28~300mm相当の内蔵zoomlensは、CX2、CX3そしてこのCX4と三世代に渡って使い続けている。さらにGXR用のcameraユニット・P10にも“同じ”zoomlensが使われている。ただし、CXシリーズのほうは沈胴するときにlensが待避する構造になっているが、GXRのP10は待避するスペースがないのでオーソドックスな沈胴式。
 それにしてもこれだけ長期にわたり、あの機種でもこの機種でも使ってもらえば、このzoomも「lens冥利につきる」というもの。
 CX3では手ブレ補正の補正段数が約2段であった。それがCX4になって、いっきょに「約3.7段」になった。ジャイロセンサーを高性能なものに変更したらしい。いうまでもなく補正段数約3.7倍はリコーの「公式発表」の数値だから ―― こう言っちゃなんだけど、少し控えめに受け取っておいたほうがよろしいでありましょう。
 とはいえ、そもそも手ブレ補正の効果というものは相当に個人差がある。ブラさないようにcameraを保持して丁寧にshutterが切れる人なら、3.7段ぶんが4.5段ぶんぐらいの効果を引き出してshootingすることも不可能ではない。ぞんざいにshutterを切って撮れば、2段の効果もおぼつかないだろう。手ブレ補正の機能とはそーゆーもんです。
CX4で新しく搭載されたshooting機能がいくつかある。
 注目したいのは(とりあえず)2つ。1つは「夜景マルチショット」shooting機能。4コマを高速連写して得られた画像を合成することで、手ブレとノイズの少ない画像に仕上げるというもの。手持ちでshutterを切って画像が多少ズレても画像調整で自動位置合わせをしてくれる。画像処理にちょっぴり時間がかかるのが難点か。
 ただ、この夜景マルチショットでは手持ちshootingが可能なのに、同じように多重(2コマ)shootingをして画像合成してHDR画像に仕上げる「ダイナミックダブルショット」では、旧型と同じように手持ちshootingをすると画像がズレてしまう仕様のまま。手持ちshootingはできない。(それができない理由はともかくとして、次機種ではダイナミックダブルショットも手持ちshootingできるようにしてね)
 もう1つは「自動追尾AF」の機能。AF測距してからshutterボタンの半押しを続けていれば、フレーミングを変えても始めに測距したポイントにピントを合わせ続けてくれる、いわゆるトラッキングAF機能。
 キヤノンのコンパクトcameraにも同じ機能があるが、今後は、こうしたAFshooting機能に限らずあらゆることがもっともっと性能向上されていくでしょうね。そのことをしっかりと認識した上でcameraのことを見ていかないと、ね。
 言っちゃあナンですが、デジタルcameraが一般化してまだ10年そこそこですぞ。これから、もっともっとデジタルcameraは変化、進化しますよ。
 画素数ひとつとっても、200万画素、300万画素時代に「高画素反対っ」と叫んでいた人がたくさんいました。高画素はだめだ、と否定的なことしか言ってない。ぼくは、そのころに「必ず近い将来、1000万画素当たり前の時代、すぐだよ」と考えてましたから、もっと前向きにcameraの未来を見据えてきた。そのころ、ああしたトンチンカンで盲目的な意見を聞くたびに「あほかいな」と思っておりましたよ。

2010年9月19日日曜日

PEN-S入手

先日実家に帰省した際に、オリンパス PEN-S 2.8をもらってきました。
このカメラは以前に実家で見つけた旨をブログに書いていたもので、
OM-1を父親が購入するまでメインのカメラとして長年使っていた
ものです。
PEN-S 2.8は初代PENのグレードアップバージョンらしく、シャッターが
2枚羽根(最速1/200)から5枚羽根(最速1/250)に、レンズがF3.5から
F2.8に変更されています。1960年から69年にかけて販売されていて、
当時の価格は8,800円でした。
この8,800円という価格が現在の貨幣価値ではどのくらいになるのか
わかりませんが、相当高価なものだったことには間違いなさそうです。
これを買うために随分無理をしたと母親は言っていました。
持ち帰ってきたPEN-S 2.8ですが、S/Nは390***、外観はそれなりに
くたびれていますが、シャッターは目視確認ですが全速OK(シャッター
スピード設定リングは動きが渋い)、絞りもリングのクリック感が
はっきりしており、絞り羽根の動きも問題なく、メンテナンスをすれば
十分実用に耐えられそうです。
レンズには少しカビ痕が見られますが写りには影響なさそうです。
モルトはさすがにボロボロなので、ここは交換が必要です。
それと軍艦部を固定しているネジが欠落しており、グラグラしています
ので、ここはネジを探す必要があります。
底部には私のイニシャルを刻んだオレンジ色の「ダイモ」のテープが
貼られており、修学旅行に持っていったことを懐かしく思い出しました。
(当時は「テプラ」はなく、硬質の樹脂テープに文字を刻む「ダイモ」と
いうものがあり、これで名前を記していました。)
40年以上も前のカメラですので、いつ壊れても不思議ではありませんが、
一度きちんとした形でメンテナンスをして、使える状態を保ちたいと
思います。

2010年9月18日土曜日

車の話し

カメラの話しが続いたので、今日は車の話しでも。
私の愛車は少しボルボちっくな日産ステージアです。
02年型ですが絶版車なので、いまだに現行型と言い張っています。
走行距離は14万キロを超え、そろそろ買い替え時かなと思っていますが、
昨今の厳しい経済状況からもう一度車検を通すことになりそうです。
ところがそう決めた矢先、オーディオ(CDプレイヤー)が壊れてしまいました。
CDは6連奏式オートチェンジャー仕様なのですが、そこが壊れたようで
CDが切り替わる時に動かなくなってしまい、再生しないだけではなく
装填していたCDを出すこともできなくなりました。
このグレードは専用設計でDIN規格ではなく、機器を外すのに内装を大規模に
外す必要があるため、自分でやるのはあっさりとあきらめてディーラーに
持ち込みました。
取り外すだけでも結構時間がかかるとのことなので、代車を借り夕方
改めて引き取りに行きました。
すると「CDプレーヤを外すとエアコンの制御コンピュータも外すことに
なるので、エアコンの操作が出来ません」とのこと。
実際に設定温度は25℃で固定され、何も操作を受付けなくなっていました。
(止めることもできません)
設定温度が25℃で固定だと、外気温が40℃近い日は車内が冷えすぎ、
ここ数日にように涼しいと朝晩は暖房が作動するため、車内はあまり
快適ではありません。早くもとに戻したいです。
で、肝心のCDプレーヤーの修理ですが、あまり高額な修理費用の場合は
直さない旨を伝えて見積もり依頼をしました。
で、待つこと一週間、回答は52,500円と予想を大きく上回る金額でした。
エンジンやトランスミッションのような重要部位ならばともかく、CDプレーヤーの
修理にこれだけの金額は払えません。
CD救出だけならば4,500円とのことなので、そちらのコースを選択し、修理は
断念しました。(20,000円までならば修理するつもりだったんだけどなぁ)
ラジオは普通に使えるので、携帯音楽プレーヤーとFMトランスミッターで
代替するのが安そうです。電気屋行ってカタログもらってこようっと。

2010年9月17日金曜日

OM用レンズ

カメラボディーについて書いてきましたので、この辺でレンズについて
書いてみたいと思います。
OM用として所有しているレンズは全部で5本あります。
が、撮影をしていないので、写り具合などは全くわかりません。
集めるだけで満足しているような状態です。
典型的なコレクターっていうのですかね。
≪F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 S/N:780***≫
コンパクトな標準レンズです。見た目はF1.4のほうが立派に見えますが、
OM-1の特長である小型軽量を生かすには、こちらとの組み合わせのほうが
良さそうです。
入手したときは若干の異物とカビがありましたが、ボディと一緒に
メンテナンスをしましたので、見え具合はばっちりです。
≪G.ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5 S/N:254***≫
このレンズもコンパクトにまとめられた広角レンズです。F2.8が発売に
なったときにラインナップ整理でカタログ落ちしましたが、なかなか良く映ると
評判のようで、「銘玉」と評している雑誌もあります。
このレンズはメンテナンスをしていませんが、異物の入り込みは少なく
通常の使用では問題なさそうです。
≪E.ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5 S/N:212***≫
これもコンパクトさを前面に出したレンズです。F3.5と若干暗いのですが、
機動性は抜群でしょう。先端には収納式のフードが内蔵されています。
このレンズもメンテナンスをしていませんが、大きなゴミは入っていないので
十分実用に耐えられそうです。
上記の3本は、最初にヤフオクで入手したOM-1とセットになっていたものです。
このレンズの組み合わせは時々見かけますので、当時はレンズ3本+ボディの
セット販売を勧めていたのかもしれません。
≪ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.4 S/N:815***≫
私が所有する唯一のマルチコートレンズです。他のレンズと比べると明らかに
ガラスの色目が違います。(少し緑色っぽいです)
あまりゴミも入っていなかったので問題なしと思っていましたが、修理屋さんは
メンテナンス必要との判断だったので、現在はOM-2Nと一緒にメンテナンス中
です。そろそろ返ってくるかな。
≪ZUIKO AUTO-ZOOM 75-150mm F4 S/N:418***≫
ケースに長いこと入れておいたので、少しカビが発生してしまいました。
実用上は問題なさそうですが、いずれメンテナンスをしたいと思っています。
ただ、ズームレンズなので費用がかさみそうです。中古でよく見かけるレンズ
なので、思い切って程度の良さそうなものに切り替えるのも手かなと思って
います。

2010年9月16日木曜日

OM-1(ジャンク品)

今日はOM-1(ジャンク品)の紹介を…。
OMについての情報をネットで検索すると、分解、修理に
関する情報を載せているサイトがたくさんあります。
そんなところを見ているうちに、自分でも分解してみたくなり、
ジャンク品の入手を思いつきました。
まともに動く機体を分解する勇気はないので、お手ごろ価格の
商品をさがしていたところ、OM-1のジャンク品を1,300円で
入手することが出来ました。
落札した商品は前期型で(S/N:536***)シャッター切れず、
軍艦部、裏蓋に凹みあり、巻き上げレバー破損、ASA感度
ダイヤル外れ、露出計不動といったものです。
(電池室の接点板を固定する樹脂ネジが折れていましたので、
きちんと通電できるようにすれば、露出計は動きそうです)
この凹み具合からは落下・破損でジャンク品になってしまった
ように見受けられましたが、裏蓋やミラーボックスのモルトは
交換されており、壊れるまではしっかり使われていたもののようです。
早速分解してみました。まずは簡単な底板から。
4本のネジを外すだけで簡単に外れます。
グラグラしているアームがありましたので、これがシャッター故障の
原因かもしれません。でも素人(私)が修理するのは限りなく不可能に
思えます。一見してギブアップです。こんな複雑な機構をどうすれば
直せるのか見当も付きません。
次に軍艦部を外します。既に巻き上げレバーのカニ目蓋は緩んで
いましたので、巻戻し軸とアクセサリーシューのネジを外すだけで
簡単に分解できました。
この機体は過去の修理の際にプリズムを交換したようです。
OM-1の持病であるプリズム腐食は見られず、プリズム周囲のモルトも
除去されていました。先ほど外した底板の裏側には修理記録のような
日付の記載がありましたので、やはり壊れるまではきちんと手入れがされて
いたようです。
きれいなプリズムが付いていることが分かりましたので、今後、
プリズム腐食のOMを入手した時は、このプリズムをつかって、自分で
交換してみようと思います。(ハードル高そう)

2010年9月15日水曜日

OM-1(ブラック)

今日はOM-1(ブラック)の紹介を…。
シルバーボディを入手した後は、やはりブラックが欲しくなって
しまいました。
バリエーションを揃えるため、今度は前期型を入手しようと考えて
いましたので、「前期型でブラック」を探していたところ、
モルト交換済み、ファインダー綺麗、外観美品のOM-1前期型
ブラック(S/N:773***)が見つかり、懲りずに入札してしまいました。
出品者の方は、最初のやり取りのみで取り引きを進めるので、
その後は何の連絡もしないとのことでした。
(商品ページにも記載があったのですが見落としていました)
入金確認や発送済の連絡が一切ないので、一抹の不安が
あったのですが、数日後に無事到着しました。
外皮の縁が少し剥がれかけていましたが、それ以外は何ら
問題なく、商品説明通りの美品でした。
今回ブラックを手に入れたのは、バリエーションを揃える以外に
もう一つ理由がありまして、実は、私が所有しているOM-2Nも
ブラックなのですが、前面の「OLYMPUS」「OM-2N」のロゴの
輪郭がぼやけており、どうも見た目がいまいちなのです。
そこで、他のブラックはどうなのか確認してみたいという意味も
あって、今回の入札に至った訳です。
で、現品を手にした結果、ロゴの輪郭クッキリで(カッコイイ)、
私のOM-2Nの出来が悪かったということがはっきりしてしまいました。
(今頃気付いても…。)
何で購入した時に気付かなかったかなぁ。

2010年9月14日火曜日

エレクトロニックフラッシュ T20

今日はエレクトロニックフラッシュT20です。
T20は父から借りっぱなしのものがあります。
が、OM-2Nに付けてみるとAUTOで発光しない、MANUALは時々発光する、
ファインダー内のLEDが点灯しない等々の不具合がありました。
最初はカメラ側の不調を疑ったのですが、いろいろやっているうちに、
ストロボ側の不具合であることが分かり、ヤフオクで新たに入手しました。
外箱付き、ソフトケースは未使用、本体外観もきれいで程度のよいものが
みつかり、即ゲットしました。送料込みで2,600円でしたので大満足です。
OM-2Nを使って動作がOKであれば、OM-2Nは問題なしであることが
はっきりしますので、本当はOM-2Nで動作確認をしたかったのですが、
まだメンテナンスから戻ってきていませんので、OM-1N(いわく付きの)に
取り付けてみました。
OM-1NはOM-2同様に「SHOE4」というアクセサリーシューを使い、
ファインダー内に発光準備OKを意味する赤色のLEDが点灯します。
また、適切な発光だったときはLEDが点滅しますので、OM-2Nの
代わりに動作確認をすることができます。
で、一通りの動作を確認したところ、発光OK、ファインダー内のLED点灯も
OKで問題ありませんでした。
ただ、ストロボを付けるとシューの華奢なところが気になります。
すこし雑な扱いをすると壊れそうです。シューにクラックが入っているせいも
あるのでしょうが、根本的に強度不足の感は否めないですね。
ペンタプリズム部のとんがりデザインを際立たせるための着脱式シュー
なのですが、強度不足と付けっぱなしにしたときの取り付け痕が残る
ことは、設計的にはもう少し配慮されるべきだったと思います。
ひび割れしていないシューが欲しいなあ。

2010年9月13日月曜日

OM-1N入手

今日はOM-1N(シルバー)を紹介します。


前に紹介したOM-1を入手したときに、メンテナンスをしていないものは

結局高く付くことが分かりましたので、整備済み品をヤフオクで落札

したものです。

OM-1NはOM-1に対して改良が加えられたモデルなので、故障等の

リスクは若干低めと思われます。あと巻き上げレバーの樹脂部品(親指を

当てるところ)の形状が丸みを帯びており、指を当てたときの感触が

ソフトです。(OM-1は角ばっているので少し痛い)

実用機として扱うのであればこちらの方がお勧めです。(それでも30年も

前の代物なので、何が起きても不思議はありませんが…。)



で、肝心の商品ですが、整備済み(保障付き)、外観は「しいて言えば

底に少しの擦れ跡があるのみ」とのことでしたので、勇んで入札し

ゲットしました。

ところが、底板には明らかに凹みを叩き出した跡があり(しかもオリジナルの

底板は傷が酷かったため既に交換済みとのこと、情報開示してよー)、

ASA感度ダイヤルは取り付けが不完全でグラグラしているという有り様。



早速クレームのメールを入れ、その後何度かのメールのやり取りの結果、

再修理扱いとなり手元に帰ってきました。

底板は再度交換され、シリアルNo.は1716***になりました。

(本当のシリアルNo.は1906***なんですけどね)



出品者の方も悪意があった訳ではなく、その後もきちんと対応して

頂きましたのでとりあえずは納得したのですが、最初から分かって

いれば入札しなかったと思いますので、少し不満が残る結果になって

しまいました。

こういう経緯があると、欲しくて入手したのに愛着が沸きませんね。

商品の程度を写真のみで判断し購入するリスクを痛感したのでした。

2010年9月12日日曜日

手持ち機材の紹介(その1)

今日からは私の手元にある機材の紹介などを少々。


先日の唐突な覚醒から、OM-1のバリエーションを揃えたくなってしまい、

ヤフオクに手を出すようになってしまいました。



まずはOM-1(シルバー)。

ヤフオクでレンズ3本、セミハードケース、取説、交換レンズ読本などと

セットで出品されていたものです。

後期型でシリアルNo.が1263***、一緒に付いてきたレンズ価格表には

「昭和52年5月」と記載されていましたので、その頃の製造、購入品と

思います。

出品者さんのコメントは「細かいことは良くわかりませんので…」

だったので、若干の不安はあったのですが、致命的な不具合はなく、

まずまずの程度でした。

・露出計動作OK

 (なぜか全然形の合わない電池が入っていました。)

・プリズム腐食なし

 (一番気にしていたところです。ラッキー。)

・巻き上げ、シャッター動作OK

 (目測で速度変化確認)

・フィルム室、ミラーボックスのモルト劣化

・ファインダー曇り

 (ちょっと許容できないレベルです。)

・巻き戻しクラッチが手を離すと戻ってしまう

・セルフタイマー起動レバーのツマミ欠品、部品割れ

 (よくある不具合のようです。出品写真では見えませんでした。)

・ペンタ部のシュー取り付け痕

 (シューを両面テープで固定していたため、表面に錆が生じていました。

 シューを付ければ隠れるのですが、デザイン的にはシューを外したいので、

 きれいにしたいなあ。)

・外皮の剥がれ



といった感じでしたので、セットで入手した標準レンズ(カビ、ごみあり)と

一緒にメンテナンスに出しました。

(キャンペーン期間中とのことでしたが、2.5諭吉さんが飛んでいきました。)



で、結果は、さすがプロの仕上げといったところです。十分使える機体となって

戻ってきました。

ファインダー、レンズといった光学系がクリアになるととても気持ちがいいですね。

ただ、シューの取り付け痕だけはどうしようもなかったようで、シルバーの

塗装(タッチアップ)で隠したような状態でした。(見方によっては余計目立つかも)



トップカバーの交換は素人でもできるので、ジャンク品を入手して自分で

交換しようと思っています。

2010年9月11日土曜日

OM-2N入手(その2)

昨日の続きです。


父のOM-1Nに憧れ、欲しいと思いつつも、貧乏学生に一眼レフを購入

できるはずがなく、「貸して貰えているから、まいっか」と納得の

日々を過ごしていました。



そのころ私の母は、市内では有名なカメラ店に事務職員としてパート

勤めをしていました。

このカメラ店は年に1~2回ほど、「カメラショー」と呼ぶ展示即売会を

開催し、かなりの台数を売り上げていたそうです。

(私は何回も行った記憶があります。当然冷やかしで…。)

で、そのカメラ店にとっては毎年の恒例行事となっていたのですが、

ある年、ちょっとしたことが起こりました。

母にカメラショーでの販売ノルマが課せられたのです。(たった1台ですけど)

カメラや写真の知識がない母は、どうしたものかとしばらく悩んで

いました。そんなある日「あなたに買ってあげる」と突然言い出したのです。

最初は何のことか良く分からなかったのですが、つまり、ノルマ分を

自分で買い取り、私にプレゼントしてくれるとのことでした。

しかも「少し高くてもいいわよ」とのありがたいお言葉。

そんな訳で私が選んだのがOM-2N(ブラック)だったのです。

OM-1Nのかっこ良さをそのままに、ダイレクト測光という先進の測光方式を

搭載、更に父が所有している交換レンズ等のアクセサリがそのまま使える

というありがたい環境等々。選んだ理由はこんな感じでしょうか。



そして今、私の手元にはOM-2Nと借りっ放しだった50mm F1.4、75~150mm F4、

フラッシュT20があります。

ただ、前述のようにいい加減な保管状態だったため、モルトの劣化、

ファインダーの曇り、レンズのゴミ・カビ等、メンテナンスが必要な状態に

なっていました。また、T20も動作が不安定です。

という訳で、ボディーと50mmレンズはメンテナンス依頼中です。

(懐具合と相談しながら少しずつ…。)

基本的な動作がOKだったことと、プリズムが腐食していなかったことは

ラッキーでした。通常のメンテナンスの範囲で修理費は納まりそうです。

(それでも3諭吉程度はかかりそう。ちょっと痛い。)

ピカピカになって返ってくるのを楽しみに待っているのですが、修理業者さんが

体調不良らしく、依頼してから5ヶ月経つのに未だに完成していません。

いつになったら返ってくるのやら。

2010年9月10日金曜日

オリンパスOM-2N入手

今日は私がOM-2Nを入手した経緯について書きたいと思います。




私が子供の頃、実家には母がOL時代にかなり無理して買った(らしい)

オリンパスのPEN-Sがありました。父は独身時代に高価なカメラを

所有していたらしいのですが、どこかで無くしてしまったらしく、

PEN-Sが長らく我が家で唯一のカメラとして、諸々のイベントで

活躍していました。

私自身もこのカメラを借りて使っていましたので、これがオリンパスカメラ

との出会いです。

距離、絞り、シャッタースピードを全て自分で決めるこのカメラは

いろいろと勉強になりました。

(先日帰省したところ、まだ実家にあることが分かりましたので、

メンテをして使えるようにしたいと思っています。)



そんなある日、父が何の前触れもなく、OM-1N(50mm F1.4付き)を

買ってきました。

(高価なものを突然買ってくる父でした。たしか自家用車購入が事後

報告のときもあったような…。)

当時中学生の私は、我が家にやってきた一眼レフカメラにとても興味を

持ち、意味も無くファインダーをのぞき空シャッターを切っていた記憶が

あります。

それまで使っていたPEN-Sを全ての面で超えるOM-1Nのシルバーに光る

ボディとペンタプリズム部のとんがり具合のかっこ良さにひかれた私は、

いつか自分のOMが欲しいと思い始め、それが実現することを夢見ながら、

カタログ集めに精を出していたのでした。

(あのときのカタログ、どこにいっちゃったのかなぁ。)

今日はここまで。また明日。

ブログ始めました

初めまして。今日から「ブログ」なるものを始めることになりました。


その日の出来事、好きなこと、気になること、飼っている犬のこと、

泊まって良かった温泉宿のこと等々…、あまり気張らずに書いて

いきたいと思います。



まずは、最近のマイブームから書き始めたいと思います。

去年の夏頃からクラシックカメラが気になり出しました。

特にオリンパスのOM-1とOM-2です。

もともとOM-2N(ブラック)を所有していたのですが、デジカメを

使うようになってからはケースから出すこともなく、そのまま手入れも

せずに棚の奥に入れたままでした。

直近で使ったのは多分12~3年前…。



そんな状態だったのですが、何故か急にOM-2Nを引っ張り出したい

衝動に駆られ棚から出してみると、モルトが劣化しボロボロになっており、

ファインダーの曇りと合わせてメンテナンスが必要な状態でした。



修理屋さんを捜したりしながら、ネット上のいろいろな情報を見ているうちに

今度は「OM-1、2が欲しい病」にかかってしまい、オークションに手を出し、

中古品を購入するようになってしまいました。

俗に言う「OM沼」に足を踏み入れつつある状態でしょうか。



これから、OMとの関わりや機材の入手状況などを少しずつ書いて

みたいと思います。今日はこの辺で。