2010年10月2日土曜日

OLYMPUS_Canon_Contax

マイクロフォーサーズなカメラ、OLYMPUS PEN Lite E-PL1でオールドレンズ、あいかわらず遊んでます。今回はオールドレンズを語る上で、はずすことはできないであろう、M42マウントのレンズの話です。
M42とは何か?
M42といえば、オールドレンズの代表格です。M42というのはレンズマウントの規格のひとつで、M42のレンズは、カメラとつなぐところが、42mm径、1mmピッチのねじになっています。レンズをくるくるまわしてM42対応のカメラにレンズをつけます。マイクロフォーサーズのカメラだけでなく、PentaxやCanonなどの現在のデジカメでも、M42アダプターを使うことによりM42のレンズを使うことができます。
M42の歴史は古く、戦後1949年に、Zeiss社のContax Sというカメラで初めて登場し、その後はユニバーサルなマウント規格として、非常に多くのカメラに使われきました。Carl Zeiss, Asahi Pentaxを初めとし、数え切れないくらい多くのM42レンズが存在し、中古カメラやさんや、ebayやYahooオークションなどのオンラインオークションサイトなどあちこちで、M42のオールドレンズを手に入れることができます。安いものでも非常に優秀なレンズがそろっているのがこのM42レンズの特徴です。
M42マウントのレンズは、昭和を代表するレンズと言えるでしょう。また、魚釣りで言えば、フナに始まりフナに終わる、ワインで言えば、千円ワインなど、そんな感じがします。(なんだそれ)

一度始めるとと、レンズ沼、レンズ地獄が待っている?
多くの人が、M42レンズを集めています。価格は、安いものだと数千円程度から、プレミアものだと何十万円までといったところでしょうか。ebay.comなどでは、安いものだと数十ドル程度で手に入れることができるので、手軽に収集できます。そんな安さもあって、わかってるんだけど次から次へと買っていってしまう、そんな現象を、「レンズ沼」とか「レンズ地獄」とか言われてます。「レンズ沼」とか「レンズ地獄」をGoogleで調べると、たくさんのページが検索できます。M42というのは、それだけ、人を夢中にさせる魅力があるのでしょう。

なにはともあれアダプターが必要
マイクロフォーサーズのカメラでM42レンズを使うには、M42マウントからマイクロフォーサーズマウントに変換するアダプターが必要です。ebay.comでは"M42 micro 4/3 adapter"で検索するとたくさんのアダプターが売られています。安いものでは十数ドルくらいからあります。私が手に入れたのは、Pixco M42-m4/3(中国製)というアダプターです。アダプターを選ぶ上で重要なのが、ピン押しタイプのものを選ぶということです。( aperture stop down pinとか書いてあります)アダプターが、レンズの下に生えているピンを押すことができないと、レンズの絞りを変えることができなくなってしまいます。このPixcoのアダプターは、EBC Fujinonのレンズについているツメとも干渉しないのがいいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿