2010年10月16日土曜日

Leica_film camera

遂に、Leicaも事実上銀塩カメラから撤退のようです。
2009年から、MP、M7の生産を行っていなかったそうで・・・
一番最後まで銀塩カメラを作り続けるメーカーだと思っていた人も多いと思いますが仕方がな
いですね。
film cameraにしても、デジタルカメラにしても、レンジファインダーカメラ、細かいことは
ともかくとして、そのカメラを選ばなければならない決定的な理由がないような気がします。
そこで、Leica最後のfilm cameraとしてMPやM7を購入しましょうなどという言葉も聞こえてき
ますが、機械式のMPはともかくM7については・・・疑問を感じます。
さて、Leicaもデジカメに活路を見出していくのかもしれませんが、ライカを持つ趣味の方の
ためのカメラと言う意味合いがよりいっそう強くなっていくのではないでしょうか。
個人的な意見ですが、デジタルのM型ライカを一台買うぐらいなら、最新のデジカメを買い替
えていった方が、現場でもかなり優位に立てることと思います。
なにか、特別な理由があれば、また変わってくると思いますが・・・すくなくとも、今のとこ
ろ私はデジタルのM型ライカを購入予定はありません。


ここで、もう一度、フイルム利点について考えてみたいと思います。
唯一これだけは勝っているだろうと思うのは、記録性=保存(再生)ということではないでし
ょうか?
デジタルのようなハイテクのものは、将来、現在のフォーマットで再生不可能になっているか
もしれません。
現在使用しているメディアや、HDが、将来のパソコンに接続できなければ、その記録はこの世
界には再現できません。
映画界で、未だにフイルムが主流なのは、そういったことも考えてのことらしいです。
写真は、何十年先の未来に残していく"記録"ですから、その点で唯一フイルムに利点があると
思います。
芸術的な写真を撮っているから記録という意味合いは必要ないという方もいらっしゃるかもし
れません。
film cameraを使用する方は、もういちど原点でもある"記録"ということを少し考えてみる
といいのでは?と思いました。

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