2010年10月20日水曜日

Nikon_F2_Photomic

写真工業1975年6月号の連載記事『「システムカメラ思考」16回データ・システム』にNikon  F2
用データ装置として下の250枚撮りフィルムバックが載っていました。
Nikon F2データの発売は1976年11月で、この記事にあるカメラは特注品もしくは試作品ではな
いかと思われます。
あまりハッキリとした画像ではありませんが、データバックのデザインや、マスクされ、デー
タの写る範囲の違いが分かると思います。

記事によると、250枚撮りフィルムバック・モータードライブ用で、画面左側に幅3.5ミリ×
12mmの大きさで3針式の時計と年月日、メモ板に記入した文字が写し込め、AC電源利用時には
秒あたり3コマまでの写し込みが可能とあります。データ写し込み範囲が大きく時計ユニット
もしくはデートユニットとメモ書きの両方写せるようですが、画面左3.5ミリ分がそっくりマ
スクされてしまい、製品では改良の後が伺われます。
久しぶりのNikon F2です。
現在のデジタル一眼レフとは全く違う存在感。
かっちょいいです!!
金属の塊感といい、重さといい 何ともいえませんね。
このF2は最初期モデルで貼ってある革がその後のモデルと違い
細かいシボになっています。
また、マウント周りのネジもマイナスネジが使われています。
その後のモデルはプラスネジとなっており、ちょっと違うF2になります。
Photomicファインダー部分もボディ同様のシボ革になっていまして
なかなか素敵なんですよ。
巻き上げる感触も良いですし
シャッター音も大好きです。
機械が動いているぞ~という感じです。
高校生の時分から憧れだったNikonの高級一眼レフ「F2」...。とうとう手に入れました。
それも「Photomic AS」です。キタムラのネット中古で見つけたのですが、何と言っても「ガ
ンカプラーAS-1」が付いていたということがポイント高かったですね。

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