2010年9月28日火曜日

A vintage camera_Nikon_Canon

本日は午後から何とか時間を作り、名古屋丸栄スカイルで行われている中古カメラバーゲンに
行ってきた。
ライカ、ハッセル、コンタックス、ローライ・・・など主にフィルムのA vintage cameraの販
売がメイン
だったが、NikonCanonのデジタルカメラも片隅に陳列されていた。
出店数は7店ほどだったと思うが、品数は多く、2時間ほどあちこち見て廻った。写真を撮る
のも
いいが、のんびりカメラを見るのも楽しいもんだな。 ^^
デジタルは一生やめることはないと思いますが、いつも思っていたのはいつかフィルムをしな
いといけないなということでした。今でこそ贅沢な趣味になったフィルム写真、現像その他お
金がかかるし、撮るたびに写真をチェックできないし、無駄も多いのです‥。が、そこがポイ
ントで、光をコントロールするのにはレンズの絞りとシャッタースピードがすべてで、お金を
かけて一枚一枚実験的に学ぶのはデジタルにも当然反映されるのです。ただフィルムにはフィ
ルムにしか出せない良さがあるのは確かです。

叔父さんが、昔写真にハマっていたのは知っていて、私の(良い)赤ちゃん写真はほとんど彼
によるものです。なので、もう使っていないだろうと思われるそのカメラ、もしかしたら譲っ
てくれるかも(!)と期待しつつ、母に聞いてみました。母は、なぜか代わりにじいちゃんに
聞いたらしく、すると、なんとじいちゃんがいいカメラを持っているというので、、、(ふた
りともじいちゃんがカメラ???な反応でした。彼の唯一の趣味は釣りなので。)ありがたく
もじいちゃんのカメラが送られてきました。

母いわく、それは40年前のカメラで珍しいものだというので、(母がカメラに詳しくないの
を知っていたので)いろいろ聞かずに待っていました。開けてみるとそれはCanonflex R2000
というものでした。調べてみると、それは1960年に8800機だけ作られたカメラで、(
先立ってNikonが大人気のFシリーズを出した後だったので人気がなかったのかもしれません)
間違いなくコレクターアイテムです。

もちろん売ることは考えませんでしたが、とにかくこれは美しいカメラなのです。じいちゃん
のカメラ。
フロントのCanonのレトロな印字とか、けっこうなどっしり感、シンプルな外観がデザイン性
にも優れています。一緒についてきたアナログの露出計がこれまたレトロで、別のレザーケー
スに入っていました。カメラケースもヴェルベットのライニングがついていて、ビンテージの
匂いが漂いまくりです。

まだ実際にフィルムを入れて写真を撮っていませんが、それはもう贅沢な瞬間になることは間
違いなしで‥。シャッターの下りる音やファインダーから見える景色、加えて私の生まれる前
からの歴史が刻まれた重みが‥ 重みがっ。

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