2010年9月11日土曜日

OM-2N入手(その2)

昨日の続きです。


父のOM-1Nに憧れ、欲しいと思いつつも、貧乏学生に一眼レフを購入

できるはずがなく、「貸して貰えているから、まいっか」と納得の

日々を過ごしていました。



そのころ私の母は、市内では有名なカメラ店に事務職員としてパート

勤めをしていました。

このカメラ店は年に1~2回ほど、「カメラショー」と呼ぶ展示即売会を

開催し、かなりの台数を売り上げていたそうです。

(私は何回も行った記憶があります。当然冷やかしで…。)

で、そのカメラ店にとっては毎年の恒例行事となっていたのですが、

ある年、ちょっとしたことが起こりました。

母にカメラショーでの販売ノルマが課せられたのです。(たった1台ですけど)

カメラや写真の知識がない母は、どうしたものかとしばらく悩んで

いました。そんなある日「あなたに買ってあげる」と突然言い出したのです。

最初は何のことか良く分からなかったのですが、つまり、ノルマ分を

自分で買い取り、私にプレゼントしてくれるとのことでした。

しかも「少し高くてもいいわよ」とのありがたいお言葉。

そんな訳で私が選んだのがOM-2N(ブラック)だったのです。

OM-1Nのかっこ良さをそのままに、ダイレクト測光という先進の測光方式を

搭載、更に父が所有している交換レンズ等のアクセサリがそのまま使える

というありがたい環境等々。選んだ理由はこんな感じでしょうか。



そして今、私の手元にはOM-2Nと借りっ放しだった50mm F1.4、75~150mm F4、

フラッシュT20があります。

ただ、前述のようにいい加減な保管状態だったため、モルトの劣化、

ファインダーの曇り、レンズのゴミ・カビ等、メンテナンスが必要な状態に

なっていました。また、T20も動作が不安定です。

という訳で、ボディーと50mmレンズはメンテナンス依頼中です。

(懐具合と相談しながら少しずつ…。)

基本的な動作がOKだったことと、プリズムが腐食していなかったことは

ラッキーでした。通常のメンテナンスの範囲で修理費は納まりそうです。

(それでも3諭吉程度はかかりそう。ちょっと痛い。)

ピカピカになって返ってくるのを楽しみに待っているのですが、修理業者さんが

体調不良らしく、依頼してから5ヶ月経つのに未だに完成していません。

いつになったら返ってくるのやら。

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